谷山です。
今日は久しぶりに「エンパス」について書いてみたいと思います。
エンパス体質で困ってる人や
「これからどうやって生きていこう・・・・」
そんな思いを抱いている人のお役に立てれば良いな~、なんて思ってます。
まず最初に僕の事を少し書かせて下さい。
このブログで何度も書いてますが、僕は結構なエンパス体質です。
人の感情が色々な感覚を通して伝わってくるので、めちゃくちゃリアリティが強いんですよね。
そんな体質なので、子供の頃から人の感情を荒立てないように生きるのが癖になってました。
そんな自分を
「俺は人の顔色ばっかり伺って生きてるな~」
なんて少しネガティブに捉えていました。
そして統合失調症と診断された頃には感覚も爆発的に敏感になり、一時期は外に出る事さえ出来なくなってしまいましたが、そこから「エンパス」という概念を知り、更に能力を自分でコントロールする術を知ってから、今度はエンパシーを自分にとってメリットのある使い方が出来るようになった訳です。
そんな訳で今日のテーマは久しぶりの「エンパス」
そして、今まだ、自分自身がエンパシーに振り回されてる人やエンパシーを使いこなしていきたい人に知っておいて貰いたい事を書いてみたいと思います。
では行ってみよう!
人の感情を溜めこんでしまうエンパス
僕自身がそうだったように、エンパス体質の人は自分の事を「弱い」とか「ダメな奴」と思いがちです。
でもそれは繊細過ぎる感覚と今の超物質主義の世の中にギャップがあるからそう感じる訳で、エンパス自体は良いも悪いもありませんし、人の感情ってすっげぇ強いエネルギーを発するから繊細なエンパスさんはそれに引っ張られるのは当たり前なんですよね。
そんな中で生きてきたエンパスさんの多くは人の感情を拾っては溜めこんで、拾っては溜めこんで生きています。
拾ってる自覚が無い人もいれば自覚がある人もいます。
ただ、拾ってる自覚のある人の多くは
「拾ってるけどどうすればいいの?」
みたいな感じで処理の仕方が分かりません。
そうなると拾った感情エネルギーが蓄積していく事があります。
もちろん本人は蓄積してる自覚なんてありません。
自覚もないのでどんどん溜まっていき、段々と自分の感情が分からなくなる時があります。
感情が分からなくなる、までいかなくとも
「今の自分の感情が本来の自分のモノなのか、他人からの影響の蓄積なのか」
という感じになる事も多いです。
誰かと居て、相手の感情なのか自分の感情なのか分からなくなる、という事はエンパスあるあるですが、自分一人でいる時に出てくる感情自体もそういった事が起こるんですよね。
これはなかなか氣付けない事だったりします。
他人に共感する癖に自分をおざなりにするエンパス
「他人の感情(状態)を自分の事のように感じる」
「他人から向けられた感情を知らず知らずのうちに溜めこんでしまう」
エンパス体質の人はこういった事が起こりやすいのですが、人の感情を溜めこんでしまうのは結構やっかいだったりします。
何故なら「一人の時に湧いてくる感情すら人の影響」だったりする訳ですし、そんなモノに対して
「あ!これ人の影響を溜めこんでるからだ!」
なんて事に氣付くのは本当に至難の業です。
もし人のだったとしても自分のだったとしてもそこに確証はありません。
見えない世界で起きてる事に確証の持てないまま断定するのはリスキーです。
もしあなたが
「自分はエンパス体質だけど人の感情を溜めこんでしまってるか分からない」
という風に思うのであれば
「この氣持ちは自分ので、この感情はあの人ので・・・・・」
みたいに「仕分け」をするのではなく、溜めこんでしまった感情エネルギーを浄化を試してみて欲しいです。
「浄化」と言っても何か特別な道具やワークをする必要はありません。
エンパスならではの浄化方法があります。
それは
「自分自身に目いっぱい共感する」
というモノです。
ね?エンパスっぽいでしょ(笑)?
エンパス体質の人って他人の感情にはすごい敏感だけど自分の氣持ちはおざなりにしてしまう傾向があるんすよ。
なのでこのワークは本氣で自分自身に集中して目いっぱい自分に共感してあげる事で蓄積された感情エネルギーが浄化されていくんですよね。
自分に共感するワークを試すエンパス
では
「自分に蓄積された感情エネルギーを浄化するワーク」
のやり方をお伝えします。
やり方っつてもとても簡単です。
やり方は簡単ですが、ポイントなどもあるので何段階かに分けてお伝えしますね。
第一段階 自分を知る
静かに目を瞑りゆっくりと呼吸をします。
そして、自分の胸に手を当てて
「どんな氣持ちが自分の中に溜まってるの?」
と優しく問いかけます。

