谷山です。
今日は基礎的な部分になるのですが、よく頂く質問で
「どういう感情を抱くとエネルギーの消費が激しいですか?」
というモノについてちょこっと書いていきたいと思います。
では行ってみよう!
感情と氣の消費
「感情とエネルギーの消費」というご質問にストレートに答えるとすると
「どんな感情でも発生すれば氣は消費する」
という答えになってしまいます。
というか「感情」自体がエネルギーなので、どんな感情を抱こうとも感情を生み出してる時点で氣力を消費しちゃってる訳です。
なので一番エネルギーを消費しない精神状態というのは
「何も感情が湧いてないフラットな状態の時」
という元も子もない答えになっちゃうんですよね。
「じゃあ、エネルギーを消費しない為に何も感情を抱かなければいいのか!?」
と考えてしまう人もいるとは思いますがそんなの無理ですよね~
一日中「無感情」なんてのは普通に生きてたら無理だろうし、人間らしさが無くなってしまいます。
そんなのつまらないじゃないですか?
それに普通に朝起きて、仕事したり何だかんだと一日を過ごしていればそれだけでエネルギーは消費します。
孫氏も
『朝の気は鋭く、昼の気は惰(だ)、暮の気は帰(き)なり』
と言っている通り、普通に過ごしてるだけでエネルギーを消費するもんなんです。
スポーツしててもエネルギーは消費するし労働してても疲れる、みたいな感じに近いので僕からすると「体力」に近いイメージですね。
ただ、エネルギーには方向性があります。
すごい簡単に方向性を分けてみると「ポジティブな方向」と「ネガティブな方向」の二つです。
ここがポイントですね。
エネルギーの方向性
嫌な人と会う時間と好きな人に会う時間
仕事をしている時間と遊んでいる時間
この二つは同じ時間を過ごすにしても「疲れ方が違う」というのは想像に難しくないと思います。
これこそが「エネルギーの方向性」です。
自分がネガティブだと感じるな時間を過ごしているとエネルギーはゴリゴリ削られます。
逆にポジティブだと感じる時間を過ごしていてもエネルギー自体は消費していますが、消費している事自体に氣付かない事も多いです。
ネガティブな方向でエネルギーを消費すると
「グッタリする」
みたいな感覚を覚える事が多く
ポジティブな方向で消費すると
「心地よい疲れ」
みたいに感じる事が多い訳です。
あなたは一日を過ごす中でどちらの方向性にエネルギーを使ってる事が多いですか?
感情エネルギー
エネルギーを消費する方向性を「ポジティブ」「ネガティブ」とシンプルに二つに方向性を分けて説明しましたが、最初に書いた質問の
「どういう感情を抱くとエネルギーの消費が激しいですか?」
という事もこれに当てはまります。
この質問にシンプルに答えると
「ネガティブな感情を抱いていると消費が激しい」
というとても分かりやすく「そんなの分かってるわ」と言われてしまいそうな答えになってしまいます(笑)
「怒り過ぎて疲れた」とかよく聞きますが、「喜び過ぎてグッタリした」とかはあんま聞かないですよね。
僕の経験上、特にエネルギーを消費していしまう感情は
・怒り
・焦り
・恐れ
・緊張
なんかはネガティブな感情の中でも特に消費が激しいような印象です。
もちろん個人差はあると思いますけどね。
そんで僕が施術をしていて
「ああ~、この人は氣が出てないな~」
と感じる人はやっぱり「ネガティブ癖」みたいなモノを持ってたりするので日頃から消費が激しい訳です。
ポジティブもネガティブも自分の経験と思考が決めてる
という事で
「ネガティブな感情を抱いているとエネルギーの消費が激しい」
という事になる訳ですが、実はポジ、ネガを決めているのはあなた自身だったりします。
「仕事」と聞くとネガティブなイメージを抱く人が多かったりしますが、それは全ての人に当てはまる訳ではありません。
「怒りの感情」と聞くとやっぱりネガティブな印象を抱く事が多いですが、「公憤」と言われる公共の為の怒りならばそれは「情熱」に変わります。
「痛み」と聞くとやっぱりネガティブなイメージですが、ドMな人はもしかしたら「快楽」を連想するかもしれません。
これらは自分の「経験」と「思考」が作り出してるものです。
ポジティブな一日を過ごすのか、ネガティブな一日を過ごすのか?と聞かれたら
「ネガティブな一日をどうしても過ごしたい」
という人はいないと思います。
なのでどんな外的要因があったとしても
「自分の内面の事は自分で決める」
という氣持ちがあると良いんじゃないかな~、と思う訳です。
これが出来るようになってくると、自分がどんな感情を抱いていたとしてもほとんど意にかえさないようになってくるのでとても楽になります。
そうは言ってもいきなりは難しいと思うので
「ネガティブな感情を抱いてしまって疲れる事が多い」
という人は、自分が今現在抱いている感情をチェックしてネガだな、と判断したらそこから目を逸らすのが良いですね。
「目を逸らす」と言っても特別なモノじゃなくて氣分転換をしたり、汗をかいたりシャワーを浴びるなど目を逸らす為の外的要因を自分で作ってみるって事です。
また、ストレスが貯まってくると身体が緊張してネガティブな感情を抱きやすくなるので、自分にとってのストレス解消を見つけて実践するのも大切です。
どうしてもそれでは慢性的なネガ癖が改善しない、という人はエネルギーワークなどの外部からのアプローチを考えてみても良いと思いますよ。
「自分はエネルギーの消費が激しくて疲れてしまう」
と感じてる人はネガな時間を過ごす事が多い可能性が高いので、まずは自分の感情をチェックしてそこから目を逸らす事から始めてみて下さい。
何にせよ、どうせ一日を過ごすなら出来るだけエネルギーの消費が少ない「ポジティブな一日」を過ごしたいもんですよね。
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
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