悪い氣を排出するツボ

谷山です。

いまさらですが「氣」というのは様々な所に偏在しているモノではあり、もちろん体内にも氣は流れています。

体内の氣が滞ればそれは「詰まり」として表れて氣の流れを阻害します。

氣の流れが悪い部位はどんどん固くなっていき「コリ」などをはじめとした不調の原因になります。

「コリ」ぐらいだったら、まぁ多くの人が持ってるモノなのでそんな問題にもなりませんが、詰まりがひどくなってくるとそこの部位が「病氣」として表れてきます。

「氣の流れを良くする」というのは能力開発の為の氣脈の開発にとっても重要ですが、「病氣」を防ぐいわゆる「未病」の考え方としても理にかなってる訳ですね。

じゃあシンプルに「詰まりを取ればいいのか」という話になってくるんですが、それはそうなんですけど実は簡単には詰まりが取れない理由もあったりします。

今日はそこら辺について書いてみたいと思います。

では行ってみよう!

詰まりを取ると別の場所が詰まる

1つの例として「胸」が詰まってる人がいたとします。

胸は感情やストレスに関係が深いのでここが詰まってる人は実はたくさんいます。

じゃあ、その人の胸の詰まりを取ればいいのか?という話になってくる訳ですが、話はそうシンプルではありません。

例えばその人の胸の固い詰まりに対して氣を流して詰まりを取ったとします。

すると、何故か他の部位の詰まりが強くなる事もあるんです。

これはどういう事かと言うと「胸の詰まり」が砕ける事によりその砕けた詰まりの破片が氣脈を流れる事で他の部位の新たな詰まりになってしまうからなんです。

酷い便秘の人の腸をレントゲンで撮ったとします。

小腸の中心部ぐらいに「糞詰まり」があったとして、温めたりなんだかんだしてその糞詰まりを解消したら普通だったらドバッーと流れ出てきそうなもんですが、小腸の詰まりを取っても直腸辺りににしこりがあったとしたらそのしこりに引っかかって出てこない、みたいな感じになる訳です。

そういう場合は直腸のしこりも改善する事で排出が上手くいく様に「氣」でも同じ事が言えるっつー事です。

排出効果の高いツボ

そんな訳で、どこか一か所の詰まりを取る際は同時に「詰まり」を排出するルートも確保すると氣の流れがよりスムーズになる訳です。

ではどうやって排出ルートを確保するかと言うと、それは「ツボ」に大きく関係しています。

「ツボ」は体内と体外の氣の流れに非常に深く関係しています。

ツボが閉じてれば氣の出入りが少なくなり詰まりが作られやすいですし、緩んでいれば氣の流れは円滑に行えます。

その排出ルートとして優秀なツボをご紹介します。

百会

まずは「百会」です。

こんなフリー素材あんだね   ありがたく使わせて貰います♡

頭のてっぺんにあるツボですが、ここは「万能のツボ」と呼ばれてまして全身と繋がりがあります。

このツボは僕も施術中によく使うツボだったりするので覚えておいて損はないです。

会陰

続きまして「会陰」です。

適当な画像が無かったので知りたい人は検索してみて欲しいのですが、股間にあるツボでチャクラの部位で言うと「1番チャクラ」になりますね。

ソワソワしやすかったり精神不安などにも効果のあるツボです。

労宮

続きまして手のひらの「労宮」(ろうきゅう)です。

指先を手のひらに当てた時、中指もしくは薬指の先っぽが当たる部位にあるツボです。

人によって場所が少しづれるからある程度は感覚的に見つけてもらうしかないんですが、まずは「何となくここかな~」みたいな感じで大丈夫です。

湧泉

そして最後は足の裏の「湧泉」(ゆうせん)です。

♪指圧の心~ 母心~ 押せば命の泉わく~

という歌もありましたが、氣の排出ルートとして考えた時、非常に優秀なツボとなります。

押せば命の泉が湧いてくるぜ?

ツボは普段から緩めてとくと良い

ってな感じで「氣の排出ルート」として優秀な4つのツボをご紹介してみました。

まぁ、メジャーなツボなので知ってる人も多いかと思いますが、これらのツボは僕もよく使います。

だって優秀なんだもん。

僕の使い方としては「氣」で多少強引にツボを開きます。

いわゆる「ツボ開け」です。

そうする事で強制的に排出ルートが確保され、砕いた詰まりが外部に排出されやすくなるんです。

ドバッーとね

逆に言うとこれらのツボが閉じまくってたままだと、施術とか氣功とか関係なく詰まりが排出されずらい訳です。

いわゆる「氣の循環が滞ってる」みたいな感じですね。

なので別にエネルギーワークをやってなかったとしてもこれらのツボは緩んでた方が健康上良いんです。

ただ

「じゃあツボを開くためにツボ開けをしよう!」

と思ってもツボ開けとかいきなりは難しい~と思います。

出来る人はやるといいけど。

なので最初は物理的に「手でさする」とか「ツボを温める」とかでも良いです。

マッサージもとても良いですが、力を入れすぎると筋肉が硬直して逆に固くなる恐れもあるので最初は「さする」ぐらいがよいですね。

労宮と湧泉に関してはお灸もお薦めです。

そうやって日頃からツボのケアをしていくと自然と氣の流れも上がっていき

「あれ?今までふさぎ込む事が多かったけど明らかに減ったぞ」

とか

「身体が緩んで体調が良くなった」

みたいな事が起こってきます(冷え症なんかにもおススメ)

今回は「悪い氣の排出ルート」というテーマで記事を書いたので施術する場合の目線を中心に書きましたが、施術するしない関係なく重要なツボは普段から意識しといた方が言い訳ですね。

自分の身体にダイレクトに関係してくる「ツボ」はフィードバックが取りやすく、効果が実感しやすいのでやればやるほど楽しくなってきたりします。

なので今回紹介したツボ以外にも

「自分の症状にはどのツボがいいんだろう?」

みたいな感じでツボについて学んでみると新たな発見が出てきたりして楽しいですよ^^

ぜひツボを緩める事を意識してそのうち「氣」でツボ開けが出来るようになってきましょう!

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