エンパスが何で生き辛いかをエネルギー的に分かりやすく説明してみる試み

谷山です。

「HSP」や「エンパス」と言われる人達はひとしきり「生きづらさ」を感じてるケースが多いです。

何でそういった人達は「生きづらさ」を感じるのでしょうか？

今日はそこら辺の事を出来るだけ分かりやすく説明したいと思います。

人間は色んなモノとトレースしている

まず、覚えておいて欲しい事なのですが、人間は他人や場所、物などとエネルギーの交流を絶えず行っています。

そういった外部のモノとエネルギーを交流させるとどういった事が起きるのか？と言いますと、まず「精神的」「肉体的」なトレースが起きます。

「トレース」と言っても分かりづらいかもしれませんが

「自分の中に交流した人（物）の感情や肉体的特徴、記憶などがまるで自分の物のように感じる」

みたいな感じだと思ってください。

怒ってる人が近くにいたらソワソワしたりイライラしたりするし、腰が痛い人がいたら自分も何だか腰が突っ張るような感じがしたりするようなもんだと思って頂ければ結構です（心当たりある人もいるでしょ）

「影響を受ける」というのは言ってしまえば「トレース」している事であり、実はみんながみんなトレースしてる訳ですが、普通の人は感覚のフタが閉じているのでそれらを感知する事が出来ません。

っていうか物質的すぎる現代でそこまで細かく感知してたら普通に生きるのが難しいです。

「エンパス」や「HSP」と呼ばれる敏感な人達はその感覚のフタが少し開いてる状態なのでそれらを強く感知してしまう訳ですね。

ではここで「Tさん」という人物を例に挙げて物語調で紹介していきます。

エネルギーワーカーの「Tさん」

氣エネルギーを扱う仕事をしている「Tさん」という人がいました。

Tさん（以下T）は

「氣力を強くして自分らしい人生を生きよう！」

とか言ってるちょっとやべぇ奴でした。

Tはやべぇ奴なので、まいにち朝起きると

「今日の俺の頭はこんな感じ」

「胸はこんな感じで肩とお腹はこんな感じ」

「足は昨日のだるさを引きづってるからこんな感じ」

みたいな感じで自分の全身の状態のチェックをしていました。

Tは生意氣にもエネルギーワーカーなので毎日毎日、色々な人とエネルギーの交流をするのが仕事です。

仕事が終わって家に帰るといっつもダルさを感じていて

「今日も疲れたな～」

と言って酒を飲んで寝る毎日を過ごしていました。

そしてある日、

「何か毎日の疲れ方が何か違う！何か変だ！」

と氣付きました。

Tは「何か」という言葉を連発するのが好きな奴でした。

「あれ？今日はAさんの胸が変な感じしてたけど俺の胸も同じように変だぞ！」

「Bさんは肩がバキバキだったけど俺の肩も同じ感じでバキバキになってる！」

そこで初めてTはやっと

「人の影響が残ってる」

という事に氣付きました。

初めて氣付いた時はちょっとショックを受けていたようです。

「Aさんは仕事で胸がモヤモヤすると言ってたけど、俺の胸も同じ感じで何かモヤモヤする！」

という風にやっと「トレース」しているモノがけっこう奥深くまで残っている事に氣付いたので

「その日の疲れはその日のうちに取ろう！」

と何かのCMみたいな事を思いつきました。

そうなると仕事終わりにお酒を飲んでる場合ではありません。

仕事が終わってからせっせと体中に氣を巡らせてその日にエネルギーを交流させた人達からの影響を排出し始めました。

「人からの影響」というのは受けた性質にもよりますが、けっこう強かったりする事が多くて最初は上手く排出が出来ません。

たくさんの人から強い影響を受けていたのでパワー負けしてしまっていたんですね。

それでもTは自分のパワーを上げていく努力をしながら毎日頑張っていました。

すると、表面的には全然分からなかったのですが、深い部分で色々な人や物から影響を受けていた事に氣付きます。

Tは氣を巡らせて人からの影響を排出すると体の骨が鳴る体質だったので、骨がバキッと鳴る度に

「この肩のやつはOさんのやつだ・・・・」

「この胸のやつはMさんのぶんだ・・・・」

「そしてこれがヤムチャのぶんだ・・・・」

と自分では氣付かないうちに受けていた影響がある事に氣付きました。

「はえ～、みんな色んなモノ貯めてるな～」

Tはやべぇ奴なので人からの影響を他人事みたいに感じるようになっていました。

そういう感じでパワーをつけながら色々と氣付きながら毎日を過ごしていると、Tはかなりパワーをつけて、人からエネルギー的な影響を受けた事に氣付いても全く動じないようになり

「誰からも影響を受けていないまっさらな状態」

になる事が出来ました。

体も心もとても軽い状態です。

Tはその状態がたいへん氣に入ってしまい、毎日その「まっさらな状態」でいる事を心掛けました。

その状態であり続ける事でTはエネルギーに対する感度が更に上がってエネルギーワーカーとしての腕前も上達したとの事でした。

めでたしめでたし

生きづらさを感じる理由と対処

さて、取るに足らない例え話を「人からの影響」としての例として挙げましたが、ここで簡単にまとめます。

まず、話の最初に戻って

「エンパス体質やHSP体質の人がなぜ生きづらさを感じているか」

という部分ですが、Tさんの例え話であったように、まず

「人とトレースした事に氣付けない」

というのがまず挙げられます。

「人からの影響」というのは実際には「氣」の影響ですので、言語では表現が難しく氣付けないと言葉では表しずらい感情として現れる事が多いです。

現代人のほとんどの人は氣付いていません。

なので「何となく」生きづらさや息苦しさを感じている訳です。

次に

「影響を受けてる事を氣付いてもどうしようも出来ない」

という事が挙げられます。

氣エネルギー的な知識がある方や直観力が優れた方などは人からの影響に何となく氣付く事が出来たりもしますが、氣付いても自分ではどうしようもないケースが多くあります。

また、そういった方は自分なりに「浄化方法」などを試したりもする事が多くありますが、根本的な「氣力」が足りてないケースが多いので浄化をして人からの影響などを少し抜いたとしても追いつかないぐらいになってしまっている訳です。

「エンパス体質」の人や「HSP」と呼ばれている人達がなぜ生きづらい思いをしているかという事を簡単にまとめると