谷山です。
「エンパス」(共感力)でお困りの方からお問合せを頂く事が多々あります。
「私エンパスかもしれませんが確証が持てません・・・・」
「自分ではない感情が入ってきてしまい心が振り回されて辛いです」
そんなご質問を頂きますが、何故「エンパス」って辛いのでしょうか?
この前、あるテレビ番組を見ていたら
「エンパシー(感情移入)させる事が大事」
という様な事を言っていましたが、それを見て
「まぁ、一般的な共感力の持ち主ならそれでもいいんだろうな・・・・・ でも地上波でエンパスって言葉が聞けるとは思わなかったわ(笑)」
なんて思いました。
「感情移入できる」
って一般的には良い事ですよね?
でもなんでそれで苦しむ人がいるのでしょうか?
今日はそんなところを書いてみようと思います。
エンパスが大変な理由
「エンパス」はつらい・・・・・
と言ってもそれはキチンと自分の能力を把握して使いこなしていない為だからです。
「エンパス」でもそうじゃなかろうと人は常に「エネルギーの交流」を行っています。
それは「対人」でもそうだし、「植物」などの「物質」や「街」や「職場」などの「場」でもです。
それはもう常に休む事なく交流しています。
中でも人は「対人」においてはかなり「氣エネルギー」を循環させます。
「言霊」という言葉がありますが、まさしく「言葉」には「氣」が乗り、会話をする事で氣の交流は促進されます。
人と話をしていて
「この人って何か○○みたいな感じがするな・・・・」
こういう風に感じた事がある人もいると思いますが、それはそこはかとなくその人の「氣」を感じとっているからです。
そんな風に氣を交流していて、普通の人だったら特に氣にならないような些細な感情のエネルギーや思惑などの「念」とよばれるものなどを「エンパス」は敏感に感じ取って同調してしまいます。
大げさに言うと
「自分の中に他人や場所のエネルギーが入ってきて浸食されてしまう」
とも言えます。
それを敏感に感じ取っていたらそりゃつらいですよね。
ともかく「エンパス」は通常行っている「氣の交流」を普通以上に感じ取ってしまう為に日常生活が送りづらくなる訳です。
簡単に言うと「エンパス」は「エネルギー過敏症」とも言えるのです。
エンパスは何故つらいのか?
それは
「人は常に他のモノ(人)と氣エネルギー(情報)の交流をしているが、その情報処理の仕方が分からないから」
と言える訳です。
エンパスの人は普通の「感情移入」という言葉では済まない深いレベルで氣エネルギーの交流をしているんですね。
まぁ、良い事なんですけどね・・・・・・
自分のモノか他人のモノかが分からない
さっきも書きましたが「自分以外のエネルギー」が自分に入ってくる為に、「エンパス」は大変な思いをする訳ですが、普通に生きてたら
「あ、このエネルギーは自分のじゃないな!」
なんて氣付くのは難しいです。
でも、間違いなく自分の中に「他」のエネルギーが入ってきている事は間違いない訳であります。
逆にあまりにも「他」からのエネルギーに過敏になりすぎると、何でもかんでも外部のせいにしてしまいます。
こういった状態がひどくなると
「自分と他人の区別がつかなくなる」
というワケの分からない状態に陥ってしまいます。
これは僕も経験しましたし、僕んとこに来られる多くの生徒さんも経験した事です。
「自分と他人の区別がつかなくなる」なんてちょっと意味分からないでしょ?
