2021年最後の「氣」の練習会

谷山です。

先日の日曜日は月一で行ってる

「氣の練習会」

を行いました。

早いもので今年最後の練習会となった訳ですが、今回は地方からご参加いただいた方々などいらっしゃり、今年の最後を締めくくる良い練習会となりました。

練習会でやった事など色々とリポートしてみたいと思います~

ではいってみよう!

エネルギーワークを行う目的

いつも練習会は僕が講義をさせて貰ってスタートするんですが、今回の講義のテーマは

「エネルギーワークを行う目的」

についてお話させて貰いました。

ヨーガ、仙道、ヒーリングなどを始めとする「行法」ってのは基本的には「目的」を持って行うモノです。

もちろん、その目的ってのも人それぞれで

元氣になりたい・・・・

自分の能力を開花させたい・・・・

本質的な人生を生きたい・・・・

なんでもいいと思います。

ただ、行法本来が持っている本質的な「目的」というのは「悟りを開く事」なんですよね。

きゃ~、「悟り」ですってよ、悟り、何かの宗教!?怪しいツボでも買わされるんじゃないかしら・・・・・

なんて怪しむ人もいたりするかもしれませんが、実際に大昔の人達は「悟りを開いて解脱する事」を本筋の目的として大真面目に行法を積み重ねてきたんです。

でも、現代で皆さんが想像するような

「悟りを開く」

という事を目指すのは僕はあまり現実的ではないな~、と思います。

僕は以前にいわゆる「悟り体験」というモノを何度か経験した事があります。

完全に「自我」から離れ、「自分はあるけど無い」「一瞬だけど永遠」みたいな言葉にすると矛盾した感覚です。

その中で

「これが悟りか!」

という実感は強く感じる体験でした。

「あの世」ってあると思いますか?ー谷山的あの世の考察ー
谷山です。 皆さん、「あの世」ってあると思いますか? 僕は子供の頃から 「人間って死んだらどうなるんだろう?」 という事をずっと疑問に思っていました。 なので 「お母さん、人は死んだらどうなるの?」 というようなストレートな質問を親にぶつけ...

あれがもし皆が言ってる「悟り」だとしたらあんな状態でこの複雑な世の中を生きていくのは不可能だと思うからです。

なので現代的な行法の活かし方としては「悟りを開く」という事を目指すよりも「自分らしく本質的な生き方」(自己実現)を目指した方が面白いんじゃないかな~

世界中には色々な行法があるけど、その多くは「世の中は苦しい」みたいな厭世的なモノが多いけど、仙道は「世の中サイコー!」的な感じで作られてるから現代でも応用効いて活かせるよ~

という様な事をお話させて貰いました。

実際、仙道のトレーニングを行う上で「強力な氣力」というのは必須になりますし、行を勧める事でそのパワーを生み出す事が出来るようになります。

強力なエネルギーは物質的な世界を生きる僕らにはとても心強い味方になってくれるんですよね。

凝り固まった筋肉を緩める

そんな感じで

「エネルギーワークでパワーを生み出せるようになろう」

という事をお話させて貰いましたが、強いパワーを生み出すには身体へのアプローチも必要になってきます。

筋肉が緊張してる状態では氣エネルギーを生み出す事は難しいです。

でも、多くの場合は自分でも氣付かないうちに筋肉が緊張しまくって氣が縮こまってる状態です(肩こりなんかもその一種)

