谷山です。
世には色々なトレーニングが存在します。
僕が教えてるのはエネルギーワークなのでそれもトレーニングの一つではあるのですが、僕的にはこれは「行」(要は修行ね)と言えるモノだと思っています。
もちろん、華道や茶道、剣道や柔道など「道」という言葉がつくモノは全て「修行」と言えるんですけど。
ただ、同じ「修行」の中でもこういったある意味で精神的、神秘的な部類のジャンルを僕は「行」と呼んでる訳です。
この「行」ですが面白いもんで、まるで自分と一体化した生き物みたいな感じなんですよね。
表現がムズいですが、「行」を中心とした生活を送っていると何かの「意思」の中で自分が生きているような感覚を覚えるんです。
それが何だか「生物」のような印象を受けるんですよね。
まぁ、間違いなく生きているモノではないのですが・・・・・
自分が停滞している時はその生物(?)も成長を止めて、自分の段階が進んで新しい扉を開ける度に僕と一緒に生物も成長する、みたいな感じです。
僕はこの生物を「行の神様」と呼んでいます。
「行の神様」ってインドのシヴァ神が有名だし、世界各地に「行者」を見守る神様がいらっしゃいます。
でも、僕が「行の神様」と呼んでいるのはそういった固有名詞がある神様ではなくて「行の神様」としか言い表しようがない存在なんです。
というかホントに存在してるか知らんけど。
そんな感じの感覚なので、特に崇めたり祀ったりしてる訳ではなくただ単に「行の神様」と呼んでるだけなんですけどね。
行の神様の中にあるご縁
その「行の神様」ですが、行の神様の中でご縁で結ばれた人達が存在します。
「行のご縁」です。
この「行のご縁」はなかなか不思議でパワフルなご縁であり、仙道では「仙縁」と呼ばれています。
僕的な感覚では会社の同僚や友人、家族、恋人などともまた違った感覚のご縁です。
この仙縁は一般のご縁と同じで切れたり新しくくっついたりします。
そしてこの仙縁を繋いでいく事をし続けると自分自身がどんどん成長していきます。
中にはこの仙縁を大切にしない人もいますが、そういった人は「行の神様」の外に出ていきます。
要は「行の世界」から出て一般の世界に戻る、という感じでしょうか。
これは別に悪い事ではありません。
外れた人はそれはそれで自分が生きる「ステージ」がある訳ですから。
どんな世界でも共通する事ですが
「この世界(業界)で生きてやる!」
という意思がなければその「業界の意思」から外れていってしまう、という感じですね。
行のご縁を繋ぐ
「行のご縁」を繋いでいくのは簡単です。
それは学び続ける事です。
「学び」というのは何も読書をしたり、セミナーに行ったりする事だけが学びではありません。
「学び」とは体験です。
自分がどんな体験をしてもそれを「行のご縁」に繋げて考えていく事がポイントです。
ご縁を繋いでいくには
「自分がいま辛い思いをしているのは自分がこれを乗り越えて同じ苦しみを感じてる人の助けになる為だ」
「いま学んでいる事を困ってる人の役に立たせたい」
みたいな感じで自分が経験している、してきた事を「この先の事へ」「誰かの役に立たせる」みたいな思考に切り替える事を続けていきます。
誰かの役に立つ、という事は「力」が無いと出来ません。
それがどんな力なのかは人それぞれですが、自分の個性を見つけて「より高みへ」みたいな思考のベクトルを持つ事が大切なんじゃないかな~、と思います。
そして後は本氣で学びを続けていけば自然と行のご縁が繋がっていきます。
行のご縁を高い位置から繋げる
「行のご縁」を繋ぎ続けていると段々とより高い位置からご縁を繋げるようになってきます。
要は人に指導をする事が出来るようになる、という事です。
「〇〇さん、一番の古株だから皆に教えてあげて!」
なんて光景は何かを学ぶ場であればよくあったりするもんです。
これはその人の「行」が進んだ、とも言える訳ですね。
そうやって人に指導を続けていく事で実は自分が一番レベルアップしていたりします。
ここで一つテーマが出てくるのですが、それはその人の「ゴール」です。
