谷山です。
前回の記事は
です。
さて、前回の記事で僕が経験した「クンダリーニ覚醒」について書いた訳ですが、今回はその体験の考察やクンダリーニ覚醒したその後の変化なんぞについて書いてみたいと思います。
元々はクンダリーニ覚醒を目指していた訳ではなかった
基本的に当時の僕は「クンダリーニ覚醒」を目指していた訳ではなく
「パワーをつけて技術向上をしたい」
という思いでせっせと修行に明け暮れてました。
なので、特に
「クンダリーニ覚醒の為に!」
みたいな感じで特別な事はやってなかったんですよね。
ただし、「氣を練る事」と「体中の氣脈の開発」には余念なく取り組んでいました。
「クンダリーニ」はサンスクリット語ですが、仙道では「先天の氣」と言われている事は前回書いた通りです。
その「先天の氣」が覚醒(要はクンダリーニ覚醒)する条件として「全身の氣脈が開いている事」という風に記述もあります。
ですので、僕は奇しくも全身の氣脈を開発していく事で図らずもクンダリーニ覚醒が起こったという訳です(ちなみに仙道ではクンダリーニ覚醒の事を真氣発動と言います)
ヨーガなどの行法では氣脈の開発にだけ集中する事ってほとんどありません。
なので、「クンダリーニ覚醒」を目指したとしても、氣脈的な側面から考えるとどうしても間接的になりがちです。
ですが仙道ではトレーニングのベースとして「氣脈の開発」がありますから、ダイレクトに「クンダリーニ覚醒」(真氣発動)に繋がっていく訳です。
全身の氣脈の開発がキーポイント
前回の記事で他の人のクンダリーニ覚醒体験として
「激しい音がした」
とか
「眩い光に包まれた」
という経験談を書きました。
僕の場合ってそんな神秘的な感じはほとんどなく、最終的には
「ぷす~~」
みたいな感じで頭頂部からクンダリーニが抜けて行ったんですよね。
クンダリーニ覚醒に対する考察ですが、ヨーガの行法などでクンダリーニ覚醒を経験した人って激しい音などがする場合が多いんですが、それって
「狭い氣脈の中を強いエネルギーが通る為に氣脈や骨の周りの軟骨、筋肉が押し広げられている為」
だと考えます。
さっきも書いた通り、ヨーガは基本的に「氣脈の開発」をダイレクトに行う事って少ないです。
ただ、僕の場合は練ったエネルギーを日頃から全身に廻してた為に、氣脈自体の開き方は大きかったんだと思います。
なので
「もともと広かった氣脈にエネルギーが通っただけだから特に激しい音とかはしない」
という事なんじゃないかな~、と考えています(何度もクンダリーニを上下させてたし)
要は氣脈が「ガバガバ」だった訳です(言葉がちょっと嫌だな・・・・)
基本、尾骨に眠ってる「クンダリーニ」はちょっとやそっとの衝撃では起きません。
かなり強いショックを与えて覚醒させるのが一般的になりますが、仙道では全身の氣脈を開発させる事によって強いパワーで尾骨に眠るクンダリーニを覚醒させる訳です。
「チャクラや氣脈の開発」=「パワー増幅」
という図式になるので、氣脈の開発トレーニングを続けていけば自ずと尾骨に眠るクンダリーニを刺激して覚醒に至る、という事ですね~
クンダリーニ覚醒した後の変化
さて、そんな訳でめでたく?クンダリーニ覚醒をしたワタクシですが、クンダリーニ覚醒をするとどんな変化が起きるのでしょうか?
結果から言ってしまうと、覚醒後の変化は人それぞれだと思うので何とも言い難いですが、僕の場合は
・氣のパワーの上昇
・直観力や氣感の向上
・より深い瞑想に入れるようになった
・透視能力の向上
・ヒーリング能力の向上
という様な事が挙げられます。
これは僕的な感想なのですが、クンダリーニ覚醒後の変化って
「クンダリーニ覚醒すると僕と同じような変化が起きますよ!」
というような感じでは無くて
「僕が今の仕事をしているが為に仕事に対して必要な能力が向上したんですよ」
というような感じがします。
まぁ、仕事ってのは一生懸命やるもんであって、一生懸命だからこそ能力が育つ訳です。
なので、もしあなたのクンダリーニが覚醒したとしたら、あなたの個性を根本として一生懸命やっている事(仕事など)や、やりたい事での能力が開花していくんじゃないかな~、と思います。
自分に必要性もなく、興味も向かない能力開花は起きない、って感じですかね。
まぁ、何にせよ
「自分の個性を活かしたい!」
と考えている人はクンダリーニ覚醒を目指すのも良いんじゃないでしょうか?
まとめ
ここまで「クンダリーニ覚醒」などについてツラツラと書いてきましたが、「クンダリーニ覚醒」にはリスクも伴います。
それは前回の記事でもかいた
「クンダリーニ症候群」
です。
前回の記事でも書きましたが、クンダリーニ覚醒を目指して修行をしていない人でも交通事故や投薬でクンダリーニが覚醒してしまうケースというのは実在していて、そういった人は対処方が分からず原因不明の高熱などで衰弱してしまいます。
もしあなたが
「え!?これってクンダリーニ症候群じゃない?」
みたいな事になった場合の注意点として
「絶対に焦らない事」
というのを覚えておいて欲しいと思います。
何事もそうですが、「焦りの感情」は強ければ強いほど自分のコントロールが効かなくなります。
これは「エネルギーのコントロール」においては特に顕著に現れます。
もし、体に何かしらの反応が出たとしてもゆっくりと深呼吸を続けて
「絶対に大丈夫」
と自分に言い聞かせ続けて下さい。
これは「クンダリーニ症候群」などに限らないですけどね。
また、もしあなたが
「クンダリーニ覚醒がしたい!」
と考えているならば、経験豊富な指導者を探す事をお勧めします。
たまに独学でやられている方がいますが独学だと限界もあるし、それこそ「クンダリーニ症候群」を始めとする「偏差」になってしまう恐れもあります。
こういった点だけは注意して貰って自分の人生をより豊かにする為にエネルギーワークに取り組んで貰いたいな~、と思う今日この頃でございます~
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
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