谷山です。
この前の休みの日に単車で富士五湖ツーリングに行ってきました!
めっちゃ快晴でとても良いツーリング日和りでございました~
ただ、僕は自分で言うのもなんですが僕はバイクの運転があまり上手くありません。
一緒に行った人にも
「谷山さんの運転って超安全運転だよね」
と皮肉を込めた一言を言われるぐらいです(笑)
そんなドラテク(死語)の僕なので長距離の運転は氣合いが入ります。
中央道をひたすら真っすぐ走っていくとだんだんと景色も自然が多くなり超氣持ち良いです。
そして河口湖の出口を降りると富士山も見えてきます。
富士山を見ながら風になる・・・・・(運転は下手)
最高ですよね。
今回のツーリングはエネルギーワーク仲間と一緒に行ったんですが
「富士山のパワーを貰おう」
とかそんな崇高な目的なぞ皆無で、ただただバイクで走り回るのが目的です。
山とか昇っちゃうとススキの群生が本当に綺麗で感動しました。
この時点で結構な距離を走ってきたのでここらで一息という事で河口湖沿いのオシャレなカフェで一休みです。
オシャレなシチュエーションの中のオシャレなカフェでオシャレなケーキを食べるオシャレじゃないおっさん達は客観的になかなか面白かったですね(笑)
そこからも西湖などをグルグルと巡り東京へ戻る事としました。
一緒に行った人達と
「談合坂のPAでいったん休憩しよう」
と打ち合わせしていたのですが、この頃になると長時間バイクに乗っていたせいか疲労も貯まってきてました。
帰りの高速を運転していると辺りも暗くなってきたので、今までよりも集中が必要です。
「事故る訳にはいかねぇからな」
なんて思いながら運転してたんですが、氣付いたら「談合坂PA入り口」という看板が僕の横を通り抜けていきました。
インカムで
「おお~い、寄らないのか~」
なんて声が聞こえてきたのですが、もう後の祭り・・・・・・
「僕の事はいいので皆さんだけ行ってて下さい~ もうここで解散しましょ~」
と言わざるを得ない状況でした。
そして
「はぁ、俺も休憩したかったな・・・・・・ 次のPAでも寄ってくか・・・・」
なんて思った矢先、高速道路にありがちな「大渋滞」が僕を待ち受けていました。
「マジか・・・・・」
なんて思いながら渋滞の最後尾につきつつ
「もう休憩は無しで直帰した方が良いな」
という判断の元、渋滞を耐え抜く覚悟を決めました。
かなり長い渋滞で止まったり少し進んだりを繰り返してるうちにツーリングの疲労がドッと出てきて身体が重くなり思考もまとまらなくなってきました。
お尻もすごい痛いです。
そして何故か頭の中で渡辺真知子の「迷い道」がエンドレスで流れてます。
「こりゃ相当きてるな・・・・・早く帰りたい・・・・・」
と思うと同時に身体が勝手に動くような感じがして渋滞している車の間をすり抜け始めました。
「あれ? 俺、極力すり抜けはしないと決めてたのに・・・・」
なんて思いに反して身体が勝手に動いてスルスルと並んでる車の間を通りぬけます。
段々と氣分も軽くなり、BGMは「迷い道」から「かもめが翔んだ日」にチェンジしてます。
「かもめ~が翔んだ~♪」
なんてノリノリになってるとどんどんバイクが軽く感じて思い通りに動きます。
最初に書いた通り、僕はあんまり運転が上手くないのにまるで原チャリに乗ってるかのような軽さです。
氣分はまるでマー坊くんです。
これってなんでだろう?
何て考えてたんですが、結論は一つで
「疲労困憊で力が抜けたから」
というものに尽きると思うですよね。
「自分は運転が上手くない」
という思いを持っていた僕はそれまで無駄な力を入れて運転してた訳ですが、それが疲労によって力を入れる事ができず、自分が思っている以上にバイクをコントロールする事が出来た訳です。
中国の「推手」という二人で手を合わせて動く鍛錬法も徹底的にやり続ける事で力が抜けて無駄のない動きを目指すのがあるんですがそれと同じです。
その時はもう楽しくて
「いや~ やっぱリラックスって大事だな~」
なんて思いながら長い長い渋滞を抜けて家に辿り着く事が出来ました。
最後にそんな経験までできた今回のツーリングはとても有意義なモノになりました。
皆さんもリラックスを経験する為に富士山へのツーリングはおススメですよ!
まぁ、ツーリングじゃなくてもいいんだけどね・・・・・・
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
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