親から受けたトラウマを解消した話

谷山です。

あなたは親御さんとの関係は良好でしょうか?

このブログを読んでくれている人達って「大人」と言われる年齢の人達だと思うのですが、実はどれだけ「大人」になったとしても「親」という存在から受けた影響というのは色濃く残るものなんですよね。

そういった部分で少し考えさせられる出来事があったのでちょっと記事にまとめたいと思います。

「お前のせいで私はこうなった」

知人の紹介である人から相談を受けました。

その人は現在73歳で僕(41歳)と同じ年の娘さんがいらっしゃいます。

仮に相談者を「Mさん」と呼びましょう(今回はMさんの了承を得て記事にしています)

Mさんは娘さんとの関係はあまり良好ではないらしく、一緒に生活していてほとんど口も聞かないそうです。

そしてたまに会話をしたと思ったら激しいバトルが始まり、時には互いに殴り合う(!)事もあるそうです。

確かにMさんは年齢からは想像も出来ないぐらい若々しい外見をされてますが、まさかその年齢で殴り合いまで発展するとは・・・・

なかなかに激しい親子関係です。

そして、ちょっと前に娘さんからバトルの最中に

「私が子供の頃にあんたに〇〇された!」

「小さい頃からあんたは私の事なんか見てなかった!」

「今、私がこうなってしまったのも全部お前のせいだ!!」

と言われたと仰っていました。

そう言われてMさんショック受けたのかな~、と思ったら

「あの子30年以上前の事を今さら言い始めるなんて頭おかしいのよ!」

なんてショックを受けるどころか語氣を強めながら怒ってました。

Mさんも氣が強いな~、なんて少しビックリしてしまいました。

一つの出来事に対しての双方の見解

まぁ、そんな感じで相談を受けてた訳ですが実際この話を聞いている時に何とも言えない感覚に陥ったんですよね。

Mさんからしたら

「30年以上前の事なんて忘れてるし、今さら言うなんてどうかしてる」

という風になるだろうけど、娘さんからしたら

「子供の頃こんな風にされたからそれがショックで今も大変な思いをしてる」

という風にそれが「親から受けたトラウマ」となる訳です。

正直言って、これはかなり難しい問題だと僕は思います。

「今さらどうしようもない」と言っているMさんも間違ってはいないと思いますし、それを娘さんが頭で分かってたとしても「心のトラウマ」は消えない訳です。

これはもう

「どっちが正しい」

とかの話ではないので、何とかMさんの氣持ちを晴らす事だけに集中してその場はお開きとなりました。

ただ、実は僕自身もこれに似た体験を持っていて、それをエネルギーワークのトレーニングで解決した経験があります。

ですので、本当にMさんの氣持ちも娘さんの氣持ちも分かりすぎてしまった訳です。

子供を奴隷化する親から受けた「刷り込み」

自分で言うのも少し勇氣がいりますが、僕の親も世間で言われる「毒親」の部類に入ると思います。

タイプ的に言うと

「子供を奴隷化させるタイプ」

みたいな感じでしょうかね。

「親の言う事は絶対」

とか

「親の言う通りに生きなさい」

みたいな感じで育てられました。

僕は大人になって自分が親になっても自分の親が「毒親」だという事にすら氣付かず

「親の言う事は聞くもんだ」

という「刷り込み」がありました。

でも、段々と親に対しての「違和感」みたいなモノを感じるようになっていったんですよね。

「ん?何だ?親父(お袋)の言う事って何か変だぞ」

みたいに思っても「刷り込み」があったのでその違和感に氣付かないようにしてたんです。

そんでそれが解けたのが「チャクラと氣脈の開発」を行う修行に入ってからです。

氣脈に残ったトラウマ

ここでは詳しい事は端折りますが、「チャクラと氣脈の開発」においては「詰まり」を取っていく必要があります。

詳しくは

氣エネルギーとエネルギーのルートについて
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簡単に言うと「詰まり」って

「掘削作業をしている最中に固い岩盤にぶち当たる」

みたいなイメージをして貰えればと思います。

固い岩盤(詰まり)を取るには強烈なエネルギーが必要になってきます。

そしてその岩盤は「身体的要因」「精神的要因」「霊的要因」など様々な理由で固くなっている訳でそれぞれ削除の仕方があったりもしますが、どんな詰まりにせよ共通している作業が

