谷山です。
日々、色々な人と話をしていると
「ああ~、この人は大事な事を忘れてるな~」
と感じる事がままあります。
多くの人が忘れてしまっている事でもあるのですが、まずしっかりと考えて頂きたいです。
それは
「人生の主人公は誰なのか?」
という事です。
主人公
「主人公」という言葉は普通に使う言葉ではありますが、もともとは「禅」から発生した言葉だと言われています。
意味は普段から使ってる「主人公」と同じ意味ですが、一般的な「主人公」はファンタジーなどを含む物語の主役、という意味合いで使う事が多いですが禅語の主人公は
「自分の人生の主役は自分だ」
という意味合いで使われます。
昔の禅僧の瑞巌和尚は
「おい 主人公」
「はい!」
と自分に語りかけていたそうです。
自分が主人公である事を忘れている人達
実はそんな意味合いが元となっている「主人公」ですが
「自分の人生の主人公は自分なんて当たり前じゃん」
と思う人がほとんどだと思います。
でも、そうは考えていたとしても本当にあなたは自分の人生の主人公になっているでしょうか?
親からの教育、社会の常識、育児、お金、健康・・・・・・・・
こういった「外部の事象」にエネルギーを奪われてしまい、自分の人生の軸がそれらを中心に動いていませんか?
本当はこうしたいけどそんなの無理だし許されないよな・・・・・・
そんな風に考える事自体が人生の主人公から外れてしまっていると言えるし、かなりの人がその様に生きてるように思えます。
よ~く考えてみて下さい。
それらを生み出したのは「赤の他人」であり、決して自分で決めた事ではないという事を。
人生の監督はあなた
そんな感じで僕らは外部からの影響により主人公の権限を他人に譲渡してしまってる訳ですが、本氣で「自分の人生を生きたい!」と考えるならあなたがどんな人でどんな人生を歩んできたかを思い出して下さい。
そしてそれをまるで「映画」を見ているような感覚で見てみましょう。
あなたが自分の半生を振り返った時、もしそれが明るい半生だったとしてもくら~い半生だったとしても構いません、映画の主人公を見ているような感覚で見てみましょう。
この時、あなたが見ているあなたは自分であり、自分ではありません。
映画の中に出てくる「主人公」です。
主人公がどう生きてきたかなんてのは映画の最後には関係ありません。
主人公はいくらでも変化します。
あなたの半生を思い出し、自分がどのような人間であるかを再確認したらあなたの望む「映画のテーマ」に照らし合わせます。
もし「明るい映画(人生)」がテーマだとしたら、今まで暗い展開だった映画だとしても、ある一点を境にどんどん明るい方向に向かっていくと思いませんか?
今まで失敗続きの人生だったとしても、映画のテーマが「大逆転」とかだったらどこかのタイミングで逆転していき、最後はハッピーエンドになりそうな感じがしませんか?
この様に自分の半生を映画の主人公を見ている感覚で見つめ、最後はテーマ通りになっていく、このように考える事で本当に人生が変わっていくようになります。
難しく考える必要は全くありません。
本当に映画を見ている感覚で自分の半生を見直してみましょう。
これからの人生についても難しく考える必要もありません。
映画はあなたが頑張らなくても必ずテーマ通りに収束します。
そのテーマを決めるのがあなたです。
頑張る必要は全くないですが、本氣でそう思いましょう。
それが思考を現実化していくポイントです。
最後は必ずハッピーエンド
僕自身、以前に勤めていた会社を病氣で離れた時は生きていく光が見えなくなり、絶望の淵に立たされました。
その時に
「俺は今まで自分なりに一生懸命生きてきた。そんな俺がこんなボロボロで終わる訳がない。絶対に次なる情熱を注げるステージに立てるはずだ。じゃないと展開が全く面白くない」
なんてよく考えてました(僕の人生のテーマは「面白い人生」です)
文章にすると熱意に溢れた奴っぽいですが、実際はボロボロの寝たきりおっさんでしたけど。
まぁ、状況がどうであれ頭の中で考えるのは自由って事ですな。
でも、そんな事を考えてたのに現実がぜんぜん動かず
「もしかしたら俺の妄想なのかもな・・・・」
なんて思う事も多々ありました。
でも、そう考えてネガティブになるのも何だか映画の主人公っぽくないですか(笑)
なんかいそうじゃん。
展開に恵まれずいじけてしまう主人公って(笑)
そんな時間を一年ちょっと過ごして
「何にも変わんねぇな ちくしょう」
と諦めかけた時ぐらいから人生が動いていき、今は自分の志した仕事に就いています。
それから色々な事を学び、経験したからこそ声を大にして言える事があります。
「自分の人生の主人公は自分」
だという事です。
このやり方はあくまで僕個人が変容してきた思考法を書いたモノですが、やり方は何でも良いと思います。
どんなやり方でも構わないので
「人生の主人公は自分」
という事を強烈に思い出して下さい。
そうすれば紆余曲折ありながらもあなたの「主人公感」が強まります。
主人公感が強まる事で本当の意味であなたが生きたい人生が歩んでいけるんじゃないかな~、と思う訳です。
もしあなたが今現在、暗い人生を送ってるとして
「自分はこのままなんだ」
という思考が湧いていたとしたら、それは
「暗い人生がテーマの人生」
という風にも言えます。
お望みなら暗い人生ってのもオツなものかもしれません。
でもそうでないならばしっかりと自分の人生のテーマを心に刻みましょう。
何度でも言います。
あなたは人生の監督です。
登場人物ではありません。
あなたは監督ですから好きなように人生をデザインできます。
それを思い出して下さい。
その事を切に願う今日この頃です。
最後に問います
おい!主人公! 今日も元氣か!?
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
コメント