個性を伸ばす為に必要な事

谷山です。

日々、色々な方とレッスンをしてると人によって個性というのは本当に様々だな、と思い知らされます。

「個性」ってのは言い換えると「得意」とも言える訳で、人間は得意な事をやってる時は楽しい氣持ちになりがちです。

それはそれで良いのですが楽しい氣持ちが強くなりすぎると本来の目的から逸脱してまでそちらに没頭してしまう事もあります。

ほんとは勉強しなきゃいけないのにゲームに没頭しすぎてしまった・・・・

こういう経験って多くの人がした事あるんじゃないでしょうか?

でも、そういう時ってキチンと勉強し終わって、開放感を感じながらゲームをやった方が楽しかったりするんですよね。

今日はそういった「得意な事に突っ走ってしまう人」があえて自分を抑える事で個性が伸びていった話を書いてみたいと思います。

では行ってみよう!

サードアイが発達している生徒さん

サードアイが発達していてエネルギーを視覚で捉える事が多い生徒さんがいます。

こういうタイプの生徒さんはけっこういたりするんですが、その手の人ってパッと視えるモノに過敏に反応を示す事が多いです。

視覚情報って強烈ですから「それ」に意識が持ってかれちゃうんですよね。

とある生徒さんもその手のタイプの人で、レッスン中にも

「こういうのが視えた」

「ああいうのが視えた」

という風に視覚で色々なモノを捉えます。

これはこれで「個性」なので良い事ではあるのですが

「ちがう、今はそうじゃない」

という時も結構あったりします。

施術中も

「今、2番チャクラ辺りに氣が集中してるの分かりますか?」

と聞いたりしても

「黄色い光が目の前に広がってます」

といった返事が返ってきたりする訳です。

そういう人ってのは

「氣がどこに集まってるか?」

という「体感覚」よりも

「視覚情報」が優位になってるんですよね。

「得意な事」が優先的になってるとも言えます。

それが悪い訳ではないのですが、もしその人が誰かをヒーリングしたり氣を通したりしようとした時に自分の得意な事ばかりやってしまう恐れがあり、それでは根本的な解決につながる「良い施術」とは言い難いのかな~と思う訳です。

個性を伸ばす為に個性を殺す

普段、僕は生徒さんのやり方にダメ出しをするような事はしませんが、「得意な事ばかりに意識がいく」ケースではあえて個性を抑えるような指導をする事もあります。

「今、会陰部に陽氣が集中してるの分かりますか?」

「綺麗な自然の景色が視えます」

「とりあえず視える景色は無視して自分の身体の感覚に意識を合わせてみましょうね」

「会陰に意識を合わせると今度は熱いマグマが視えました!」

「だから視えるものはとりあえず置いておいて身体の感覚を感じてみましょうね」

「あ!マグマがどんどん熱くなって噴き出してきました!!」

「だから視えるものは置いとけって言ってるじゃねぇか!身体を感じんだよ!」

みたいな感じです(会話は誇張してます。こんな言葉使いはしません・・・・念のため)

そんな感じで「視覚情報優位」な人は視える映像に意識をもってかれやすかったりするので一旦はそれを封印する訳です。

本人からしたら面白くないように感じられる事も多いので、僕としても心苦しい部分もあるのですがこういった事を続けてると変化が起きてくる事が多いのです。

個性を殺した結果、個性が伸びる

「視覚情報優位」の人の個性を抑えて「身体情報」を高める事で感覚の全体的な底上げが出来るようになります。

もちろんこれは人それぞれなので、それこそその人の個性を見ながら指導しますが、けっこうこのパターンは多くあります。

そんでこういった事を続けているともともと得意だった「視覚情報」に変化が出てきます。

「光が視えたけどその光にはこういった意味を感じる」

「いま目の前に広がる映像から全体的にこういった波動が出てる」

といったように視えたモノに対して一段深い読み取りができるようになっていく事が多いです。

更に深めていくと

「小さい子が怯えてる姿が視える。これはこの人が5歳ぐらいの時に親から受けた暴力が原因ですね」

みたいな感じでより深く思い込みレベルではない「リーディング」(同調)が出来るようになってたりする訳です。

こういった変化は人それぞれではありますが

「個性(得意な事、楽しい事)を敢えて抑える事で個性が伸びていく」

という風に言えるんじゃないかな~、と思います。

もちろんある一定のレベルまで到達できれば得意で楽しい事だけやれるようになりますが、最初から得意な事だけやるのでは能力の伸び幅がぜんぜん違ってくると感じます。

もし、エネルギーワークに限らず

「自分の個性をもっと活かしたい」

と伸び悩んでいる人がいたら

「自分の得意な事 不得意な事」

を識別して得意な事だけでなく満遍なく能力を磨いてみる事をお勧めします(でも我慢しながらやらないでね♡)

そこから今まで見えてこなかった景色が視えてくるかもしれませんよ~

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