会話から計る共感力の高い人

谷山です。

このブログでよく書くテーマの一つに「共感力」(エンパシー)というモノがあります。

「共感力」を簡単に説明すると

「他人の考えや意見を察したり感情に対して寄り添う能力」

という風に説明できます。

人間なら誰でも持ってるモノで、人は共感力があるからこそ「人間らしい」という風に捉えられたりする訳です。

ただ、この能力が高すぎると他人と勝手に共感してしまい、人の感情や身体情報などをまるで自分のモノのように感じてしまったりします。

「共感力」って当たり前にあるモノだから自分や人の共感力が高いとか低いとかって分かりづらいんですよね。

そこで今日は

「会話をしていて分かる共感力の高い人の特徴」

そして

「会話中における共感力が高くて疲れてしまう人の防御策」

という事をエネルギーワークではない概念から書いてみたいと思います。

共感力が高い人の特徴

仕事でも何でもストレスが貯まると自分の思いを吐き出したくなる時ってあるじゃないですか。

もしあなたの周りに共感力が高い人がいた場合、あなたが何かしらの「思い」を吐き出した時、あなたの「思い」に共感して受けとめてくれるのであなたを癒してくれるでしょう。

逆に共感力の低い人に話をしたとしてもその人はあなたの話に対してそんなに共感してくれないので「思い」を吐き出したとしてもそんなにスッキリしないはずです。

なので出来るなら自分の周りにいる「共感力が高い人」を見つけてその人と仲良くなった方が自分の為にとっても良い事です。

共感力が高い人の一番の特徴として

話を聞いてくれてる時の表情の変化」

で計る事が出来ます。

 

あなたが苦しい思いをした話をすれば苦しそうな表情で話しを聞き、痛い思いをした話をすれば痛そうな顔をして聞いてくれます。

また、嬉しい事があった話をすればその人は一緒に嬉しそうな顔をして聞いてくれます。

そういう人が「共感力」が高い人であり、周りの人に寄り添いながら癒してくれる人です。

誰かに話を聞いて欲しい時は自分の周りで出来るだけ表情豊かな人に話した方が自分もスッキリできる訳です。

一応、エネルギー的な話をしておくと、あなたがストレスを吐き出した時は話を聞いてくれた人とそのエネルギーを共有します。

なので氣付く氣付かないは別にして、相手もエネルギーを消費してるので話を聞いてくれた後にはキチンとお礼を言ったり何かしらのプレゼントなどを送ったりすれば相手も喜んでくれるので良い関係を築く事が出来ると思います。

一方的に吐き出して終わり、ではあなたが「エネルギーバンパイア」になりかねないからそこは注意しといた方が良いかもですね。

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共感力が高くて困ってる人の防御

共感力が高い人は人の話を聞く時に自然に寄り添ってくれるので色々な人から愚痴などを聞きやすい傾向にあります。

もし、あなたが人の愚痴を聞く事に対して何とも感じないならそれで良いのですが、共感力が高すぎて人の愚痴を聞くだけでグッタリ疲れてしまう事もあります。

そういう場合の対応策ですが、上記の「共感力が高い人の特徴」の逆の事をやるだけです。

それは

「人の話を聞く時に出来るだけ表情を動かさない」

という感じですね。

共感力が高い人は勝手に表情も動いてしまうので最初は少し意識する必要がありますが、慣れてくれば自然と行う事が出来るようになります。

もちろん、人の話を聞くのに全くの無表情という訳にもいきませんから多少の表情の変化は必要ですが、これが出来るようになってくると必要以上に人の話に共感しなくなります。

そうこうしてるうちに

「会話をしていて相手の話に同調しない感覚」

を捉えられるようになれば会話の最中に表情を豊かに変化させたとしても精神的に同調しなくて済むようになるのでエネルギーの消費もかなり抑える事が出来るようになります。

共感力が高い人って優しい心を持ってる人が多いですから、こういう事を書くと

「辛い人をほっとけない、話ぐらい寄り添って聞いてあげたい」

とか考えてる人がけっこういます。

その優しさは良いとしても、それで自分がボロボロになってたら本末転倒もいいところです。

なので「自分の大切な人」とか「自分が心の底から癒してあげたいと感じてる時」以外では過剰な共感力は自分にダメージを受けるだけなので僕はお勧めしません。

僕がそれで痛い目に何度もあってますから・・・・・・・(;^_^A

まとめ

とまぁ、そんな感じで「会話」における「共感力」の高さを測る一つの基準として

「表情の豊かさ」

という事が挙げられます。

そして、共感力の高い人が人と会話をしていて疲れてしまうのを防ぐ為には

「表情をあまり動かさない」

という事である程度自分の身を守る事ができます。

自分が話を聞いて貰いたい時は出来るだけ共感力の高い人に聞いて貰えればそれだけで癒しになります。

また、表情を変化させないで会話をする事が出来るようになれば自分が消費するエネルギーも減っていきます。

そして慣れてくると表情を動かしながらも相手と同調をしないようにする事も出来るようになってきます。

この能力を「傾聴力」とも言ったりします。

「傾聴力」が高い人の事を「ヒアリングセラピスト」と呼んだりもします。

普通の人は会話の最中に

「この人とどれだけ同調してるか?」

なんて事は考えません。

共感力が高くて人から影響を受けやすい人ほどこういった事に氣付きやすいです。

せっかく共感力が高い、という個性を持ってる訳ですから、ただ人から貰って消費していくよりは単なる会話をするだけでも人を癒せる人になって貰いたいな~、と思う訳です。

まぁ、ちょっとトレーニングは必要だけどね。

さっきも書きましたが、共感力は「人間らしさ」とも言えます。

なので共感力の高いあなたはとても人間らしいとも言えるんです。

その人間らしいスキルをどんどん磨いて本当の意味で周りの人を癒せる人になって欲しいと思う今日この頃です。

共感力が高すぎてしんどい人は参考にしてみて下さいね。

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