谷山です。
いつもブログで「エンパス」などの事について書いてますが、レッスンを受けられてる生徒さんから
「お客さんからクレームを受けた時にエンパシーが発動してる事に氣付いた」
というお話を聞きました。
「自分はエンパス体質だけどコントロールの仕方が分からない」
という人にとって参考になるかもしれないお話だったのでシェアしたいと思います。
では行ってみよう!
強烈なクレームの最中に氣付いた事
クレームはその生徒さんが直接受けたという訳ではなかったそうですが、お客様窓口に複数人のめっちゃキレた人達がワーワーとまくし立てるように怒鳴り込みにきたそうです。
そのキレっぷりを見た瞬間に生徒さんは急に焦りだして動悸が激しくなり、違和感を感じると共に
「あ!この焦った感じと動悸はあの怒ってる人のだ!」
と氣付きました。
そして、そこから生徒さんの頭の中で
「どうやってあの人達に落ち着いてもらおうか」
「どの上司に出てって貰うのが一番何だろう」
みたいな事がバッーと頭の中を駆け巡ったそうです。
そして最終的に助っ人として呼んだ上司の参戦により事なきを得た、との事でした。
この話のポイント
とまぁ、ここまでは
「めっちゃクレームが入ったけど最終的には落ち着いて帰ってもらった」
というよくある話ですが、ここでこの話のポイントを2つ挙げてみます。
・怒氣を含んだ氣の影響を受けて頭に血と氣が昇り、通常ではありえない速度で思考が展開した。
そんな感じでしょうかね~1つ目のポイントですが、いつもこのブログでも
「人から受けてる影響に氣付く事はとても重要」
と書いてる通り、人から影響を受けてる事に氣付けなければその影響に飲み込まれて翻弄されるだけです。
ってか、普通に生きてたら
「ああ~ この感じはあの人の影響を受けちゃってるな~」
なんて事は氣付かないと思います。
今回、お話をしてくれた生徒さんはトレーニングをしっかりやっていたので「氣付く」事は出来た訳です。
そして、2つ目のポイントは「頭に血と氣が昇り通常ではありえない速度で思考が展開した」という部分に関してですが、
人は良くない影響を受けてる時ってのは「氣エネルギー」は必ず頭部へ上昇します。
そうなると「思考」はめちゃくちゃ速くなる傾向があるのですが、そういう時に出てくる思考ってのはほとんどが意味がない事が多く、エネルギーが頭部にある為に半強制的にわき出させられてるような思考だったりします。
こちらも氣付けないとワチャワチャで湧き出てくる思考に翻弄されてしまう可能性があるので注意が必要だったりします。
今回の生徒さんは
「人からの影響に氣付く事は出来たけど氣の上昇を抑える事が出来ずに思考速度が速まった状態」
となった、という話です。
人からの影響に咄嗟に氣付けたので感情的な翻弄は免れましたが、思考がワチャワチャしてしまったという事に関しては「惜しい」の一言でした。
ただ、影響に氣付く事が出来ずに怒りのエネルギーに飲み込まれていたら「どういう風に対応するべきか」というような事すら考える事が出来ずワタワタしているだけだった可能性もあるし、何より相手のエネルギーに飲み込まれるってのはかなりエネルギーを消費してしまう事なのでその前に氣付けた事は良かったと思います。
人から影響を受けた時の対処法
さて、そんな感じでエンパス体質の人は強い感情の波に飲まれやすい人が多いのですが、さっきも書いた通り
「人から受けてる影響にまず氣付く」
という事が重要です。
氣付き方としては「自分の感覚」をチェックする事が大切です。
・普段は考えないような事を考えてる
・焦りや怒り、悲しみなどの感情が急に湧き出てくる
・急に身体や身体の周囲に違和感を感じる
・不快な感覚を覚える
そんな事を感じたらあなたは外部から影響を受けているかもしれません。
そしたらその影響下から外れる為に
・肩の力を抜く
・下腹部に吐きかけるようなイメージで深く呼吸する
・湧き出てくる感情や思考に意識を向けない(呼吸に意識を集中する)
というような事をしっかりやれれば外部からの影響を外す事が出来ます。
他にもたくさん方法はありますが、この方法はダイレクトに自分の氣をコントロールする方法なので簡易的な方法に比べてパワフルで確実な効果が期待できます。
興味がある人などはこれに近い感じで僕が経験した「クンダリーニ症候群」を改善させた記事があるのでそちらも参考にしてみて下さい。
まぁ、ただ、こういった方法は「ちょっとやった」ぐらいでは効果はあまり期待できません。
今回のお話のように
「クレームを受けてる土壇場」
などで急にやってもな~、って感じです。
「ローマは一日して成らず」じゃないですが、やっぱりある程度は普段からのトレーニングが肝になってくるんですよね。
さっき書いた対処法は何もエネルギー的な影響を外すだけでなく、精神の安定やリラックス効果もあるので寝る前の5分とかだけでもやってみてください。
その積み重ねが土壇場での「底力」になっていきますよ!
エンパシーの活用
とまぁ、ここまでエンパス体質の人が人から受けた影響やその影響の外し方について書いてみましたが、それだと「自分を護る」という効果はあってもエンパシーの活用とは言い難いのかな~、と思ってます。
エンパスの人がせっかく相手からの影響に氣付いた訳ですから、自分の身を護るだけではなく相手との目には視えないエネルギーのやり取りを楽しみつつ、自分の意のそぐう方へ相手を導く事も出来たらいいと思いません?
今回の記事のテーマとは違うので多くは書きませんが、エンパシーを活用して相手とコミュニケーションを取りながら導いていくには
「相手の影響をあえて受ける」
という事がポイントになってきます。
詳細はまた別の機会に書こうと思いますが
「相手の影響を知らず知らずのうちに受けてる」
のと
「相手の影響をあえて受ける」
のでは天と地ほどの差があります。
ここら辺の差異が分かってくるとエンパシーを使うのが段々と楽しくなってきますし、そうなってこそ「エンパシーの活用」なんだな~、と思う訳です。
「エンパス」って言葉や概念は認知が少しづつ広がってきてますが、まだまだ正確な対処やトレーニングなどは知らない人も多いですし、エンパスという概念自体を知らない人もたくさんいます。
そういうエネルギーに敏感な人が楽しく過ごせる毎日が来るといいな~、なんて思いながら記事を書いてみました!
誰でも持ってる「エンパシー」活用していこうぜ!
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
コメント