谷山です。
今回は前回の記事の予告通り
「エンパシーをオフにする方法」
を書いてみようと思います。
エンパシーが発動する理由
エンパシーをオフにする方法を説明する前にそもそも何故「エンパシー」が発動するのか?という事を説明したいと思います。
結論から言ってしまうと、それはあなたの「意識」に理由があります。
「意識」ってのは「エネルギー」です。
一人でいる時はそうでもないかもしれませんが、誰かといる時などはお互いの「意識」は干渉しあいます。
そんでその「意識」が互いに影響を与えあって「共感」しあう事で「エンパシー」が発動する、という訳です。
例えば、あなたが今日の晩御飯を何にしようかと考えている時、あなたの意識の何割かは「ココ」にはなくて「晩御飯」をイメージしています。
そして、本来の自分の意識のパワーは目減りしています。
これは誰かの事を考えている時なども同じです。
人間の「意識」というモノは非常に強いパワーを持ってるのですが、大体の人が無意識的に自分の意識をあっちこっちに動かしてます。
んで、考えたくもない事や見たくもないネガティブなモノに対して意識を集中させている人の多いこと多いこと・・・・
これは言い換えると
「自分の意識をコントロールできてない」(意識に振り回されてる)
とも言えます。
そして自分の「意識」がフォーカスしたモノから影響を受けているって訳です。
晩御飯のイメージから悪い影響なぞは受けたりしませんが、嫌いな人や嫌な出来事を考えて氣分が落ち込む、なんてのはまさしく「意識」がそれにフォーカスをしているからなんです。
この「意識のコントロール」がエンパシーをオフにする為のヒントになります。
エンパシーをオフにする方法
さて、では「エンパシーをオフ」にする方法を書いていきたいと思います。
ここで紹介する方法は世の中の未修練エンパスさんに向けた「エンパシーをオフにする」という方法ですが、エンパスさんだけ使える技術ではないので
「人から影響を受けたくない」
「今日は嫌いな人に会うからその人のエネルギーを受け入れたくない」
そんな風に思ってる人も使えるテクニックです。
ぜひ活用してみてくださいね。
では早速いってみましょう!
意識の質を変える
まず最初にお伝えするテクニックは
「意識の質を変える」
という技術です。
さっきも書いた通り、「エンパシー」はあなたの意識によって発動します。
この「意識」の質を変える事でエンパシーをオフにするのですが
「そうか!やってみよう!」
と思ってすぐに出来たら苦労はしないよね。
なので、意識の質を変化させる為に「五感」を使っていきます。
まず、あなたがいま目の前にある風景の中で好きな「色」を見つけて下さい。
好きな色が見つかったら次に
「何故その色が好きなのか?」
という理由を考えて下さい。
そしたら今度はいま聞こえる「音」の中で自分が一番好きな音を探して下さい。
好きな音が見つかったら同じように何故その音が好きなのかを考えてみて下さい。
そんで最後は「触感」です。
目の前にあるモノの中で自分が一番好きな触り心地の物を探して、何故その物の触り心地が良いのかを考えてみて下さい。
何でもいいんです。
例えば
「白い壁の色が好き。 清潔感があるから」
とか
「遠くに走ってる車の音が好き。他に音が無いから」
「自分のほっぺの触感が好き。柔らかいから」
みたいな感じで良いので、とにかく目の前にある物の中から自分の好きな「色」「音」「触感」を探してそれを好きな理由を考えて下さい。
これをできれば一日に3回づつぐらいやってみましょう!
意識を反らす
次のエンパシーをオフにするテクニックですが、今度は
「意識を反らす」
という事をやってみます。
まず、一人になれる場所などで静かに目を閉じて楽に座ります。
そしたら次に鼻からゆっくり息を吸って口から「ハァ~~」と吐き出します。
この呼吸を数分間繰り返すのですが、この時に出来るだけ「思考」をしないように意識しましょう。
更に言うならば「ハァ~~」と息を吐くときはおへその下にある「丹田」に向けて吐くようなイメージを持つと尚よいです。
この呼吸も一日に数分間程度で良いのでやってみましょう!
イメージでエンパシーをオフにする
最後は「イメージ」を使ってエンパシーをオフにする方法です。
まぁ、「イメージ」ですからやり方は無限大にあるのですが、一番良いのは
「自分の周囲のオーラがギュッと凝縮されて自分を固く守る様なイメージ」
を作っていく事です。
このやり方以外に自分で自分を守るイメージを強く持てる方法があるならばそれでも良いですが、例えば
「〇〇の存在に自分を守ってもらう」
とか自分以外の存在をイメージして守りを強くする事はお勧めしません。
っていうかやらないで下さい。
ハッキリ言ってしまうと自分のエンパシーに振り回されている段階の人が自分以外の存在をイメージして繋がってしまってもロクな事はありません。
そんな事やっててヒドイ状態になってしまった人を何人も見てきています。
そういう事やりたいならしっかりとした指導の元でトレーニング積んでからやりましょう。
エンパシーのオフ
簡単ではありましたが、ここまで
・意識の質の変化
五感を使って色、音、触感を感じ、そこに理由という名の「感情」を込める
・意識を反らす
何事にも意識を合わせずに自分の深い呼吸、またはエネルギーを生み出す「丹田」に集中させる
・イメージによる切り替え
普段は広がっているオーラを小さく守りを固めるようにイメージする
という事をご紹介してきました。
自分で言うのも何ですがここまで読んでる人は
「だから何じゃい」
って思うだろうな~、と思ってます(笑)
まぁ、そう思うのも無理はないかな・・・・・
でも結論から言ってしまうと、紹介した3つの方法を実践している時こそが実は
「エンパシーをオフにしている状態」
なんです。
前回の記事でも書きましたが、エンパシーをコントロールしていく上で必要な事として「目的意識」と「トレーニング」が挙げられます。
今日紹介したテクニックを日頃から練習していく事で
「ああ!いま良くない影響を受けてる!」(ONになってる)
という事に氣付きやすくなりますし、反射的にエンパシーをオフにする事が容易になってきます。
このテクニックが熟練すればする程、「エンパス能力」を使いこなしていく事が出来るようになっていき、更に「エンパシー」の素晴らしさを体感していく事が出来ます。
そうやって自分の能力を自分でコントロールする術を身に着けていく事で、エンパス能力はどんどん開花していき、あなたの生き方まで変わってくるんじゃないかな~、と思います。
ま、いろいろ試してみて貰うのが良いとは思いますが、やっぱり一番は氣力をつけて
「周りからの影響など微塵も効かぬわ!」
ってラオウみたいになれるのが理想かな~(笑)
強い人間になりたいもんですね~
※参考文献
「エンパシー」 著 ローズ・ローズトゥリー
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
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