谷山です。
昨年の夏ごろから独学で仙道を学ばれてきた方々がウチの門を叩いてくれました。
もちろん、皆さんお知り合いとかではなくバラバラに入門してきたのですが、こういう仕事をしているとその手の事ってままあるんですよね。
「同じようなタイプの人がバッーとまとめて入会してくる」
みたいな事は過去に何度もありました。
ただ、今回(いうても半年前だけど)みたいな「独学で仙道をやっていた」という方達が一氣に来られたのは初めてでしたね~
日本における仙道
日本における「仙道」は氣功や仙道の研究家である高藤総一郎という方が約40年前に仙道に関する本を出版し始めたのが日本での仙道の始まり、と言われています(真偽は不明)
僕は知らない時代なのですが、当時、仙道はオカルトブームなどの流れにより一定の人氣を得ていたらしく、雑誌「ムー」などでも特集されたらしいですし、「タモリ倶楽部」に高藤氏が出演した事などもあるぐらいは認知されてたらしいです。
そんな日本における仙道ですが、広めた高藤氏は弟子を取って指導していたらしいのですが、当時はネットもないですし、多くの人は仙道という魅力的な行法を知ったとしても学ぶモノとしたら高藤氏の刊行した書籍ぐらいしかなかったそうです。
そういった環境下だったので「仙道」に魅了されて「自分も学びたい!」と思ったとしても本を読み漁って書いてある事を実践するしか方法がなかったそうです。
ただ、僕自身は先生の先生が台湾の人だったので、仙道と言っても高藤氏の系譜は受け継いでいないんですよね。
一言で「仙道」と言っても色々な流派や考え方がある、っちゅう事ですな。
独学で仙道を学んでいた人の共通点
そんな感じですっごい簡単に仙道について書いてみましたが、さっきも書いた通り高藤氏が現役の時に仙道に魅了された人は書籍を読んで独学で仙道を学ぶしか方法がありませんでした。
僕も全ての本を読んだ訳ではないのですが、本の内容的にはとても面白く、役に立つ情報もあれば逆に「ん?」と思わざるを得ない内容まで幅広いです。
そういった本を読んで独学でやられていた方の共通点として「氣感が弱い」という事が挙げられます。
独学してた人が「氣感が弱い」と言っても多くの場合、そんじょそこらの人よりも強い陽氣は練れてます。
そういう人はずっと自分一人でやってきたので、誰かから練れてる陽氣について指摘なんか貰わなかっただろうし、仮に陽氣が発する熱感が意識に上がってたとしても
「氣のせいかな?」
みたいな感じで確証が得られなかったのが原因だと思います。
実際そういう人けっこういます。
なのでその手のタイプの人は練った氣に対して
「その感覚が陽氣ですよ」
と、ちょこっと指摘をするだけで
「ああ!これが陽氣か!なんだずっと知ってたわ(笑)」
みたいな感じになる事もあります。
そんな感じで陽氣が一度意識にしっかり上がってしまえばそこからはスムーズに行が進む場合が多かったりします。
そして僕個人的に独学で仙道をやってきた人から一番感じる事が多く、また感心してしまう事として「氣の流れが静か」というのがあります。
例えば氣を下腹部に降ろす事一つとっても一般的なウチの生徒さんは「ガッーーー」と一氣に降ろす傾向がありますが、独学でやってた人(全員ではありませんが)は静かに「スッーーーー」と降ろします。
擬音ばかりで分かりづらいと思いますが、とにかく氣のコントロールが静かである事が多いです。
仙道をやっていた人だけでなく、瞑想家なんかもそういった傾向がありますね。
色々と話を聞いてみると、独学者はとりあえず一人で黙々と瞑想をしている傾向が多くあり、そういった土台が氣の流れを静かにしているんじゃないかと推察されます。
僕は元もとが大雑把な性格なので、自分の氣の流れもそういった癖が出てしまうんです。
なのでそういった人と氣の交流をさせているのは自分にとっても良い勉強になります。
人がどのように氣を流してるか、という感覚を知れれば普段の自分とはまた別の感覚で氣をコントロールできる訳ですからね。
これによって自分の性格もコントロールできたりします。
仙道に限らず何かを独学で学んでいた人は、よく
「自分一人でやっていたからよく分からない。よく分からないという事はやっていて意味がなかった事だと思います」
という事を仰られたりしますが、僕からしたらそんな事はぜんぜん無いと思っています。
どんな事であれ、しっかりと学んでいればそれはあなたの氣に情報として記されます。
その情報は消える事なくあなたのゴールに必要とされる時を待っています。
なので独学だろうが何だろうがしっかりと何かを学ぶ、という事は重要なんですよね。
でも、氣功に関してはさっきも言った通り独学では感覚が非常に取りづらくもありますのでエネルギーワークをやりたい!と思うのであれば先生を見つけるのが手っ取り早いかな~、とも思います。
そんな訳で「氣を感じてみたい!」とか「エネルギーワークをやりたい!」と思ってる人は連絡を下さいね。
もうそろそろ個人レッスンの受付を締め切る、もしくは値上げの時期が来ると思うので・・・・・・・
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
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