谷山です。
ここ最近、スカイプやズームを使った「ネット練習会」を頻繁に開催してます。
生徒さん同士でコミュニケーションを計ってもらい普段は話をしないような人達と話してもらう事で氣付きを得てもらったり、シンプルに能力向上してもらうのが目的です。
そんな感じで練習会をちょいちょい行っているのですが、とある生徒さんから
「決まった日時に都合がつかない人もいるのでスケジュールの都合が合った人達だけでサクッと練習会を開きたい」
という要望を貰いました。
もちろん即OKを出して、今まで練習会を主催した事がない生徒さん達に練習会を開いて貰う事になりました。
開催するのは良いのですが、今まで経験した事がないモノにチャレンジするに辺り、分からない事などもあると思うので前もって主催する人達に質問などを受け付けていました。
その時、主催する生徒さんの一人から
「先生は練習会には参加しないで欲しい」
と要望がありました。
まぁ、話を聞いていて
「事前に教えてもらう事はあったとしても、練習会自体は全面的に任せてほしい」
というようなを印象を受けたので、確かに僕がいない方が伸び伸びできるだろうし、分からない事などを自分の力だけで解決しようとするのは大切な事なのでその要望にも二つ返事でOKを出しました。
そして、生徒さん達だけで練習会を行った日の夜に、参加された生徒さん達からチャットに
「今日の練習会とても勉強になり楽しかったです」
「ホント楽しかったです^^」
「良い時間を過ごせました~」
などととてもポジティブな内容のメッセージが流れてきました。
それを見た僕は
「良い感じで練習会ができたんだな~ 良かった良かった^^」
という思いが湧いてきたのですが、それと同時に
「俺が参加してないところでみんな楽しそうにしてていいな・・・・・ちくしょう・・・・ちくしょう・・・・」
みたいな感情も湧いてきました(だいたい8対2ぐらいの割合)
おっさんは意外と寂しがり屋だったりするんです・・・・
ちょうどその時、隣に奥さんがいたので
「生徒さん達だけの練習会良かったみたいだよ。でも俺がいないとこでみんな楽しそうにしてるよ・・・・」
と愚痴じゃないけど自分の感情をそのまま吐露すると
「お前はほんとにちっちゃい奴だな。練習会の成功を素直に喜べよ」
と言われてしまいました・・・・・・
自分の感情に素直になる
という出来事があったのですが、ここまでは単なる僕の泣き言です(笑)
んで、今日の本題である
「読み取り能力を向上させる基本的な事」
ですが、これは↑のサブタイトルにもある
「自分の感情に素直になる」
という事が一つのポイントです(もちろん他にもありますが)
どういう事かと言うと、このブログでも何度も書いてますが、「読み取り」というのは「相手と同調する」という事です。
同調を意識した事がない人はピンとこないかもしれませんが、同調は
「今の自分に相手が入ってくる」
みたいなイメージをして貰えば良いかと思います。
その時、一番の理想は自分自身が「フラット」な状態で相手を受け入れる事です。
何故なら自分自身がフラットな状態を保っていれば、相手の情報が入ってきた時にすぐに氣付く事が出来るし読み取りの精度も上がるからです。
でも、自分がフラットな状態を保つには「慣れ」が大事なのである程度は場数を踏む必要もあります。
そしてまだ読み取りに「慣れ」てない人達は自身の身体や精神、意識などに「波」が立っている事が多いので読み取りの際に
「相手の波なのか自分の波なのか分からない」
という事が起きてしまう訳です。
自分の感情が自分で分からない人が多い
フラットになる自信がない人は読み取りをする前に素直に自分の感情を感じましょう。
「いま緊張してるな」
「どんな感じなんだろうとワクワクしてる」
みたいな感じで感情を言語化すればOKです。
例え何かしらの感情が湧いていて精神が波立っていたとしても、それを自分で把握できていればそれがその時のベースになるからです。
例えば「緊張してる」と言語化できていればその時に立っている波も把握できている、という訳です。
そんで読み取りを開始して、その波がどう変化するかを観察してみれば自分と相手との差異が分かる訳です。
ただ、ここで一つ問題があって自分の感情を感じてみようとしても「自分の感情が分からない」という人がけっこういたりします。
自分では怒ってないように感じていても実は怒ってる・・・・・・
自分では氣付かない悲しみの感情を抱いている・・・・・
そんな事はめちゃくちゃあったりします。
そういう場合って
「ネガティブな感情を抱いてはいけない」
という思い込みが一つの要因だったりします。
「大人はこんな事で怒ってはダメ」
「悲しむのは良くない事」
そういった思い込みを貯めて生きてきた人ほど自分で自分の感情に氣付きずらかったりします。
「怒り」や「悲しみ」の感情ってのは抱かない方が過ごしやすいってのは事実ではありますが、抱いてはいけないという事は全くもってありません。
大事なのは
「いま自分が感じてる事を素直に認められるか」
という事なんですよね。
言葉で言うのは簡単だけど実際に認めるのは難しいかもしれません。
特にプライドが高い人ほど自分の感情を認めなかったりします。
それに「自分の感情を素直に認める」という事は氣の読み取りに限らず日頃の中でもとても重要です。
自分の感情に氣付けず「鬱」になってしまう人がどれほど多いか・・・・・
そういう人って心の中にとても大きな「負のエネルギー」を抱えちゃったりする訳です。
感情を素直に受け入れる為に
自分の感情に氣付き、かつ素直に受け入れる為に日頃から自分の心の中に「もう一人の自分」を作るのが良いかと思います(これをアバターと言います)
何かしらの感情が湧いてきたら自分のアバターに対して、いま自分が感じてる感情を素直に吐き出すようにします。
アバターっつても自分自身な訳ですから、自分では恥ずかしいと感じてたりしても素直にどんどん吐き出します。
誰にも見られてません。思いっきり吐き出しましょう。
もし、吐き出してもスッキリしなかったり自分の感情に対して氣付きが得られなかったらまだまだ自分の中にフタをした感情がある可能性があります。
そういう場合は何かしらの氣付きが出るまで
「この氣持ちは言語化するとこんな感情なのかな?」
「こんな感情を感じてたらみっともない、って思いがあるな」
みたいな感じで心の中をパトロールします。
そしてフッと心が楽になったり何かしらの氣付きが得られたらそれは自分の心の中を素直に受け入れられたと言っても良いかと思います。
言葉にすると簡単ですがやってみるとけっこう難しく感じるかもしれません。
何にせよ、何度試しても貯金が減る訳ではないですからどんどんトライしてみて下さい。
そうすれば「読み取り能力の向上」だけでなく、日常を生きていくのが少しは楽になるんじゃないかな~、と思います。
自分の心の中を素直に認める、って最初は勇氣のいる事かもしれません。
けど、「あるがままの自分」を受け入れる事が出来ればそこから大きな変化が作られるかもしれないし、生きやすくなっていくのは事実だと思います。
「俺のいないとこでみんな楽しそうにしやがって・・・・・・」
そんな醜い感情すら素直に認められるでっかい人間でありたいですね~(笑)
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
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