その人がどこの未来を「ゴール」に設定するかで進み方が変わってきます。
「本当は人に指導したくない」
「今のポジションが一番心地よい」
「これからもっと上達して本格的にプロになりたい」
という感じでそこからはその人のゴールによって進みが決まります。
「本当は人に指導したくない」と思っていれば「行」自体がどんどんつまらなくなり苦痛を感じて行を止めたくなるかもしれません。でも、もちろんゴールはその先も続きますからこれは悪い事でもありません。
「今のポジションがいい」と思っていればしばらくはそのまま進む事が多いですが、「行の神様」は停滞に厳しいのでそういう人はまた違ったゴールがまた見えてきます(時には行にとって必要な停滞もありますが)
「プロになりたい」と思っていればその人は新たなステージに上がる為に課題がやってきます。その時に決断や判断を迫られる事が多いです。
「お前は本当にこの世界でやっていくつもりなのか?」
と試されてるような氣がしないでもなくもないですな。
でも、これはこの世界で生きてる多くの先生が言ってたりするので自分の実体験だけでは無かったりするんですよね。
ご縁を繋いでいく事で安心感を感じる
なんかこう書くと
「ご縁を繋ぐの大変そう・・・・・」
とか思ったりするかもしれませんが、はっきり言ってこれは「苦行」でも何でもありません。
「行のご縁」を繋いでいく、という事は「行の神様」を大きくしている、とも言えるのかな~、と僕は思っています。
言い方変えれば「お手伝い」よ。
その手伝いを本氣でやればやるほど「安心感」が湧いてくるようになります。
「自分はこれをやってれば大丈夫」
といった安心感です。
そして、それは実際に「生活面」でも表れてきます。
要は
「行のご縁を繋ぎ続けていけば食うに困らなくなる」
という事です。
これもこの業界の先生とかだと仰る方も多いですよね。
僕も実際に経験しています。
最初のウチは
「ホントにそんな事あんのかな~?」
なんて懐疑的でした。
でもどんな状況にあろうとも生徒さんの数が一定数以下になる事が無くなる時期が来ました。
誰かが離れても新しい人が入ってくる、の繰り返しです。
要はコミュニティが新陳代謝を始めた訳です。
そして、自分が成長できれば出来るほどコミュニティも成長を続け、生徒さんの数(売上)が上がっていきます。
流石にそんな生活が8年以上も続いていればどれだけ鈍感でも分かってきます。
「自分の成長が行の神様の成長であり、その成長の手伝いをしていれば物質面で困る事はないんだ」
とね。
ただ、より高い所からご縁を繋げるようになっていかないとこのご縁は薄くなっていきます。
要は自分自身が学び続ける事です。
この世は「食ってく事」も行のウチですからその為の学びも現代的な「行」ですよね。
そして、「行のご縁」が切れたりくっついたりして大きく広がっていき、自分自身が「行の神様」と共にある、という事が実感できれば人生がとても安心感に包まれたモノに変わっていきます。
まぁ、これは「行の世界」における話ではありますが、実社会でも普通にある事なのでなんら特別な事でも無かったりするんですよね~
要は「行」っつーのは続けていくと自然と「生き方」になってきて
「自分はこれだけやってれば大丈夫」
という感覚が芽生えてくる、ちゅう事です。
なんか最近はやたらと「プロ」を目指す人に出会う事が多いので、「プロ」というのを物質面だけでなく、神秘的な方面からも見てきた僕が「行の進み」という事をテーマに記事を書いてみました。
プロを目指す方もそうでない方も何かの参考になれば幸いです。
・・・・・・・・一応、言っておくけど「行の神様」とか書いてるけど特定の信仰とかではないからね。
あくまで行の進みを僕なりに解釈した「イメージ」ですよ。
単なるイメージね・・・・・・
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
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