谷山です。
ここのところ暖かい日が続いたり急に冷えたりするので体調を崩す人も増えてるんじゃないかな~、と思います。
当たり前かもしれませんが「体調」と「氣」ってのは密接な関係があります。
今日はそこら辺についてちょこっと書いてみたいと思います。
では行ってみよう!
身体の状態と氣の状態と精神の状態
シンプルに「身体の状態」と「氣の状態」ってのはリンクしています。
体調が優れない時ってのは基本「氣」の状態も良くありません。
逆に「氣」の状態が良いのに体調が優れないって事もありません。
これは「体調」だけでなく「精神状態」にも同じ事が言えます。
「身体」「精神」「氣」というのは全てリンクしていると言える訳です。
なぜ「身体」や「精神」の状態が優れない時に「氣」の状態が良くないかと言うと、身体的、精神的に不調がある場合、その不調に対応した部位の「氣脈」が閉じます(筋肉も固くなる)
氣脈が閉じてしまうとそこから出る「氣の量と質」が低下して、それが全体的なエネルギーに影響を与えるので氣の状態が悪くなる訳です。
鍼灸などの東洋医学の治療は身体の不調がある部位に対応した「反射区」を針や灸で刺激する事でそこに対応した「氣脈」(もしくはツボ)を開いて氣の流れを改善しようとしてる訳なんですね。
「氣の質」は状態によりけりだから複雑
そんな感じで、簡単だけど
「身体と氣と精神がリンクしてる」
という事を説明させて貰いました。
「氣の状態が悪い」と言うのはいわゆる「氣の質」で、氣の質はもう一言では言い表せないぐらい多岐に渡ります。
大まかに分けると「身体的な要因で悪い氣を発してる状態」や「精神的な要因で悪い氣を発してる状態」の2つの状態に分けられます。
もっと細かくいうと「病氣的な氣」「外傷を負ってる氣」「生活習慣からくる氣」「精神にダメージを負ってる氣」「ストレス過多の氣」「人から悪影響を受けてる氣」などなど・・・・・・
さっきも書いた通り「氣の質」は多岐に渡り過ぎてここには書ききれません(もちろん良い状態の時の質も多岐に渡ります)
「人の状態」ってのは百人十色っちゅう事ですね。
「氣の質」を細分化していくとキリがないので、ここからはシンプルに
・良い状態=氣が出てる状態
・悪い状態=氣が出てない状態
という風に「氣の量」にフォーカスをしていきたいと思います。
氣がいっぱい出てれば調子もいいぜ
「氣の量」というモノに重点を置くと話はかなりシンプルです。
「量は質を凌駕する」
あの世界的に有名な兵法書である「孫子」にもそんな感じの事が書いてありますが、「氣」でも同じような事が言えます。
実際、風邪をひいたり心配事などがあったりした時に自分から出てる氣の量を意識してみると普段よりだいぶ氣が出てません。
「おっと、氣が出てないな」
なんて氣付いて呼吸法やら何やらを行い氣が出てくると、さっきまで調子が悪かった身体がだいぶ軽くなったり
「こんな心配しててもしょーがねーしな~」
なんてさっきまで心配事だった事が心配事ではなくなってきます。
なので簡単ではありますが
「氣がたくさん出てれば身体的にも精神的にも調子いいぜ!」
と考えて貰えればと思います。
これはもちろんかなりシンプルな説明で、実際は調子の悪さの度合いによって氣がしっかり出てくるまでに手こずったりもするので一概には言えない部分もありますが、自分自身からしっかり氣が出てれば調子が上がってくるのは間違いありません。
流派によっては「氣の質」をいっさい考慮しないで「氣の量」だけに重点を置いてる流派もあるぐらいです。
とりあえず
「氣がしっかり出てれば調子もいい」
という事を覚えておいてください。
それではこれから「氣の出し方」について説明していきたいと思います。
丹田に氣を集めて「陽氣」を練る
「氣の出し方」なんて実はメチャクチャたくさん方法はあります。
方法はたくさんあるのですが、個人との相性の問題もありますし行う人がどの程度の技量かによっても効果的な方法は変わってきます。
このブログを読んでくれてる人の技量はさまざまでしょうから、ここでは誰でも簡単に行える方法をご紹介したいと思います。
氣の出し方
まず、両手を「おへそ」の三センチぐらい下で合わせます。
丹田で炎が燃えてるイメージをして下さい。
そしてゆっくりと呼吸を行うのですが、この時に息を「はぁ~~~」とゆっくり吐きます。
息を吐きながら、自分の吐く息が丹田で燃えてる炎に吹きかかり更に炎が燃え上がるイメージをします。
これをしばらく続けていると感覚が鋭い人は丹田が温かくなってくると思います。
その暖かい感覚は氣が練られた状態、いわゆる「陽氣」が発生している状態です(レベル1)
ゆっくりとした呼吸とイメージと続けながらその温かい陽氣の感覚をしばらく感じ続けてみて下さい。
そうすると丹田の温かさがジワ~と全身に広がっていきます(レベル2)
この段階までいけば全身から氣が出てる状態なので多少の不調であれば改善していると思います。
レベル2まで行けなくともレベル1の段階でも効果はあります。
また、陽氣が発生してる段階で心を静めて陽氣の温かさに意識を集中していると深い瞑想に入っていきますので瞑想のトレーニングにもなります。
陽氣が発生するまでの時間は個人差にもよるので何とも言えませんが、やればやるだけ必要な時間は短くなっていき、段階が進めば「陽氣を練ろう」と思うだけで一瞬にして陽氣を発生させる事も可能です。
ただ、この方法はある程度は感覚が開いてないと陽氣自体を感知する事が出来ないので、ずっとやってても「???」という事にもなりかねません。
そういう場合には、もっと簡単に氣を出す方法として「アファメーション」(宣言)を使う方法もあります。
過去記事を見てたらアファメーションのやり方を解説した記事があったのでリンクを貼っておきますね。
何にせよ
「氣が出てる状態」
ってのは心身共に調子が良い状態なのでどんどん氣を出していって貰いたいと思います。
氣を出してこの激動の時代を乗り切っていこうぜ!
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
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