それを自分で意識して触ってみる事で筋肉を緩める事が可能です。

色々な人と氣を交らわせて感じる事ですが、多くの人は首や頭の緊張が強い傾向があります。

首って重いですからそれを支える肩も緊張しやすいですし、現代は思考を張り巡らせる人が多いですから自然と頭部などが緊張してしまいます。

そこを自分で感じ取ってエネルギーを感じながら緩めていきます。

こめかみゆるめて~

首の筋肉ゆるめて~

写真ではざっくりですが、首やこめかみ、鼻の奥の骨などを固くなりやすいポイントごとに意識を通して手でエネルギーを流します。

簡単な作業ではありますが、エネルギーをしっかり通しながらやると首から上がスッキリして思考もクリアになっていきます。

ホントは全身やるのがいいんだけど、時間的にも難しいので首から上を重点的にやって皆さんに感覚を覚えて貰いました。

疲れた日なんかにやると効果的なので参加された皆さんはぜひ試してみて下さいね☆

感情エネルギーを読み取ったり相手と波長を合わせたりずらしたり

練習会の序盤だけで長い記事になってしまったので、ここからはスパンスパンと行きますよ!

身体へのアプローチも終わり、肉体がリラックスできた所で次に練習会の本番でもある

「氣エネルギーの読み取り」

の段階に移りました。

まずはいつもやってる

「相手の感情のエネルギー(波)を読む」

という事をやります。

今回は事前に「ポジティブな感情」とテーマを決めて相手に送ります。

エネルギーの読み取りの基本はトレースです。

なので普段の自分とエネルギーを感じてる自分との差異が「相手のエネルギー」となる訳です。

ポジティブな感情エネルギーは自分の胸が暖かくなったり、身体が軽やかになるような印象を受ける事が多いです。

送られた方は自分がどの様な変化をするかを観察して

「ここがこんな風に変化した」

「変化した部分がいまいちわからない・・・」

などと送った方、送られた方共に感覚の確認を行いました。

そして次にエネルギーを送った方が相手を誘導する練習です。

まず、相手の氣を下腹部に集めます。

そうなると双方リラックスした状態になる訳ですが、今度は送られた方が自分の氣を上昇させて相手の「氣を下げてやろう」という意図を阻害します。

相手と同調する感覚や反発してくる場合の違和感などを感じ取ってもらう為の練習です。

慣れてくると相手の「反発してくる意図」の隙をついて相手のエネルギーを動かす事も可能になってきます。

世の中、全部が自分の思い通りにはいかないもんです。

でも、そんな思い通りにいかない中で自分がどのようにして自分らしく振舞うか?そんな事がこの練習を通して感じて貰えたらな~、なんて考えてカリキュラムを作りました。

多分みんなそんな事まで氣付いてないと思うけど・・・・・・

強い丹田の作り方や天地との融合

そんな感じで練習会も佳境に入り、再び講義の時間になりました。

長ったらしい記事になってしまいますので、ここはパッパッといきますが後半では

「強い丹田の作り方」

「天地との繋がり」

について説明させて貰いました。

「強い丹田」については割愛させて貰って「天地との繋がり」ですが、仙道内丹法などいわゆる「氣功」と言われる行法では

「自然と一体になる」

という事が目的の一つだったりします。

「自然」と言っても山や森、川など僕らの周りにあるモノではなく、地球や空、天地と呼ばれるモノや果ては宇宙まで含んだ「自然」と一体になる事を目指します。

というか人間も本来自然の一部であり、それを忘れてしまってる感覚を取り戻す、という感じですかね。

「天地との繋がり」ってのは慶氣・エナジーラボでも重要視している部分であり、これをマスターする事により生きていく生活の質がグッと向上する事間違いなしです。

記事の内容的にここまでかなり長い文章になってしまいましたので、「天地との繋がり」というテーマについてはまた別の機会にじっくり書いてみたいと思います(それぐらい重要って事なんす)

ここに書いた以外にも色々な事をトレーニングした一日となりました。

集中が途切れないように休憩を挟みながらの練習会でしたが、皆さん一日を通して集中しまくりだったので結構お疲れになったと思います。

本当にお疲れ様でした。

「慶氣・エナジーラボ」の信念は

「氣エネルギーを日常で活用する事」

です。

学ばれた事を日常生活でぜひともご活用下さいね!

それでは皆さんお疲れ様でした!!

中野の街に俺にそっくりの人形が!?

コメント

タイトルとURLをコピーしました