男の人は少し氣恥ずかしいかもしれないけど、一人の時にやってみよう。誰も見てないから大丈夫だよ
そしたらじっくりと胸に当てている手の温度や心臓の鼓動、骨や筋肉の感覚をゆっ~くりと感じます。
それだけです。
ポイントとして「思考を入れずに呼吸を緩めながらただただ感覚に意識を向ける」という事です。
これをしばらく行っていると思考が邪魔をしてきたりする事もありますが、フッと昔の記憶やその時感じた感情などが出てくる事があります。
それが出てきたら第一段階は終わりです。
第二段階 自分に共感する
特に思い出そうともせずに昔の記憶や感情が出てきたら、その時に感じた感情に対して
「めちゃくちゃよく分かるよ」
と共感してあげて下さい。
もしその時に感じた感情が「恐怖」であれば
「めちゃくちゃ怖かったよね。本当によく分かる。だって自分だもんね」
と深く深く共感してあげます。
他の感情も一緒です。
まぁ、何にせよ自分が以前に抱いた感情である訳ですから、誰よりもリアリティ高く感じれるはずです。
なので共感する事自体は全く難しくないと思いますが、ポイントは「共感はするけど飲み込まれない」という事です。
深く共感はするけどどこか他人事・・・・・
そんな感覚が大切です。
飲み込まれてしまうと、自分自身とその感情が交ってしまい浄化はされずらくなります。
これは人によっては慣れが必要かもしれませんね。
第三段階 自分本来の生き方を探る
第二段階まで終われれば既に「浄化」は終了したも同然です。
綺麗に浄化が出来ていればあなたの心はとても澄んだ感覚を覚えると思います。
この感覚が「第二段階終了」の感覚です。
でも上手に浄化できたとしてもそれだけだともったいないと思うんです。
何故なら、外部からの抑圧を綺麗に浄化できれば、残るのはあなた自身の純粋なエネルギーだからです。
「第三段階」としてあなたの純粋なエネルギーに対し
「本当は何がしたいの?」
と優しく問いかけてみましょう。

自分に優しく問いかけるなんて氣恥ずかしいかもしれないけど一人の時にやってみよう。誰も見てないから大丈夫だよ
その後は第一段階の時と同じで答えを待ちます。
ただただ答えを待ちましょう。
多くの場合は第一段階の時よりも返答は聞きづらいです。
何も答えが返ってこない事も普通にあります。
でも、あなたの問いかけはキチンとあなたの奥深くまで届いています。
そういった「問いかけ」を繰り返していくと、あなた本来の生き方がインスピレーションとして降りてくる事もあれば、本来の生き方に導くような出来事が起きたりします。
ここまで行けたらある意味「エンパス」を使いこなしてる、と言っても過言ではないかもしれませんね~
まとめ
記事が長くなっちゃったから簡単にまとめるけど、人は他人の感情を溜めこみながら生きてるケースが多いです(エンパス体質の人は特に)
なので、一人の時に抱く感情すらそれが自分のモノなのか他人のモノなのか分かりません。
それだと、自分本来の氣持ちや感情にフタをする形になってしまい本来の生き方が分からなくなる事があります。
その為に「浄化」をしてクリアな状態になってから自分自身に「本来の生き方」を聞いてみましょう。
自分の声を拾うのは慣れが必要かもしれません。
なので一人の時にバシバシ練習してください。
そうすればあなたの胸の奥で
「本当はこう生きていきたいんだ!」
と叫んでいる声を拾えるようになると思います。
エンパスの人に限らずですが
「今の生き方はなんかしっくりこない」
と思ってる人はこの浄化のワークを試してみて下さいね。
そして一人でやってもなかなか上手にできない、という人は遠慮なく相談してください。
自分本来の生き方に沿って生きるってのはとても軽やかなものですよ^^

谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
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