自分の状態に自分で氣付く方法

谷山です。

ウチの施術はクライアントと自分の間でエネルギーを循環させて「詰まり」を取っていくのがメインです。

詰まりを取っていく過程でクライアントの持つ「思い癖」みたいなモノが表立って現れてくるのは日常的だったりします。

どういう事かと言うと、普通に話しているだけでは表面に出てこない「詰まり」(癖)も氣を循環させているとどんどん表面に出てきてそれが心身の変化として表れてくる、という事です。

普通に話してる時は

「この人はこういう感じなんだな~」

ぐらいにしか感じなかったとしても、施術を始めて少し経つと

「うおお この人ぁ、こういう一面も持ってたのか~」

という風に言語を超えてこちらに伝わってくるモノがある訳です。

氣を流す事によって心身が緩むのでその人の奥の方から出てくるんでしょうね。

まぁ、こういうケースで出てくる「癖」ってのはほとんどの場合が「ネガティブ」な思い癖であり、その癖があるが故にその人の「生きづらさ」を演出してたりする訳です。

そういうのが出てきた時、ある程度トレーニングが進んだ生徒さんの場合は僕(施術者)と生徒さんの間で

「あ、なんか出てきましたね」

「そうですね、自分から何か出てきてますね」

と共通認識を持つ事が多いです。

これがトレーニングを始めたばかりの人だったり、氣感がいまいち伸び悩んでいる人だと「癖」が出てきてる事に氣付くのが難しかったりします。

でもそれでも別に問題は何もないんですけどね。

まぁ、一般的な感覚から言ったらそんなの分からないのが普通ですしね。

邪氣を心地良いと感じてしまうパターン

ただ、たまにあるのが

「ネガティブなエネルギーを心地よいと感じてしまう」

というモノです。

以前、なんかの記事にも書いた氣がしますが、「思い癖」というのは長い時間をかけてその人の中で育まれたエネルギーですからその人からしたら「実家」みたいなモノなのかもしれません。

「親はうるさいけど何だかんだ居心地が良い・・・・」

みたいなモノなのかな~、とたまに思ったりします。

簡単に言うと

「ネガティブな状態になったとしてもそれが長年の蓄積ゆえに心地良い状態だと感じてしまう」

という事ですね。

「ネガティブにハマる」

みたいな感じですかね。

別にこれが悪い、という訳ではないのです。

ご本人が

「この状態が良い状態」(他者から見たらネガでも)

と感じればそれに越した事はないです。

ただ、本人が自分の日常を鑑みた時に「苦しい現状が続いている」と感じていたとしたら、奥から湧き出てきているその「癖」が原因だったりするのがちょっと問題なんですよね。

「悪い男だと知っているけど惚れた弱みで離れられない」

みたいな感じなのかな~、と勝手に思ってます。

ネガティブな思い癖とヒモ男は似ている

簡単に言うと

「自分の状態や状況は客観的に判断しずらい」

という事が言える訳ですね。

叩かれても叩かれても喜んでヒモ男にお金を渡してしまうような状況に幸せすら感じてしまっている感じです。

周りからは

「そんな男から離れなよ」

と言われるのですが、この男はダメ男だと分かっちゃあいるけどたまに見せる優しい行動に心を奪われてしまい

「自分がいないとこの人がダメになる」

と勝手に思い込んで離れられなくなるような状況です。

まぁ、さっきも書いた通り、どんな男と付き合っていても本人さえ良ければ周りがゴチャゴチャ言う事でもないのですが、本人が

「この状況から離れたいのに離れられない」

という感じでしたらそこから離れる手伝いをするのも僕にとっては大事なお仕事です。

そういう時は一度、その男を呼び出して徹底的に話をします。

相手が暴力をちらつかせてくる事もありますが、そういった時にこちらも暴力で返そうとすると逆効果な事も多いです。

キチンと筋道を立て、この人にはもうあなたは必要ない、という事を理解してもらうまで徹底的に話します。

そういう感じで接していると大体は相手も諦めてくれて、その人を解放してくれる事も多いのですが、その状況が長年に渡り続いていた場合は「共依存」が強まっていてなかなか離れてくれません。

そういった場合に試されるのが「本人の本氣度」です。

「私はもうこの男から離れて新しい人生を歩んでいくんだ!」

そんな強い思いが必要です。

新しい人生を歩んでいく為にはヒモ男と離れなければなりません。

でも、どんな男だったにせよ長年一緒にいたのは事実ですからそこに何かしらの「情」は生まれます。

でも「情」にほだされていてはいつまで経っても新しい人生の扉は開きません。

新しい人生を歩んでいくには何かしら「捨てる」必要があります。

「現在を捨てて新しい人生を歩む」

というモノには最初に「捨てる」という事が最も大事だったりするんですよね。

※ちなみに太字の部分は施術で悪癖を抜く際に行ってる事の比喩だったりします。分かりづらいけど

自分の状態が良いか悪いか判断する方法

なんかよく分かんない比喩表現をしていたら文字数が多くなってしまったので、ここらでまとめます。

・普段は出ないけどある特定の条件で出てくる悪癖を持ってる人はけっこういる

・自分の悪癖が放つ氣に不快感を感じる人もいれば心地良いとすら感じる人もいる

・悪癖はヒモ男に似てる(笑)

・新しい扉を開けるには何かを捨てる事が大事

てなとこですかね。

最後に自分の状態がある程度、客観的に分かる方法をお伝えします。

自分の身体を頭のてっぺんから足の先まで感じてみて、どこの部位に一番意識を向けやすいかをチェックしてみましょう。

自分の身体の中で一番意識しやすい部分が「胸から上」だとしたら状態的に良くない可能性が高いです。

逆に「臍(へそ)より下(足なども含む)」が意識しやすい状態ならば「良い状態」である可能性が高いです。

これはかなり大雑把なチェック方法なので「必ずしもその通りである」とは言い難いですが、ある程度は目安になるかな~、と思います。

意識が集まる所に「氣」が集まります。

そして「氣」が集まる部位によって心身の状態が変化していきます

身体で意識しやすい部位が「胸から上」だった場合は安定感が欠けている可能性がありますので、手を臍下(丹田)に当ててゆっくり呼吸しながら手の暖かさを感じて下さい。

ただ、基本的に意識しやすい部位は「頭部」である事がほとんどです(五感のほとんどが集まってる為)

頭部は胸から上ですのでバランスが崩れている状態とも言えなくもない訳ですが、丹田に手を当てて暖かさを感じつつ、ゆっ~くりと呼吸をしていると意識しやすい部位が臍より下になってると思います。

そうなった時に精神状態のチェックをしてみるとさっきの自分とは違った自分に氣付けると思いますよ^^

何にせよ、タチの悪いヒモ男には要注意!ってことですね(^_-)-☆

※注意 ヒモ男と別れさすのは比喩表現で本当に別れさせる事はいたしません・・・・・・

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