谷山です。
この仕事をしてるとどうしても「氣」を読んでいく必要があります。
人にはそれぞれ個性があるので個々が発してる氣が違うのは当然として、その時々でその人に必要なモノも違ってくるので同じ人でも会った時の状態によって違った指導をする事があるからです。
また、その人の過去にどういった出来事があって、それが現在の問題を作っていると判断したらその人の過去に遡ってヒーリングをする事もあります。
いわゆる「トラウマの治療」みたいな感じですね。
こういった事には問題を抱えてる人からのヒアリングが欠かせないのですが、単にヒアリングするだけではちょっと足りません。
そういう時こそ「氣を読む」という事が重要になってくる訳です。
物事と物事を繋げるもの
「氣を読む」というと難しく感じる人もいます。
けど実際にはそんな難しいもんでもなくて、「物事」と「物事」の繋がりを見るようなイメージです。
例えば筋肉隆々の人がいたとして
「この人はどうやって筋肉をつけたんだろう?」
と疑問を持ったとします。
筋肉モリモリの人が筋肉をつける為に物理的に行う事と言えば「筋トレ」です。
「筋肉隆々」と「筋トレしている姿」というのは別々のモノではありますがその繋がりは明白です。
「どうやって筋肉をつけたんだろう?」
と意識しているとその疑問に対する「答え」が視えてきます。
視え方はそれぞれでそのまんまビジョンで捉える人もいれば音や肌感覚で感じる人もいます。
何にせよ「物事と物事」(概念と概念)を繋げるモノを読むのが「氣を読む」という事です。
この繋がりの事を「縁起」と言ったりします。
縁起は過去へも未来へも行ける
縁起の例えをもう少し抽象的にしてみます。
簡単なとこで言うと「親子」とかですかね。
親子で顔を似てる人を見ると
「やっぱ親子だね~」
なんて感心したりしますが、「親子」の繋がりは筋肉と筋トレの繋がりよりも抽象度が高いと言えます。
でもみんな普通に
「やっぱ親子だね~」
と感じたりするじゃないですか?
これが「縁起を視る」(繋がりを視る)という事であり「氣を読む」という事です。
普段、何氣なく感じてるモノも実は縁起を視ていた、という事は普通にあります。
「縁起」は目に視えない「情報空間」に存在しているんですが、この情報空間というのは時間や空間を超越した空間なので過去や未来にも縁起は広がっている訳です。
過去を見ればその人の問題の因果となっている情報が意識に上がり対処する事ができますし、未来を見ればその人が「そのまま」進めばどのような先を迎えるかが見えてきます。
霊能力者とかが人の過去を当てたりするのは「縁起」が視えるからだったりするんですよね。
どこまでの「縁起」を見るかがポイントであり、世の中全ての縁起が見れたらそれは「悟りを開いた」と言っても過言ではないのかもしれませんね。
縁起を視る3つのプロセス
という事で「氣を読む」という事と「縁起を視る」という事は同義である、という事をお分かり頂いた上で、ではどうやって「縁起を視るか?」という事をお話します。
結論から言うと
・興味を持つ
・変性意識状態を深める
・五感でキャッチする
というこの3つのプロセスで僕は氣を読んでいます。
まずは「興味を持つ」という事ですが、そもそも興味ないモノの縁起なんて視れません。
極たまに全く興味がないモノの縁起を視れたりしますが、それはあくまで突発的な事故みたいなモノなので氣にしなくても良いと思います(実はそこには別の縁起があったりするのですが)
対象に対して「これってどういう事?」と興味を持つ事から全ては始まります。
そして次に「変性意識状態を深める」という事ですが、対象に「これってどういう事?」と興味を持ったら後はボッ~とするだけです。
「ボッ~とするだけ」というと
「そんなんで分かる訳ないじゃん!」
と言う人もいそうですが、変性意識を深めるのに基本的に「思考」は必要ありません。
思考を使って意識を深めていく手法もありますが、それは少し高度なのでここではあくまで「ボッ~とするだけ」という手法で話を勧めます。
コチラの記事
を見て頂ければ分かると思いますが、変性意識が深い状態は基本的に「思考優先」から「感覚優先」になります。
「感覚優先」にする為に思考を出来るだけせずにボッ~とするだけ、という風になる訳です。
もちろん何かしらの方法で変性意識を深める手法をお持ちの方はそれでも大丈夫です。
そして最後の
「五感でキャッチする」
という事ですが、要は「興味を持つ」→「変性意識状態を深める」というプロセスを踏むと何とな~く興味を持ったモノに対しての縁起が視えてきます。
縁起は四方八方に広がっているのですが、視えてくる縁起は自分の設定した「ゴール」に沿った縁起です(トラウマの縁起を視て癒したい、とか)
「視える」というと視覚的に捉える印象を持つ方が多いですが、視覚や聴覚など受け取る五感は人それぞれです。
僕の経験上、多くの人が「視覚的」に捉えたいと考えてるようですが、「視覚」を使って縁起を視るのは実はけっこうなリスクがあります。
何故ならば普通の人は普段から視覚で情報を得る事が多いので視覚に頼りがちです。
そして視覚は先入観に左右される事が多いのでいわゆる「思い込み」をビジョンとして視る事が多かったりするんです。
「視覚で捉える」という事が悪い訳ではぜんぜん無いのですが、僕的には「触覚」、もっと言えば「体性感覚」で捉えられるようになるとズレは少なくなるのかな~、という印象です。
「体性感覚」ってのは身体の表面や内面の感覚ですね。
もっと言えば氣のせいレベルではない「肌感覚」という感じです。
興味を持って、変性意識を深める事で「答え」をキャッチする。
「氣を読む」事に興味がある人はこの一連の流れを意識してみると良いかもしれません。
でも、例えば「興味を持つ」という事一つとっても慣れるまで練習が必要になってくるので最初はなかなか難しいかもしれませんね~
まとめ
という感じで「氣を読む」(縁起を視る)という事について書いてきましたが、氣を読む精度が上がってくると色々な事が出来るようになりますが、「氣を読む」という事を練習会で行ってみると思いのほか皆さん苦戦されます。
まぁ、普段の生活で
「よし!氣を読もう!」
なんてしないだろうしねぇ・・・・・・
でも例えば
「自分が太ってしまう原因を知りたい」
と考えた時、普通に考えたら
「食べすぎ」
「運動不足」
みたいな因果しか視えないですが、情報空間のコントロールが上達してくると更に深い原因が視えてくるようになります。
そうする事で問題解決があっという間に終わったりする事もザラにあったりするので、もし興味がある人はまずは何に対してでも良いので「意図的に興味を持ってみる」という事から練習される事をお勧めします。
全てはそっからです。
何にせよ自分や周りの人を苦しめている原因の「縁起」を見つけて自他共に楽になっていきましょ~
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
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