もちろんそんな状態でも「視覚的」には他人と自分が別人物なのは理解しているのですが、「氣エネルギー」が他人と大きく交じり合ってそれを「超」とも言えるぐらい過敏に感じ取ってしまっていた為に「エネルギー的」に自分と他人の区別がつかなくなっちゃうんです(説明しずらい・・・・・)
その時は正直、頭が狂いそうになりました。
フラフラになりながら
「お前は俺で俺はお前なのか?」
とかそんな感じです。もう病氣だね。
ちょっと話がズレましたがとにかく、エンパスは他人の「不快な感情」や「場のネガティブなエネルギー」などを敏感に拾ってしまいます。
もちろん、反対にポジティブなエネルギーも拾うのですが、やっぱり人間は「良い事」よりも「悪い事」の方が印象が強いんですね。
そうやって自分の中に入ってきた「エネルギー」をまるで自分の物のように受け取ってしまい、自分でも氣付かないまま「共感」してしまうのが「未修練エンパス」の特徴です。
そりゃつらいよね。
「エンパス」はグラウンディングが苦手
またそうやって「他」からのエネルギーを拾いまくっている状態だと、どうしても「氣エネルギー」が上に上がってしまいます。
そして頭部周辺で滞ってしまい、頭がボッ~としたり答えの出ない悩み事をいつまでもグルグルと考えてしまったりします。
一度その状態になると、氣脈の詰まりを取らない限りどんどん状態は進行していき、常に「頭に氣が昇った状態」となり、「他」からの影響を受けやすいだけでなく、「地に足がついていない状態」となり、日常生活に支障をきたしてしまう事もあります。
「氣エネルギー」に過敏なエンパスさんの多くは常に頭部に氣エネルギーが集中する事が多いから余計辛い思いをしてしまうんですね~
エンパス能力を使いこなす練習
慶氣・エナジーラボでは相手の氣エネルギーの情報を読み取るリーディングの練習もします。
この様に互いに「氣」を循環させて相手の氣の状態などを読み取る練習法です。
「エンパス」でお困りの方に
「よし!ではお互いにエネルギーを読み合ってみましょう!」
と言うと
「え!?エネルギーを循環させるんですか?怖いです・・・・」
普段から「他」からの影響を受けまくっているエンパスさんなので、必要以上に怖がられます。
ただ、ここで勘違いをしないでほしいのが
「無作為に拾うのと意図的に拾うのでは大きな違いがある」
という事です。
無作為に入ってくるエネルギーはなかなか自分ではコントロール出来ませんが、自分で「意図的」に拾うエネルギーは比較的簡単に排出できます。
「リーディング」の初期段階は「自分」と「他人」の違いを感じ取る事から始まるので、慣れてくれば「自分」と「他人」の違いが容易に分かるようになります。
そういった練習を重ねる事で今、自分がどのような影響を「他」から受けているのかが感覚的に理解出来るようになります。
それにプラスして「氣力」を強くしていけば、「他」からの影響を楽に排出する事もできるようになるので驚くぐらい日常生活が楽になっていきます。
以前の記事でも書きましたが、一朝一夕で出来るメソッドの効果ははっきり言って程度が知れてます。
エンパスでつらい思いをしている人がそのつらさに氣付いたその年齢まで、その人はその人なりの「生き方の癖」を持って生きてきています。
その「癖」を変えようというのだから多少の時間はかかると思っておいて貰った方が良いです。
「自分がエンパスである」という事に氣付かないまま何とも言えない「生きづらさ」を抱えたまま死んでいく人も大勢いるでしょう。
さっきも書きましたが、「エンパス」は何でつらいのか?というと普通の人もエンパスさんも氣エネルギーの影響を相手から受けているからです。
ただ、エンパスの人は普通ならば氣にならないの「エネルギー」をその敏感なセンサーで拾ってしまうからに他なりません。
なので、「エンパス」は自分を鍛える事さえ出来て振り回されさえしなければ、誰よりも相手を読み取る事のセンスに長けていると言えます。
僕は「ヨーガ」や「仙道」を元に開発した自己の能力を磨く為の技術を教えています。
少なくともご縁があって僕のブログを読んでくれている人には自分の能力を開花させて欲しいな~と思いながら記事を書いています。
まぁ、「もしかして私ってエンパスなの?」みたいな人がいたらお氣軽にお問い合わせくださいませ~
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
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