心を落ち着かせて地に足をつけるトレーニング

谷山です。

ここの所、ブログを立ち上げてあんまり間もないのですが、新しい生徒さんがチラホラとやってきてくれてます。

新しく来られた方々は特に今までに「練功」などのトレーニング的なモノをやった事が無い人が多いのですが、そういう場合はやっぱり「頭部」に氣エネルギーが集中している傾向があります。

本人的にもそれを自覚して

「何だかフワフワしてしまっている」

と仰られる事が多いです。

まさに地に足が着いてない状態ですね

まぁ、「氣エネルギー」の循環が健全ではない状態なので呼吸法とレッスンでエネルギーの循環さえキチンと作れば自然と「地に足がつく」様になっていきます。

でもいつも言っている通り、その状態はその人の「生き方の癖」みたいなモノですから修正するのに多少の時間はかかるもんですけどね。

今回は

「誰でも出来る!(練習すれば)グラウンディングの方法!」

を書いてみようと思います。

意識が集まる所にエネルギーも集まる

「フワフワしてる」「グラウンディングが出来てない」などの状態は「氣」が頭に集中してしまっているから起きる現象です。

エネルギーが上に昇ってしまっている状態です。

「氣エネルギー」というのは意識が集中している所に集まる傾向がありますので、自覚が無くとも頭部に意識が集まってしまっています。

またそういった場合、本人的には「同じ様な事をグルグル考えてしまう」とか「妄想的」という風に自覚がある事も多く、その「思考癖」(妄想癖)が更に頭部に氣エネルギーを集めてしまう悪循環になってしまう事も多いです。

その頭部に集中してる「氣エネルギー」を下腹部や下半身に降ろすのが地に足をつける第一歩という所です。

意識を下に下げる方法

頭部に集中している「意識」を下げるには体の重心を下に持ってくるのがてっとり早いです。

意識しないと氣付かないモノですが、人間は常に体のどこかと地面は接地しています。

「氣エネルギー」が上がってしまってる人は重心のかかってる部分の感度が低いです。

なのでその接地している「最も重心のかかっている」部分に意識を集中して感度を上げる訳です。

方法としては

・椅子に座って目をつぶる

・「はぁ~~~」とため息をつくように脱力する

・接地している部分に意識をむける。(座ってる場合はお尻と足の裏ですね)

・色々と考え事とか出てくるけど無視してただただ接地してる部分に意識を集中する。

これだけです。

コツとしては接地している部分をさらに地面に押し付ける様なイメージを持つ事ですかね~

ただ、本当にギュ~と押し付けるのではなくて、体の力が抜けてどんどん体重がかかっている部分が感覚が強くなっていく感じです。

重心がかかっているところ以外の力を呼吸と共にどんどん抜いていきます。

そして楽な呼吸に乗せて自分のエネルギーがお尻などに下がっている事をイメージして下さい。

深く深く沈み込むイメージ

「さらに重みをかける」というのかな。

まぁ、とにかくそれだけをただただやっていれば自然と意識が重心に向いて「氣エネルギー」も下がるってもんです。

ここで注意なのですが、さっきも書いた通りポイントは

「体中の力をぬく」

という事です。

力みが入ってたら「氣エネルギー」は上に押し上げられてしまいます。

うまく出来るようになってくるとこの技術(っていうか瞑想)はかなりの「リラックス効果」が期待できます。

感じてる時は考えてない

これをひたすらやっていると最初は色々な雑念が沸いてきます。

人間って意識を集中するのには慣れが必要なんですね。

瞑想初心者とかは最初のその段階で挫折してしまう人もいます。

でも、このやり方なら「接地点に集中」する訳ですから意識はそこに持ってきやすいハズです。

ある程度やってれば突然「ストン」と「状態」に入ります。

そんで

「あれ?なんだこの静けさは?」

と感じる方も多いです。

この時に「意識」は深い瞑想状態になっていて、日ごろのストレスがどんどん抜けていっている状態です。

 

最初は難しく感じるかもねー

でもまぁ何事も「慣れ」ですよ。

最初は数分でも構わないので「意識が下に向いている状態」というのを作り出す事が大切です。

慣れてくれば歩きながらでもその状態を作る事も可能です。

ちなみに「氣脈」を開いて「氣エネルギー」の総量が上がれば、意識のコントロールも簡単になってより簡単に瞑想に入る事もできます。

その状態に慣れる事が大切

「重心が下にある状態」(氣が降りている状態)を作る事に慣れれば、ちょっと意識を向けただけでその状態に入る事が可能です。

僕なんか偉そうな事言ってますけど、普段は色々な「雑念」が沸いてます。

「ランチは何食べようかな」

「おっ 綺麗な人だな」

「この服カッコイイな」

「明日は何食べるかな~」

うん、雑念だらけですね。

僕はそれでいいと思ってます。

ただ、「おっと今は集中しとかなきゃな」という時に「ストン」と入いる事が出来れば困る事はありません。

人間ですから歩いている時に暇だと嫌な事を考えてしまう時もあります。

そういう時は足の裏に意識を持っていき、足の裏のツボを開いて意識を「そこ」に集中して必要な部位以外の力を抜きます。

この「意識」と「呼吸」を使ったグラウンディングはいつでも出来るし、嫌な思考も消えていくのでとても重宝します。

人前に出る時などの緊張もこれで落ち着かせる事が可能になりますよ。

まとめ

とまぁ、ここまでつらつらと書きましたが、人間は思考する生き物なので多少は頭に氣が昇るのもしょうがないと思っています。

ただ、それが過度になりすぎると日常生活に支障をきたすし、良い事はありません。

さっきも書きましたが、人間は「習慣」の生き物なので氣が昇るのもその人の「習慣」が作った状態です。

「生き方の癖」って僕は呼んでます。

その「悪習慣」を絶つには「違う習慣」を身につけるしかありません。

「○○ヒーリングでグラウンディング!」

とかそんな一朝一夕のモノで本質的なモノが改善するんだったら誰も困んねーです。

やっぱり少しづつでも、「良習慣」を生活の中に取り入れるのが一番だと思います。

コツコツってやつですね。

それでも「慶氣・エナジーラボ」でやってる事は効果が出るのがとても早いのが魅力的だと思ってるから俺はレッスンをさせて貰ってる訳です。

話ずれたけど、「重心を下に降ろす」って事は大切だよ~って話でした。

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