「詰まりに強いエネルギー(陽氣)を当て続ける」

という事です。

氣に火をつけて「陽氣」を作ろう!
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雑に例えると

「この岩盤固ぇから強烈なドリル当て続けて砕くべ!」

みたいな感じです(笑)

そして、「詰まり」自体もエネルギーですからそのエネルギーに触れているとその「詰まり」がどの様にして形成されたのか段々と分かってきます。

僕の場合、喉から腹部にかけての「任脈の詰まり」に陽氣を当ててると何故か

「親から言われた心無い言葉」

「親から受けたがんじがらめの教育や暴力」

「カゴの中に閉じ込められた自分のイメージ」

などがどんどん頭の中に出てくるようになりました。

これはどういう事かと言うと

「(良くも悪くも)親との思い出」

が「詰まり」となって体に残ってた訳ですね。

頭には「親は絶対」という「刷り込み」があった為に今まで氣付けなかったし正当化していた「親から受けた仕打ち」でしたが、体と心は正直でそれが「トラウマ」となって氣脈に「詰まり」として残ってた訳です。

「詰まり」の解消=自分の解放

そんな風に

「親から受けたトラウマ」

に氣付き、その詰まりを解消している時は自分でも氣付かなかった抑えこんでいた記憶や感情が一氣に溢れ出しました。

「何であんな事を強要してきたんだ」

「自分の子供にあんなメチャクチャな事をするか?」

とか記憶に関するモノや

「自由を奪われながら育てられた悔しさ」

「暴力を振るわれる恐怖」

など感情に関するモノなどがどんどん出てきました。

そういう時ってやっぱり「感情」に流される事も多くあまり楽しい日々は過ごせませんでした。

でも、掘削作業を続けているとある日突然「フッ」と固い詰まりにエネルギーが通って急に体と心が軽くなるんです。

まぁ、実際は一度エネルギーが通っても一日も経てばまた固くなっちゃうんですけど、今まで「捕らわれていた思い」が一氣に軽くなる瞬間は本当に爽快です。

そして一度通ってしまった「詰まり」は再度固くなるとはいえ、エネルギーはかなり通しやすくなります。

「エネルギーが通る」→「詰まりがまた固くなる」→「通る」→「固くなる」→「通る」・・・・・・

というのを繰り返していくうちに詰まりはどんどん無くなっていき、「親に対する思い」もどんどん変化していきました。

詰まりが解消された後

まぁ、そんなこんなで「親から受けたトラウマ」(詰まり)を解消していった訳ですが、解消している時ってのは「思い」が溢れ出てきて本当に大変です。

でも、氣脈の詰まり自体が「トラウマ」なので詰まりを取ってしまえばそれも解消される訳です。

いわゆる「デトックス」ってやつですね。

そんで、その部分の「詰まり自体」が取れた時は親に対して良い意味で何の感情も持たなくなりました。

以前と違って

「親の言う事は聞かなきゃいけない」

とか今は全然思ってませんし、受けた仕打ちに関しても

「親は親で当時は必死にやってたんだろうからな~」

と思うようになりました。

「親は親、自分は自分」

みたいに自分の中で完全に分けられたような感覚です。

それに今でも親との関係は良好で、親子とはいえ大人としての「距離感」を保ちつつ仲良くやっています。

ちょっと長くなってしまいましたが、僕はそんな風に「内向体験」をしてきたので冒頭に出てきた「Mさん親子」に関してどちらの言い分もよく分かってしまう訳です。

僕の経験上、「親子関係」というのは理屈では図れないものだな~、と思います。

そういった時などに自分を見直す「エネルギーワーク」はとっても使える技術なんじゃないかな、とも思う訳です。

今回は「エネルギーワーク」を例にして「親子間のトラウマ」と「チャクラと氣脈の詰まり」について書いてみましたが、エネルギーワークでなくても詰まりを取る方法はあったりもします。

何にせよ「自分の中の詰まり(わだかまり)」を取りのぞいて爽やかに過ごしたいもんですね!

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