谷山です。
以前、僕が身近の人に
「あなたは魂の使命を果たしたいと思いますか?」
というアンケートを取った事があります。
その回答は
魂の使命を果たしたい・・・・・90%
特に果たしたいと思わない・・・・10%
という結果が出ました。
まぁ、こんな事を真剣な顔して聞いてくるおっさんもどうかと思いますが僕の身近の人達の大体9割ぐらいは「魂の使命を果たしたい」と思ってるみたいです。
ちなみに「使命を果たしたい」と答えた人の多くは
「自分の使命はこれだ!」
みたいに明確になっていない人がほとんどです。
明確に分かってなかったとしても、多くの人は無意識の部分で魂の使命を果たしたいと思ってるんだな~、と面白く思った記憶があります。
今のままでは魂の使命を果たす事が出来ない
「魂の使命」・・・・・なんか響きがかっちょいいですよね。
そんな「魂の使命」ですが、これをコーチングの言葉で言うと「ゴール」と言います。
もしあなたが、今現在、「これを成し遂げたい!」というモノがあったとしてもそれは「途中のゴール」であり、その先にはもっともっと大きく偉大なゴールが存在します。
僕はそのゴールを比喩的に「魂の使命」と呼んでいます。
ですが、あなたが魂の使命を果たしたいと思っていたとしても、今のままではほぼ100%魂の使命を果たす事が出来ません。
それは何故なのかと言うと
「魂の使命を果たしてるあなたは今のあなたとは別人だから」
という理由です。
「え?使命を果たしてようが果たしてなかろうが私は私だよ」
という声も聞こえてきそうですが、そこら辺になるとまた別のお話なのでここではしません。
ここら辺の詳細もいつか記事に書くかもしれませんが、とりあえずは
「今のあなたと使命を果たしてるあなたは別人」
という前提で記事を読んで頂けると嬉しいです。
魂の使命を果たす為に
では魂の使命を果たす為に何が必要なのでしょうか?
答えは簡単です。
「使命を果たしてる自分に生まれ変わる事」
です。
何を言ってんだ?と思うかもしれませんが、ちょっと聞いて欲しいです。
例えば車の運転がしたいけど免許がない、という人は教習所に通って免許を取ります。
免許を持っていない自分が運転(ゴール)をする為に免許を取得する、というのは
免許を持っていない自分→免許を持っている自分
という様に変化する訳です。
この「変化」というのがミソで、多くの場合はこの流れを地続きで捉えます。
だっていきなり免許が手に入った訳ではなく、教習所に通ったり試験を受けたりした時系列があるのでこれを一連の流れとして捉えるのが普通です。
ただ、この流れを他人の目線で視てみると、去年会った時は免許を持っていなかった人が次に会った時は免許を取得してる訳ですから「免許無し」からいきなり「免許持ち」に変化したと言えます。
これが「変化」であり、大げさな表現で言うと「生まれ変わる」と言える訳です。
※ここで言う「生まれ変わり」は一般的な「輪廻転生」とは違った解釈で表現しています
生まれ変わる為に必要な事
あなたが
「魂の使命を果たしたい!」
と強く思った時、それはあなたの中で「ゴール」になります。
このゴールへの思いが強ければ強いほど、あなたの潜在意識はあなたをゴールの方へ引っ張っていきます。
でもさっき言った通り、今のあなたではゴールを達成する事はできません。
そこでゴールを達成する為にあなたの潜在意識はあなたに「ある仕掛け」をかましてきます。
その仕掛けこそが「転機」です。
「今のあんたじゃ(言うても自分だけど)目的達成できまへんで。だから環境変えたりますわ」
みたいな感じであなたがゴールへ向かう為に必要な事を「転機」としてこの世界に表現させます。
この「転機」というのが魂の使命を達成する為に必要なモノの一つなんですよね。
ウチに来られた生徒さんの多くはこの「転機」を経験しています。
多くの場合、この転機を経て次のステップへ進んでいくんです。
転機は怖いものだから自分から転機を作り続ける
「転機はチャンス」みたいな事はよく言われますし、僕的にもそう思います。
でも、人間は環境の変化を恐れます。
だから「転機」が来た時に尻込みをしてしまう氣持ちはよ~く分かります。
かと言って今の環境は今のあなたを創り出しているモノですから、今と同じ環境のままでは使命を果たす事は出来ません。
でも「魂の使命」があるのならばそれを果たしたい・・・・・
でもやっぱり転機はおっくうだし怖い・・・・・
ジレンマですよねぇ(笑)
もし、あなたが
「自分の使命を果たしたい! けどどうやって良いか分からないし転機も怖い・・・・」
とお考えならばぜひ試してみて欲しい事があります。
それは
「自分で転機を作っていく」
という事です。
「自分で転機を作る」というとピンと来ない人も多いかもしれませんが、簡単に言うと
「現状で捨てれるモノや捨てたいモノをどんどん捨てていく」
という感じで考えて貰っても良いかと思います。
「断捨離」なんてのも一時期話題になりましたが、最初はそんな感じで構わないと思います。
でも、断捨離というと一般的には
「もう使わない物などを捨てる」
という感じですよね。
でも「転機を自分で作る」というのは物を捨てるだけに留まりません。
人間関係や仕事、家などはもちろん、過去からの習慣や自分の考え方など「以前の自分」が持っていたモノを捨ててしまう事も含まれます。
そうする事で今のあなたの環境に空きが出来て、新しいモノが入ってくる余裕が生まれます。
新しいモノが入ってくるとあなたの環境は変化していきます。
それらの新しいモノがあなたにとって新しい環境を作りだすきっかけになります。
それが「転機」です。
転機は運命的にやってくると怖くておっくうですが、自分で作った転機は予測が出来ますし、心構えも変わってきます。
それに自分で作った転機は乗り越え方が何となく見える事も多いですしね。
何にせよ、新しい自分になる為に「転機」というモノは必要で、その転機を自分で作ってしまえばけっこう楽に乗り越えられるものだったりするんです。
まとめ
さっきも書きましたが、使命を果たすには自分自身が生まれ変わり、新しい自分になる事が必要です。
今のあなたは今の環境や過去の経験、知識などから出来上がっています。
その状態では新しい自分になるのはとても難しいです。
というか無理に近いです。
新しい自分になるには「転機」を経るのが一番早いです。
そして転機を自分で作るには「現状を捨てる」という事がとても大切です。
なのでまずは自分の現状を見てみて、捨てれるモノや捨てたいモノをエイヤッと捨ててしまいましょう。
捨てるモノが大きければ大きいほどあなたには空きスペースが出来て新しいモノが入ってきます。
そうすれば転機を自分で作る事が出来るのでやってくる転機に対して予測を立てる事が出来ます。
そうやって転機を繰り返していく事であなたはどんどん生まれ変わっていき、「魂の使命」を果たせる人間になっていきます。
葛飾北斎は90年の生涯で93度もの引っ越しをしました。
お釈迦様は王子の座と妻子を捨てて苦行の道へ進みました。
こういった事こそが「現状を捨てて転機を作る」と言える事であり、自分の持っている使命を果たす為の行動であり考え方なんだと思います。
現状を捨てるのはとても怖いです。
でも、もしあなたが本氣で魂の使命を果たしたいと考えているなら、どこかで何かしらあなたの道を示すサインのようなモノが出てきます。
道はもう既に出来ているんです。
現状に執着する事なく、常に新しい自分に生まれ変わっていきたいもんですね。
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
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