谷山です。
毎日毎日、人様に氣エネルギーを打ち込まさせて貰っていますが、僕的には施術をさせて頂く事が自分への一番のトレーニングだと感じています。
「実戦に勝る師はない」
そんな言葉もありますが、人に氣エネルギーを通す事って本当に「氣付き」が多かったりします。
今日はその時に氣付いた事を記事にしようと思います。
施術をしていて氣付いた事
僕が自分の教室を立ち上げてもうすぐ7年が経過しますが、始めの頃って今から思うとガムシャラに仕事をしていて、ただただ一生懸命施術をしていました(今も一生懸命よ)
そして施術をしている時に色々な雑念(イメージ)が湧いてくるのを感じました。
「いかんいかん、施術に集中しなくちゃ」
なんて思ったりもしましたが、なかなか雑念が消えてくれません。
施術が終わってからは特に変な雑念が湧いてくる事は無かったのですが、何故か施術をしていると雑念が湧いてくるんです。
1日に何人か施術をする様になると、施術に入る前は集中できていても施術中になるとどうしても雑念が湧いてきます。
しかも、その雑念の種類はさまざまで、仕事の事や家の事、それらに全く関係のない「妄想的」なモノ・・・・・
「俺、どうしちまったんだろう・・・」
なんて考えてましたが、そんな事を考えている時に氣付いた事がありました。
人の思考が入ってきている
氣付いた事として施術をしている人によって湧いてくる雑念の「種類」が違う、という事です。
ある人は「仕事的な雑念」、またある人は「妄想的な雑念」など人により僕の中で湧いてくる雑念の違いに氣付きました。
そう、生徒さんの「雑念」が僕の中に入ってきてたんです。
大体、一回の施術で30~40分ぐらいの間、「これでもか!これでもか!」と氣を交流させています。
そりゃあ、生徒さんの氣も大量にこちらに入ってきてるんだからトレースするよね~
今となっては当たり前な事ですが、当時はそんな氣付きに喜んだものです。
「施術中に湧いてくる雑念って生徒さんの思考が入ってきてるんだ」
という事に氣付いてからは逆にその「雑念」を僕がコントロールして、生徒さんに「集中」を流し込むようにしています。
「氣付かなければコントロールされ、氣付いてさえしまえばこちらがコントロールできる」(相手より氣力が上回っていた場合に限る)
氣を扱う上で、重要な事を見落としてたんですね~
人間は1日に7万回思考する
そんなこんなで、「相手からの雑念」に氣付いてからは雑念をコントロールする術を学び、生徒さんがどれぐらい呼吸法に集中できているか?という事も分かるようになりました。
色々な人の「雑念」を感じ取って氣付いた事なんですが
「雑念はその人の人間性や置かれている状況が作る」
という事です。
さっきも書きましたが、ある人は仕事の事、またある人は家庭の事など人によって湧いてくる雑念が違います。
女性なんかは結構ファンシーな雑念を沸かしている人も多くいます。
こう書くと
「考えている事が読み取られているみたいで怖い」
とか言われそうですが、ハッキリ言ってその人が何を考えているかなんて分かりません。
それにその人の「雑念」のエネルギーを僕の解釈で見るので、本人とは受け取り方が全く違います。
札束を見て「欲しい」って思う人もいれば嫌悪する人もいます。
アフリカの原住民に見せても興味も示さないでしょう。
同じ札束でも見た人の受け取り方が違うように、その人の「雑念」が入ってきても全く同じ雑念とは限らないって事です。
ただ、その雑念の系統というか方向性みたいなモノは伝わってくるので、その系統によりその人の人柄などを読み取る訳です。
人間は1日に7万回も思考をするそうです。
そのうちのほとんどは「雑念」です。
その「雑念」ほどその人を表しているモノはないのかな~と思います。
僕はその人の「雑念」を感じる事でその人の深い部分を垣間見るような感覚があります。
その時、その人の「人間らしさ」的なモノを感じ、とても愛しくも感じます。
「その人が雑念を作っているのか?雑念がその人を作っているのか?」
「雑念」って毛嫌いされがちだけど、僕は人間らしくて好きだな。
でもほとんどの人が「雑念」に振り回されているのも事実です。
あなたはどんな人間になりたくてどんな雑念を沸かせていますか?
どうせ雑念が湧いてくるなら自分にとっても人にとっても良い雑念を沸かせていきたいですね。
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
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