谷山です。
ウチの教室には「エンパス体質」の人が多くいらっしゃいます。
生徒さんと話していても必然的にエンパスに関する会話も多くなります。
エンパス体質の人は勝手に他人と共感してしまうので疲れやすかったり、人のエネルギーが知らないうちに自分の思考や感情に影響を与えてたりします。
けっこう強めのエンパス体質の生徒さんと話しをしていて
「ああ~、こういう事はみんな氣をつけた方がいいな~」
という事を聞いたので記事にしてみようと思います。
では行ってみよう!
エンパスは人の心が染みこんでくるみたいに理解できる
例えば、あなたの職場にとても性格の悪い人がいたとします。
あなたが何をやっても文句ばっかり言ってきたり、あなたの人格否定をしてきたり、周りの人には何も言わないのにあなただけを目の敵にして攻撃してきたりするとします。
しかもその人が自分の隣の席だったりしたらもう最悪です。
咳払いしただけでも嫌みったらしくウチワで扇いできたり睨みつけてきたらうんざりしてしまいますよね。
可能であれば、その人が違う部署に転勤になって欲しいし、転勤が無理ならせめて席を離して欲しいと思うのは自然だと思います。
もうその人の事が大嫌いな訳です。
でもエネルギー的に言えば「嫌い」も興味のウチに入る訳で
「あの人はもう嫌だ」
と思えば思うほど、その人とエネルギーの交流をしてしまう訳です。
エネルギーの交流が盛んになればなるほど(嫌いになればなるほど)エンパス体質の人は
「あの人があんなに性格が歪んでるのはあの人なりの辛い思いや生き方をしてきたからなんだろうな・・・・」
みたいな感じで、その人がその様な人格に至った過程などを感じ取ってしまったりして、自分を攻撃してくる人を嫌いになりきれなかったりしてしまう場合があります。
もちろん、これはその人の性格によって変わってきますが、優しい性格をしてる人なんかはそういった事を感じる事が多くあります。
「その人が今の人格に至った経験」
を僕は「精神の背景」と呼んでいます。
自分を攻撃してくる人の「精神の背景」を理解して嫌いになりきれない事が悪い事ではないのですが、エンパシーのコントロールが出来てない状態でそういった心の深い部分を理解してしまうとその人との心の線引きが出来づらくなってしまう事が多々あります。
そうなると、自分自身のバリアも崩れやすくなり、嫌いな人と大量のエネルギーの交換をしてしまうハメになったりしてしまう訳です。
エンパスが人の心の深い部分と共感してる時
「イヤよイヤよも好きのうち」
じゃないですけど、自分の事を攻撃してくるような人の氣持ちなんかも深いレベルで理解をしてしまうと
「あの人もホントは悪い人じゃないしな・・・・」
みたいな感じになってしまい自分を守るエネルギーが弱まります。
そして、その人からの攻撃を無抵抗で受けてしまいダメージを喰らう訳です。
こう書くと
「そんな事ある訳ないじゃん!嫌いな人は嫌いだし、バリア張るし!」
みたいに思う人もいるとは思いますが、この話は実話でエンパシーの強い生徒さんから聞いた話をそのまま書いてみました。
なぜ、自分を攻撃してくる人から無抵抗に近い形でダメージを受けてしまうかと言うと
「その人がそこに至った背景を感じ取ってる時(共感してる時)はとても心地よさがあるから」
と言えます。
例え嫌いな人でもその人の心の奥深い部分と共感している時ってのはとても心地よく癒されてる感覚を覚えるんですよね。
ここら辺については
の記事を参考にしてもらえれば良いかな~、と思います。
何にせよ、人の深い部分と共感してる時はある種「ヒーリング」に近い状態になり、自分自身がとても優しい氣持ちになれたりするんですよね。
なので本当は嫌いなはずなのに
「あの人はそういった経緯があるからある意味しょうがない」
という風に自分を納得させてしまったりする訳です。
それが「エンパシー」の強みでもあり、弱みでもある部分だと思います。
エンパスが共感する時に出来た方が良い事
そんな感じで人の深い部分と共感してる時には自分がヒーリングを受けているかのような現象が起きたりする訳ですが、これは実は相手にも同じ現象が起きてます(まぁ、ほとんどの人が氣付かないでしょうが・・・・・)
自分がメッチャ優しい氣持ちの時って人も何だかメッチャ優しくなってる時ってありません?
簡単に言うとそんな感じです。
なので、深いレベルで共感をする、という事は自分にも相手にもヒーリングが起きてる訳です。
でも、その「共感先」がコントロール出来てないと無作為に色々な人と共感しまくって、自分のエネルギーをどんどん消費してしまう訳です。
一日中、色々な人の氣持ちを考えたり感じたりして一日の終わりにはドッと疲れが押し寄せる・・・・
そんな経験がある人も多いかと思います。
そうならないようになる為には
・エネルギーの総量を上げる
・共感しても流れるエネルギーの量を最小限にする
・共感する相手を選ぶ
というのがとても重要になってきます。
ただ、エネルギーの総量を上げたり流れる量を減らすのは氣脈やチャクラの開発やら実際に相手に氣を流すトレーニングが必要になってくるので一人ではなかなか難しいです。
でも、最後の「共感する相手を選ぶ」というのは一人でも練習できちゃいます。
共感する相手を選ぼう
さっきも書いた通り、相手の「精神の背景」と共感してる時ってのは自分と相手にヒーリングが起きてます。
なので基本的には自分だけではなく、相手も良い状態になってる事が多いです(氣付く氣付かないは別にして)
自分の事を攻撃してくる人に対してヒーリングを起こす必要は僕は無いと思ってます。
何故なら、相手に対してヒーリングが起きてもその人は自分に対する攻撃を止めてくる可能性はかなり低いからです。
氣を感じられない人からしたら自分のおよび知らない所でヒーリングが起きたとしても
「何か心地よい」
ぐらいなもんで、その心地よさにさえ氣付かない人の方が圧倒的に多いです。
感覚の変化に氣付いたとしてもまさかあなたがヒーリングを起こしてるなんて発想に至る訳もなく、相変わらず歪んだ性根であなたを攻撃してくる可能性が高いです。
「それでもいい!私は人を癒したい!」
と思う人は好きにすればいいですが、僕の経験上、それはエネルギーの無駄遣いでしかない訳です。
なので
「この人は私を攻撃してくる」
とか
「この人は好きじゃない」
という人と共感したくない時は
・その人の事を考えない(興味を持たない)
・自分の周りにエネルギーのバリアが張ってあるイメージをする
という事をやってみて出来るだけ共感しないようにする事が大事です。
↑こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
でも、今度は逆に自分の家族や大切な人が弱ってたり困ってる時には目一杯その人の「精神の背景」(心の深い部分)に意識を向けてみて下さい。
その人の氣持ちを理解しようとしてみて下さい。
そうすれば、あなたの大切な人にヒーリングが起きる可能性が高いです(技量によるからね)
大切な人を癒すなら多少エネルギーを消費する価値はあると思います。
自分の事を攻撃してくる人や嫌いな人と共感しまくっているエンパスさんが多くいたので今回の記事を書いてみました。
「共感する相手を選ぶ」
頭では分かってもエネルギーの事はなかなか実践的にはなりませんが、練習次第でコントロールできるもんですから無駄なエネルギーを消費しない為にも参考にしてみて下さいね!
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
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