クンダリーニ覚醒ワークのリスク

谷山です。

皆さん「クンダリーニ覚醒ワーク」って聞いた事がありますか?

内容として

「あなたのクンダリーニを覚醒させます」

みたいなワークです(そのまんまですが)

クンダリーニ覚醒に興味をお持ちの方は多くいらっしゃいますのでその手のワークを受けられる方も多くいるようです。

ただ、クンダリーニ覚醒ワークを受けられた方で

「覚醒ワークを受けたけど全然分からない」

という人が僕のところにいらっしゃいます。

そういった人は以前からちょいちょいといらっしゃったのですが、ここんとこ急激に増えています。

「クンダリーニ覚醒ワークを受けたけどよく分からない」

という人に共通する事があるので今日はそこら辺について書いてみたいと思います。

では行ってみよう!

クンダリーニ覚醒ワークの特徴

そもそも「クンダリーニ覚醒」とは何なんでしょうか?

以前に僕がクンダリーニが上昇した時の話を貼っておきます。

谷山のクンダリーニ覚醒体験談
谷山です。 今日は僕が経験した 「クンダリーニ覚醒」 の体験談を書きたいと思います。 クンダリーニとは? そもそも「クンダリーニ」とは何なのでしょうか? 「クンダリーニ」とは人間の尾骨に眠るとされている強烈な「エネルギー」の事を指します。 ...

興味がある方はこちらをご覧下さい^^

「クンダリーニ覚醒」はこの手の業界にいる人の多くが憧れる体験です。

元もとは長い修行の末に覚醒するものであり、↑の記事にも書いてますがとてもリスクが伴うトレーニングでもあります。

僕自身も一瞬ですが「クンダリーニ症候群」に陥った事があり、パニックになりかけました。

本来は日々の修行で少しづつ起こしていくやり方であったのですが、ここ数年、ネットの発達などにより情報が拡散されて色々な所で「クンダリーニ覚醒」を謳うようになったみたいです。

そういう所の特徴として長年の修行を省くために情報空間を操作して「クンダリーニ」を起こし、強引にクンダリーニ覚醒をさせる事を目的としたワークが主流らしいですね。

本来は

クンダリーニの活性化を目指す→活性化したら更に更に強める→活性化した氣を全身に巡らせクンダリーニの通り道を作る→クンダリーニ覚醒

という流れが一般的ですがこれらのワークは仙道やクンダリーニヨーガで行われる修行をすっ飛ばして覚醒を狙います。

お手軽ではあるのですが、最近多く来られる「クンダリーニ覚醒ワーク」を受けられた生徒さんの氣質を見ると少し思うところがあったりするのです。

クンダリーニ覚醒ワークを受けられた人の特徴

冒頭でも書いた通り、最近は僕の所に来られる方で他所さんでクンダリーニ覚醒ワークを受けられた方が多いです。

そういう人の特徴として

「本来はぐっすり眠ってるクンダリーニがちょっとした刺激ですぐに起きる(熱感が生じる)」

という事が挙げられます。

要はクンダリーニが活性化やすくなってる、という事です。

その旨を伝えると

「え?そうなんですか?」

と、皆さんほぼ100%自覚がありません。

氣感が発達していないので熱感を発してる事自体分からないんですね。

「クンダリーニが活性化してるけど自覚がない」

こういう現状なんです。

そういう人は陽氣を練って少しだけ尾てい骨に触るとすぐに氣が起きて強烈な熱感を発し始めます。

多くの人はそこで初めて熱感を自覚します。

クンダリーニ覚醒ワークを受けた時は熱感などは特に感じなかったとしてもです。

「クンダリーニ覚醒」だけを目的とした場合、その人らが受けたワークは間違いではないでしょう。

ちょっとした刺激で活性化する段階まで行ってるんですから術者らもそれなりの実力者である事も間違いないと思います。

でも、そういった単発ワークで「クンダリーニの素」みたいのを打ち込んで後は知らない、という事に対しては「う~ん」となってしまう訳です。

クンダリーニ覚醒ワークまとめ

まぁ、そんな事を書いておいてウチも良いやり方が見つかったら

「ワークを受けるだけでクンダリーニが覚醒するよ!」

みたいな事をやるかもしれません(笑)

恐らくはやらないだろうけど・・・・・・

巷では

「修行なんかもうしなくて良いよね~ 今は伝授の時代っしょ」

みたいな風潮になってると聞いた事があります。

絶対的に間違ってる、とは思わないし伝授系のワークを否定するつもりもありません(ウチも伝授は全然しますしね)

でも、あれだけ熱感が強い氣をコントロールが未熟な初心者に打ち込む事自体は本当にどうかとは思います。

多分、ワークをした術者自身も熱感を感じられない可能性があるので自分がそういう事をしている自覚は無いかもしれません。

あの「氣」が事故などの何かの拍子で火がついてしまったら勝手に上昇して「クンダリーニ症候群」になってしまう可能性もそこそこあるかと思います(別の話ですがくしゃみの刺激で覚醒した話もあるみたいです)

別に修行しないとダメとかそういう事を言うつもりもないですがそういった簡易的なワークは「偏差」になってしまう可能性もあるんじゃないかな~、と思います。

クンダリーニ症候群は偏差の中でもけっこう強烈な部類に入ります。

死にかけた話なんかもよく聞きますしね。

そういった事を踏まえたうえで「クンダリーニ覚醒ワーク」を受けるならその手のリスクもあるという事は覚えておいた方がいいかもしれませんね~

 

・・・・・・・・・・っていうか術者はキチンと説明してアフターフォローもちゃんとしろよな、ってハナシ

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