谷山です。
氣功と瞑想は一般的には別ジャンルに解釈されてますが、本来は表裏一体であり僕的には全く同じものだと考えています。
ただ、僕自身は昔から活動的な人間だったもので、静かに目を瞑る「静的」な瞑想には苦手意識がありました。
静かに座ってると何だか「うずうずそわそわ」してきちゃうんですよね。
なのでどちらかというと「動的」である呼吸法などの方が性に合ってる感じはありました。
こういう人って結構いたりするんじゃないかな~
そんな僕でしたが、流石にいまは静かに目を瞑って瞑想していて「そわそわ」する事もなくなり、スッーーーーと深い瞑想に入る事も出来るようになりました。
そんな僕がどうやって「静的」な瞑想力が上がったのか?というと、それは「心のコントロール方法」を身に着けたからに他ならないです。
そんな訳で今日は「心のコントロール法」について書いてみたいと思います。
では行ってみよう!
心のコントロールとは?
「心のコントロール法」というと多くの人は喉から手が出るぐらい欲しがるスキルだと思います。
そもそも「心のコントロール」自体を少し誤解してる人が多かったりするので、ここで少し説明してみたいと思います。
「心のコントロール」というと多くの人は「自分の思考や感情を自分で決めれる」みたいに捉える人が多いです。
辛い事があっても前向きでいられるとか、悲しい出来事を経験しても明るい氣持ちでいるみたいなイメージを持つ人がいます。
それはそれで間違ってる訳じゃないけど、自分の感情を自分で決める事が出来る人ってのは相当な猛者でも難しいです。
それぐらい「感情」ってのは勝手に心に湧いてきたりずっと居座ったりする訳です。
ではここで言う「心のコントロール」とは何を指すのでしょうか?
それは
「心が心を相手にしない状態でいる事」
を指します。
「心のスルースキル」と言ってもいいかもしれません。
どんな感情が湧いてきても構いません。
感情ってのは心の中で湧いてくるモノではありますが、その湧いてきている感情を心が相手にしない事こそが「心のコントロール」だったりする訳です。
瞑想は心のコントロール力を上げる
ってな訳で「心のコントロール力」を上げると自分の心に振り回される事が劇的に減る訳ですが、どうやってコントロール力を上げるかというと、それは「心を観察」する事です。
「観察」と言うとやっぱり多くの人が勘違いしてる事が多いのですが、心の中であーでもないこーでもないと湧き出てくるモノを「ただ見る」事だけが「観察」です。
心の声に反応したり考察する事は観察とは言えないです。
それは「心の声に飲まれている」と言えます。
良いも悪いも好きも嫌いも全て超越した感覚でただただ「見る」だけが心の観察です。
普通に目を瞑って心を静かにしようと努めるだけでも瞑想力、ひいては心のコントロール力は上がっていきますが、その方法だけだと以前の僕のように「そわそわ感」が出てきてしまい途中で辞めてしまったり集中できないまま終わったりする事もあるかと思います。
そこで僕が昔によくやっていた「強制的に心を観察する方法」をご紹介したいと思います。
ナマケモノワークで心を強制的に観察する
動的ではありますが、強制的に心を観察する事が出来るワークが「ナマケモノワーク」です。
やり方はシンプルで、ルールをたった一つ守るだけです。
そのルールとは
「出来るだけ可能な限りゆっくり動く」
という事だけです。
立つも座るも歩くも何をするにでも、ただただ「可能な限りゆっくり動く」だけです。
止まってしまうと意味があまり無くなるので、目的が無くてもいいので何となく動き続けて下さい(もちろん家の中でね。外でやったら危ない人になっちゃう)
これを実行しているだけで「心のコントロール力」は上がっていきます。
「ゆっくり動く」とは言っても慣れてない場合など、いつもの癖でパッと素早く動いてしまう事もあったりしますが、それはそれでOKです。
「今の自分が出来うる限り」という事が大切なので、パッと動いてしまったとしてもそれはそれで「可能な限り」の範疇に入る訳です。
そうやって死ぬほどゆっくり動き続けていると段々とイライラしてきたり、何かを思い出して「あ~あれやんなきゃ」なんて思うかもしれません。
何にせよ、メチャクチャゆっくり動いていると思考と感情に余裕が出てきて色々な事を考えたり感じたりするようになります。
例え何を考えようが何を感じようが、「ゆっくり動く」というルールだけは守るようにして下さい。
やっていくウチに「思考と感情のスピード」と身体の動くスピードのギャップに氣付くと思います。
そして、いつもの様に身体を動かせない事に強烈な違和感を感じてきます。
それでもゆっくり動く事は続けます。
「身体はメチャクチャゆっくり動いているけど思考や感情はいつものスピードで動いている」
この状態は強制的に自分の心の中を見させ続けられます。
なのでこの状態を維持し続ける事で「観察力」が上がっていく訳です。
そして、ある瞬間に臨界点を超えます。
臨界点を超えると「シッーーーーーーーーン」と心の中が一氣に静かになる経験をすると思います。
これを経験すると
「自分自身と自分の心は別物なんだ」
という理解が深まります。
これぞまさしく「瞑想」ですよね。
まとめ
そんな感じでナマケモノワークをやって貰って「観察力」を上げ、心のコントロール方法を知って頂きたいと思う訳なんですが、このワークをやる時の補足をあげます。
・時間を決めてやる
ゆっくり動く事を無制限にやるのではなく、10分なら10分と時間を決めてやる事をお勧めします。
でも特に最初のうちは出来るだけ時間を取って長い時間やる事をお勧めします。
じゃないと観察できる前に時間が来ちゃうからね。
・感情が激しく動いても止めない
このワークをやってると感情が激しく動きます。
僕の場合はあまりにいつも通りに動けない為に「超イライラ」しながらやってました。
もう止めたくなるほどにね。
でもそれは逆にチャンスでもあります。
それだけ激しく感情が動くという事は「観察のチャンス」とも言える訳です。
どれだけイライラしちゃってたとしてもキチンと観察できれば消えていきますので、出来れば感情が消えるまでは続けてみて欲しいです。
・あえてギャップを作る
超ゆっくり動きながら水を流しっぱなしで洗い物をやってみましょう。
皿は超ゆっくり洗ってるのに水道から流れる水は「ザッーーーー」といつもの調子で流れます。
自分の中のスピードと外部のスピードのギャップが観察するチャンスを広げてくれたりする事もあります。
長時間水を流しっぱなしにするのはもったいないので、水を流すのは短時間にするか違うモノでスピードのギャップを作るのは面白いと思います。
・・・・・・・・・・・・・と、そんな感じで「ナマケモノワーク」を紹介してみましたが、このワークは「動的」であり「静的」でもあり、誰でも簡単にできるワークとして優秀なモノだと自負しています。
ただ、最初は忍耐も必要かもしんないけどね。
でもそれが「瞑想力」を上げるコツでもあります。
何にせよ、座って目を瞑る瞑想が苦手な人はナマケモノワークで瞑想力を上げてみては如何でしょうか?
そして、自分の心に対してコントロールを身に着けて色々と激しい世の中を凛として過ごして行きたいものですよね。

谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
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