谷山です。
前回、ノリで「次回は憑依で苦しむ人達!」みたいな事を書いたので今回は憑依について書いてみるよ。
憑依か・・・・
自分で書いといてあれだけどあんまり乗り氣しねぇな・・・・・
憑依されてる人に起きた現実的な事象
とある人が謎の霊障で悩んでいた時の話です。
仮にその人をTさんと呼びましょう。
Tさんはそれまで霊的な経験など無かった人だったんですが、ある日から突然、様々な霊的現象を経験したそうです。
自分以外の人が自分しかしらない事をしゃべる・・・・
頭の中で霊的な存在から話しかけられる・・・・
家の中でポルターガイスト現象が起きる・・・・
Tさんにとってはそれは恐怖体験でもありましたが、初めて経験する事ばかりだったという事もあり心のどこかではその現象を楽しんでいた部分もあったそうです。
それまで霊的な事に関心が無かったTさんはそういった不可思議な経験をする事で霊的な世界に興味を持っていきました。
そして、ある日生まれて初めて「オーラ写真」を撮って貰ったそうですが、その写真を見てみると自分のオーラの中に「黒い玉」が無数に写っているのが確認できました。
写真を撮ってくれた店員さんも慌てて
「・・・・・機械が調子悪いですね~(汗 撮りなおしましょう!」
と言って撮りなおしてくれたらしいのですが、二枚目も全く同じ写真が撮れたそうです。
同じ写真を見た店員さんは
「お、おうっふ・・・・・・」
とドン引きしてたらしいですが、Tさんはあまり頭が良くなかったのでその写真を見て
「自分は人と違うんだ・・・・特別な存在なんだ・・・・」
と何故かポジティブに捉えていたそうです。
それからもTさんは霊障を楽しんでしまい、その身に起きる霊障もエスカレートしていきました。
そして、Tさんがいつも身に着けていた水晶の中に「黒い渦」が出来たり、部屋に置いてあるパワーストーンが真っ二つに割れていったそうです。
そんな状況下では段々と精神もおかしくなっていき、人と話す時には自分の意思で話す、というより頭の中で聞こえる「自称高次元の存在」の声をそのまま人に話したりしており会話の内容も支離滅裂になっていったそうです。
そうなるとTさんの社会性もどんどん失われていき仕事はもちろんまともな人間関係を保つ事すら困難になっていきました。
この状態は明らかな「憑依」と言えるんじゃないかな~、と僕は思います。
実際、「憑依」なんつーと自分の精神の中だけの話のような感じもありますが、憑依に伴って写真に黒い玉が移ったり、鉱物であるパワーストーンに黒い渦などが出てくるような現実的な事象が起きる事もある訳です。
まぁ、お氣付きの人もいるかもしれませんが、ここで書いたTさんってのは以前の僕の事なんですけどね・・・・・
学んできた経緯によって表現は変わる
エネルギーワークをやってるとどうしても人のエネルギーを言葉で表現しなくてはいけない場面は多くあります。
でも、エネルギーを言葉で表現するのは非常に難しく繊細です。
だって本来エネルギーって言葉で表現できるモノではないからね。
しかも術者側の学んできた経緯によって言葉も変わってきます。
霊能者さんなら「憑依」
ヒーラーさんなら「古いエネルギー」
氣功家なら「氣のバランスが崩れている」
などのように同じエネルギーと相対しても表現が変わってくる訳です。
僕は霊能者ではないのであまり「憑依」という言葉は好んで使いません。
ただ、それでもどう捉えても
「この氣はどう考えても意思を持ってるな・・・・」
そういった場合もあったりします。
そういう時は相手と世界観を共有する為にも不本意ながら「憑依」という言葉を使う事はあります。
意思のあるエネルギーとの共存
そんな感じで「意思のあるエネルギー」を纏ってる人を何人か見てきましたが、そういった人達は自分のおかれてる状況や自分の状態をポジティブに捉える事が多いような氣がします。
理由として「意思のあるエネルギー」ってのはその人の近くに纏わりついてるのが心地良いような状況であり、そこから離れさせられるのを嫌がります。
憑依されると頭部に氣が集まり6番チャクラや7番チャクラに氣がどんどん流入して、ある意味で「躁状態」に近くなり憑依されてる本人も楽しい氣分になる訳です。
しかも外部から引き抜こうとすると
「抜かれたくない!」
と、あらゆる抵抗をしてくるのが普通です。
本人は楽しいし、憑依してる方も離れないで済むしで、ある意味「共存状態」が形成されます。
そのような状況になると
・思考がどんどん湧いてきて集中力が無くなる
・常にソワソワしているような状態になりやすい
・自分の中に自分以外の氣配を感じる
・頭の中で声が聞こえる
というような状態になりやすいです。
一応言っておくとこれらの症状があったとしても憑依と言えるほどの段階ではないケースも多いですし、例え憑依状態にあったとしてもこれらの症状は全然軽めです。
ただ、これらの症状が一つでもあったら氣が昇ってしまってるのは確定なのでリラックスする時間を作ったり浄化して氣を安定させるのが良いと思います。
自分が憑依されてるかも・・・・と思ったら
チャネリングし過ぎて起きてる間はずっと頭の中でチャネリング状態になってるチャネラー
肥大した劣等感に耐え切れず「自分は神様に好かれている高等な人間」と思い込み周囲の人間を見下す人
完璧主義が行き過ぎて自分の些細なミスさえも許せなくなってしまって自分を追い込み他の事が出来なくなってしまった余裕のない人
皆さん、それぞれ別物ではありますが、僕が見てきた「意思のあるエネルギー」に取り込まれてしまった人達です。
これらの人達に共通するのは
「心の弱さに付け込まれてる」
という事です。
古い言い方をすると
「魔が入りこむ」
とか言ったりします。
要はその人の心の中に入り込む隙があった訳ですね。
こうなってしまうと社会生活を送るのが困難になってしまう場合も多々あります。
もし、自分が何かしらに憑依されてしまったと感じた時は
「精神世界から離れてみる」
という事を意識してみて下さい。
憑依されてしまってる人達の多くはスピリチュアルなどの精神世界に没頭してるケースがほとんどです。
このブログで何度も書いてますが、スピリチュアルなどの精神世界は本当に玉石混合で、良い氣を発してるブログやHPなどもありますが、ほとんどはあまり良いとは言えない氣を発してる場合が多いです。
そういった世界に没頭する事で氣が昇りやすくなり、結果、自分の精神と同調した意思のあるエネルギーが入り込んでくる訳です。
なので、もし自分が不具合を抱えていて、それが憑依的なモノだと感じたら精神世界から離れて日常生活の中で自分が出来る事を一生懸命に行う事を意識した方が良いと思います。
日常生活をきっちり送れた上で興味がまだあったら精神世界に戻ってくればいいです。
まぁ、ここまで書いといてあれですが、「自分は憑依されてるかも・・・・」なんて氣にしても良い事ないのであんまり意識しなくても良いかな~とも思いますけどね。
ただ、こういう記事を書くと
「私は憑依されてると思います。どうにかしてください」
みたいな人が一杯来たりするのでそれはそれで困っちゃいます。
別に僕は人から意思のあるエネルギーを引っこ抜くのが趣味な訳ではないですからね・・・・・・・・・
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
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