邪氣の影響を受けやすい状態と受けにくい状態

谷山です。

最近はご新規の生徒さん方と話す機会が多いのですが、皆さん基礎的な部分を知らない人も多くいます。

「人混みに行くと頭がフラフラして・・・・」

「苦手な人が近くにいると胸が苦しくなって頭痛がするんです」

そんな話をよく聞きますが、大切なのは

「自分がどんな状態だから人から影響を受けてしまうのか?」

という事を知っておく事です。

病氣でも何でもそうですが、知っていれば対処が出来ます。

原因を把握していないとただただ人から影響を受け続けるだけで

「私は何でこんなに人から影響を受けるんだろう・・・」

と頭を悩ますだけなですよね。

以前にも書いた事ではありますが、今日はそういった人達にも改めて知っておいて貰いたい事を書いてみたいと思います。

では行ってみよう!

人から影響を受けやすい状態と受けにくい状態

人間にはエネルギーのバランスがあります。

よく頭を使う人は頭部に氣が集中しやすいですし、心配事が多い人や感傷的になりやすい人は胸に集まりやすいです。

こういったバランスはその時々で変化しますが、基本的に頭部や胸部に氣が集中してると人から影響をモロに受けてしまいます。

逆に下腹部や脚部に氣が集中しやすい人のエネルギーは安定しやすく人から影響を受けづらいです。

以前の記事にも載せたイラストですが

こんな感じで「身体上部」に氣が集まってるとどうしても「身体下部」に行きわたるエネルギーが少なくなり土台が安定しずらい状態にあります。

逆に

こんな感じで下部にエネルギーが集まっている状態では土台がしっかりしていて人から影響を受けづらいし精神的にもゆとりが出やすいです。

というか精神的にゆとりがない時は氣が上部に集まります。

「精神的にゆとりがないし感情も乱れてるけど氣はしっかりと安定してる」

という事は起こりえません。

なので、「氣」の感覚が無い人でも

「今、自分はゆとりがないからきっと氣が上に集まってるんだろうな」

という風に推測も立てられます。

そうやってザっとでも良いので自分の状態を知っておく事はかなり重要なポイントです。

どんな時も氣の土台を作ろう!・・・・と言いたいけど

そんな話を生徒さんにすると

「ずっと氣を丹田に集めつづけるにはどうすればいいですか?」

といった質問を受けます。

そりゃそうですね、いつもどんな時でも氣はしっかりと安定していて精神的にゆとりも欲しいですよね。

でも、その手の質問を貰うと僕は

「常に氣が下部に集まってる状態を作るのは難しいです」

と答えています。

理由として

・人間の感覚器官の多くは頭部に集まってる為、情報を得る為に氣が頭部に集まりやすいから

・頭の中の氣脈が詰まってるのが普通なので頭の中の氣の流れが悪くなり思考優先になりやすいから

・ある程度以上は頭部に氣を集中させていないとテキパキ動けなくて日常的な事をこなすのが困難になるから

というような理由が挙げられます。

なので

「常に氣が三角形の状態を保持するのはかなり難しい」

と言えるんです。

僕と会った事のある人は分かると思うんですが、僕はまぁよく喋ります。

人と話す時はもちろん頭も使うし発する言葉や口に意識が集まります。

そうすると「逆三角形」とまではいかなくてもどうしても氣は頭部に集まります。

これは人から影響を受けやすい状態と言えます。

でも、僕自身そうやって生きてきた訳ですから今からガラッと性格も変わりません。

なので、人と話す時や素早い行動が必要な時は「上部」へ、瞑想する時や人から影響を受けたくない時は「下部」へ氣を集中させるようにしています(ちなみに下部に氣が集まっていても自分より強い邪氣を受けると強制的に氣は上がってしまいます)

「常に」氣を下部に集中させていなくても自分の状態を把握しつつ、そういった「使い分け」が出来ていれば問題ないんですよね。

たぶん皆も氣を降ろしまくった状態じゃ「超」落ち着いてしまって日常生活を送るのに支障をきたしちゃいますからね。

それでも氣を降ろして安定させたい人へ

とまぁ、そんな感じで今日は基礎的な「氣の状態」について書いてみました。

「人間社会で生きていく上で常に氣を降ろし続けるのは難しい」

と書きましたが

「それでも自分の氣の状態を安定させたい」

と思う人もいると思います。

そういう人は日常の中で自分が大きな三角形の中に入っているイメージを持ち続けてみて下さい。

こんなイメージ

一人でいる時や歩いてる時、仕事をしてる時、人と話してる時なども出来るだけ「自分が三角形に囲まれてるイメージ」を持っていればあなたのエネルギーはその様な形を作っていきます。

もし出来るなら三角形を立体化したイメージに変えてピラミッドみたいな角柱の中に自分が入ってるイメージに出来ると尚良いです。

このイメージをしている時に精神状態をチェックしてみて落ち着いた精神状態になれていればキチンと出来ている証になります。

ただイメージをしても精神状態が落ち着いてなかったりネガティブな思考が湧いてくるようなら深呼吸をして体の力を抜きながら精神が落ち着くまでイメージを続けます。

あんまり頑張らなくても良いので氣がついた時にやれる範囲でこのイメージをし続けると効果が出てくるので慣れれば慣れるほど短時間でも効果を感じれるはずです。

さっきも書いた通り、この人間社会で生きていく上で常に氣を降ろし続けて生活していくのは相当な修練が必要です。

ですが、そこを目指すからこそ「修行」であったりするんですよね。

何にせよ、自分の状態を把握してそれをコントロールできるようになると本当に

「困った事は起こらない」

という状態が作れていくので「人から影響を受けたくない」と思ってる人は試してみて下さいね!

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