谷山です。
最近はコロナの影響で自宅にいる事が多くなっている人がたくさんいると思います。
自宅は自宅でけっこう良いモノだったりしますが、どうしても運動不足になりがちだったりしますよね。
また、今は世界的に「不安」というエネルギーに包まれていますので知らず知らずのうちに今まで以上にストレスを抱えてる人がほとんどです。(多くの人はそれに氣付けずにいますが)
運動不足で体がなまる・・・・知らないうちにストレスマッハ・・・・・でも運動不足だから解消も難しい・・・・・ストレスが蓄積する・・・・・
こういう悪循環が起きてる人が今は多いです。
という事で、今日はこういう時期だからこそやっておきたい
「体内環境調整」
を書いてみようと思います。
心身の健康は腸から作ろう
「体内環境調整」
と言ってもそんなに難しい事や面倒な事はありません。
色々と方法はあるのですが、いま体内調整に必要な部位として「腸」に注目が集まっています。
「腸は第二の脳」
この言葉を聞いた事がある人も多いと思います。
なんで「腸は第二の脳」なのでしょうか?
実は二つの理由があります。
一つは「腸」というのは脳からの指令を受けなくても人間の体の「恒常性」(一定の動きを保とうとする働き)の維持という役割がある為です。
もう一つは「腸」は「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンを分泌する役割があるからです。
なので「腸」が活発に動いていないと、肉体の恒常性が失われ健康を維持できなくなり、またセロトニンの分泌が弱まる為に「鬱」っぽくなったり幸福感を感じづらくなったりもします。
また、腸の役割として
消化:食べ物の最終消化と腸内細菌による分解が行なわれる。
吸収:分解された栄養素や水分を吸収する。
排泄:蠕動運動(ぜんどううんどう)により不要な老廃物と毒素を便として排泄する。
こういった事も行っています。
特に今は「免疫」が重要視されるご時世なので、今の時代に合っているとも言えるんですね。
「腸」を動かす「ふいご運動」
ではどうやって「腸」を健全に働かせる事が出来るのでしょうか?
もちろん食事や睡眠なども大切なんですが、それをここで書いてしまうとまた長くなるし、書いてて楽しくないので書きません(笑)
エナジーラボでは
「ふいご運動」
という運動で「腸」を活性化させる事を推奨しています。(ふいごとは風を送る為に伸び縮みする装置です)
やり方は・・・・・・・
まず両手を広げておへそ周りに手をおきます。
そして腹部を「ふいご」に見立ててゆっくりと呼吸に合わせて前後に動かします。
最初はゆっくり息を吸いながらお腹を凹ませます。
そして息を吐きながらお腹を出っ張らせます。
たったそれだけの運動です。
ね?簡単でしょ?
この「ふいご運動」を一日に100回~300回程度やるだけで腸の活性化が期待できます。
「え~100回も出来ないよ~」
と言われる方もいますが、実際にやってみると100回やっても慣れてくれば2分ぐらいで終わります。
300回やっても5~6分程度なのであっという間です。
この「ふいご運動」ですが、理想としては全身の力を抜いて腹筋だけを動かしてやるのが一番ですが、慣れてくるまでは少し難しいかもしれませんので全身の力を使っても構いません。
とにかく「腸」をグニングニンに動かす事が目的です。
エナジーラボの生徒さん達にも推奨していますが、皆さんやればやるほどお腹周りの力が抜けてとてもリラックスして出来るようになってきました。
腸がほぐされる事で、腸の働きが促進され「幸せホルモン」(セロトニン)が放出されやすくなるし、便秘解消などにも役立ちます。
しかも実は仙道における呼吸法を元にした運動なのでエネルギー的なパワーもついちゃいます。
こういうストレスの貯まりやすい時期ですから、皆さんもぜひ「ふいご運動」を試してみて下さいね!
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
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