谷山です。
お問合せで
「エンパス能力を使いこなしたいんですがどれぐらいトレーニングすれば良いですか?」
といった類のご質問をたまに頂く事があります。
正直言って、この手の質問って答えずらいんですよね><
「エンパス能力を使いこなしたい」
というのはよく分かります。
このブログでも何度も書いている通り、「エンパス」ってのは一つの個性であり能力ですからバンバン使っていった方が人生を豊かにしてくれます。
ただ
「どれぐらいトレーニングすれば良いですか?」
というご質問に対してははっきり言ってしまうと
「人それぞれ過ぎて一概には言えない」
という答えに行きついてしまいます。
何事もそうですが、上達のスピードは
「費やした時間×センス」
という図式が成り立ちます。
特に目には見えない「エネルギーワーク」や「感情や感覚」を主に扱う「エンパシー」なんてのはそれが顕著に表れると思っています。
ただ、そういったご質問をしたい氣持ちも分かります。
「修行」ってのは基本的に一生続くものです。
でも、ある程度でも期間の目安とか
「自分自身がどの程度センスがあるのか」
とかは知っておきたいですよね~
なので今日は
「エンパシーを使っていく為の準備的テクニック」
というテーマで記事を書いていこうと思います。
このテクニックを身に着ける期間から
「自分はセンスあるかも!?」
とか計ってみても良いかな~、と思います。
読む人にとっては難しく感じちゃうかもしれませんが、エンパシーを磨く以外にも日常でも使えるテクニックなので良かったら読んでみてちょ
エンパス能力のコントロールは段階的に進むのが基本
「エンパシー」ってのは「共感力」です。
このブログでも何度も書いてますが、「共感力」ってのは誰にでもあるモノなので別に珍しいモノでもなんでもありません。
ただ、「エンパスさん」ってのはその共感力が発達して
「まるで人の事が自分の事の様に感じる」
という風になってしまう人の事を指します。(エンパスにも細かい種類などありますが、ここではあまり細かい種類については言及しません)
最近ではテレビなどでもたま~に「エンパス」という言葉は出てくる様になりましたが、まだまだ多くの人は「エンパス」なんて概念を知りません。
なので、そういった概念を持ってないエンパスさんはまさか自分が無意識的に他人と共感してエネルギー的な影響を受けてるなんて思いませんから
「特定、不特定かかわらず人といると理由は分からないが疲れる」
という風になる事が多いです。
そこから「エンパス」という概念を知ったり、トレーニングをする事で
「人の感情や状態が入ってきてもそれが人のモノだと理解している」
という段階に進む事が出来ます。
そうなれば周囲に振り回される事も少なくなるのでだいぶ楽になっていくはずです(それでもコントロールが効かず振り回される事もありますが)
これからご紹介していくテクニックはその為のテクニックだと思って頂ければと思います。
感情は言葉に出来ない純粋なエネルギー
さっきも書いた通り、「エンパス」にはたくさんの種類があります。
ただ、エンパス(共感力)の主役はやっぱり
「人間の感情」
だと思うのです(主役ってのも変だけど)
それぐらい人間の感情のエネルギーは強いです。
そして実は本来「感情」ってのは純粋なエネルギーで言葉にする事は出来ません。
でも、僕らは言語として表す事で「感情」を理解します。
「あの人に対して怒ってる」
「あんな事があったから悲しい」
みたいな感じで言語化する事で自分にも他人にも分かりやすいように表現します。
本来は自分の中に「エネルギー」が湧いてそれを表現する為に言語化をしているのですが、多くの人は「言語化」が先に来てそこで終わってしまうのでその根本のエネルギーを見失っています。
エンパシーで共感する部分は実はその根本にあるエネルギーであり、言語化された感情ではありません。
なので、人によっては「怒りの感情」と共感した時に氣持ち悪くなったり、「喜びの感情」と共感した時に不快な氣分になったりする訳です(エネルギーに対する自分の反応も含む為、一概には言えせんが)
ですのでエンパシーを使いこなしていく下準備として
「根本の感情エネルギーを感じて味わう」
というテクニックが重要になってきます。
感情エネルギーを観察して味わう
自分の中にある
「純粋な感情エネルギー」
を感じる為に
「感情と一体化しない」
という事が大切になってきます。
どういう事かというと
「自分はこんな氣持ちだから辛い」
とか
「あんな事があったから悲しい」
という風に自分の中の感情エネルギーに対して頭の中で言語化を行わない様にする事です。
感情エネルギーを言語化して意味づけをする事で「感情と一体」となり、その感情に飲み込まれてしまいます。
また、飲み込まれないと言ってもそれは「怒りを我慢する」みたいに感情を抑える事でもありません。
「感情のエネルギーが湧いてきてるのは理解しているけど心がそれを相手にしない」
みたいな感じですかね~
コツとしては
「この感じは何かザラザラするぞ」
とか
「胸の中があっつい感じがするな~」
という風に自分が感じている事に対して「言語的な意味づけ」を行うのではなくて、「感覚的な表現」を行う感じです。
そういった風に「感覚的な表現」をし続けている間は感情を「観察」しているとも言え、飲み込まれずにしっかりと味わっている事にもなります。
まぁ、でも慣れないうちは観察して味わってるつもりでも氣付いたら感情と一体化してた、何て事も普通にあるんですよね><
ただ、これがある程度以上できるようになってくると自分が感じている感情エネルギーが自分のモノなのか人のモノなのかが分かってくるようになるし自分の感情をある程度コントロールできるようになります。
これが
「エンパシーを使っていく為の下準備的テクニック」
です。
日常でも使える感情の観察
この
「感情を観察して味わう」
というのはヨーガでは「観行」(ヴィパッサナー)と言われ、「お釈迦様が悟りを開いた瞑想」とも言われています。
実はけっこう集中力も使うテクニックなので慣れるまでは少し難しく感じるかもしれません。
しかも「エンパシーを使う」という観点から見てみるとこのやり方は必ず通らなければいけない訳でもなかったりします。
でも、「使う」ではなくて「使いこなす」という観点では絶対に必要なテクニックでもあります。
それに
「感情を観察し続ける」
という事がある程度できるようになる期間を計ってみて
「自分はどの程度センスがあるのか?」
と一つの指標にしてみるのも面白いかもしれません。
大雑把にはなりますが、「感情の観察」が自分的な評価で7割程度できた段階が一つの合格点だとして、そこに至るまでに1~2か月でいけたら
「私ってセンスあるかも!?」
と思っても良いかと思います。
一人でやってたとしたら半年以上かかるのが普通ですからね~
ただ、このテクニックは「エンパシー」を使っていくだけではなく、自分の中の「不快な感情」に飲み込まれない様にするのにも使えるので自分の中で「強い感情」が湧いてきた時に「フッ」とスイッチを入れる事でその強い感情に飲み込まれる事も無くなります。
「感情に振り回されて損をする」
って大なり小なり誰でも経験する事ですから出来れば避けたいところでもありますよね。
「エンパシーを使いこなす」といった意味でも「自分に振り回されない」といった意味でも
「感情を観察して味わい尽くす」
というのは非常に有効なモノなので、ふとした時でも構わないので練習しておいて損はないと思います。
しかもこれがしっかり出来ていくととっーても深い瞑想に入る事も簡単に出来ていくので是非とも試してみて下さいね!
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
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