三つ子の魂百まで、を実感した話

谷山です。

皆さん

「三つ子の魂百まで」

ってことわざを聞いた事あると思います。

「小さい頃に体得した性格は年を取ってもそう簡単に変わらない」

「幼い頃に作られた性質は一生変わらない」

そんな意味があることわざですが、こういった仕事をして色々な人とエネルギーの交流をしているとこの言葉って本当なんだな~、と実感します。

ただ、「三つ子の魂百まで」という言葉を実感する時ってもちろん良いケースもありますが、けっこう「ネガティブなケース」も多くあります。

そういった事を経験する度に

「親の愛ってのはとても強くてある意味で呪いみたいなモノだな」

と感じます。

今日はそこら辺について僕や生徒さんの例を元に記事を書いてみたいと思います。

親から受けた影響は大きい

「小さい子供」ってのは世界が狭いです。

狭い世界の中では子供にとって「親」という存在自体が世界みたいなモノになる訳です。

そして、その「世界」の大部分である親から受けた影響や教育は子供の「潜在意識」に蓄積していきます。

例えば僕の場合で言うと、小さい頃から親に

「生きるってのは大変だ」

「仕事は辛いものだ」

そのような事を繰り返し繰り返し言われてきました。

その時の僕は小さいながらに

「そんなに辛いなら大人になりたくねぇな~」

なんて世界に絶望したのを覚えてます。

そして段々と成長していき、大人になるにつれ「自我」が強くなっていき

「自分の考えや信念」

も固まっていきます。

そうなって社会に出て仕事をしていていると、僕の中で

「仕事は楽しんでこそ効率が上がる」

というような考え方が生まれたのですが、かといって潜在意識に刷り込まれた親からの影響が消えた訳ではなく

「頭では楽しみたいと思ってるけど仕事をしていて辛い思いをしないと罪悪感が沸いてくる」

といった頭と心がチグハグな状態になっていました。

その時は潜在意識に刷り込まれた情報にはもちろん氣付いていません。

そんな感じで自分では氣付かない「顕在意識」と「潜在意識」のギャップの間でモンモンとしていた期間が10年以上ありました。

今思うとこれは無意識ながらも結構なストレスだったと思います。

母の愛は根深い

生徒さんにレッスンをする中で

「母親の愛情はとても深い」

という事を感じたケースがあります。

プライベートな事なので詳細は省きますが、その生徒さんは小さい頃から

「母親に(とある事)を刷り込まれてきて、それが今になっても苦しい」

と訴える方がいました。

その人は瞑想のレベルもかなりの段階に達していて、自分の中にある様々なモノを「客観的」に視る技術は身についています。

「自分の中にあるモノを客観的に視る事は出来てもそれを自分ではどうしようもない」

という事はままあったりします。

トラウマなどを始めとする自分の中にある「記憶」や「情報」ももちろん「エネルギー」です。

レッスンの中で話を聞きつつ、ワークの一環として生徒さんの中にある

「お母さんから刷り込まれたエネルギー」

を引っ張り出す事をやりました。

引っ張り出す時にどれだけのパワーが必要かで、その人にどれだけその情報が深く根付いているか分かります。

「うんとこどっこしょ、うんとこどっこいしょ」

と刷り込まれたエネルギーを生徒さんと一緒に引っ張り出します(もちろんそんな掛け声は出してないけど)

でもなかなか抜けません。

うんとこどっこいしょ

そんな中、ワークを続けていると額の6番チャクラから

「ズゾゾゾゾゾー」

とその人のお母さんのエネルギーが抜け出てきました。

それは僕からすると「お母さんの分身とも言えるぐらい強烈なエネルギー」に感じます。

生徒さんに確認すると

「母親の顔が目の前に現れたと思ったら6番チャクラが動いて抜けてった」

と言っていたので体感も僕と一致しています。

そして「6番チャクラ」から抜け出てから「5番チャクラ」、「4番チャクラ」までの氣脈に根付いていたエネルギーが抜け出てきました。

これはいわゆる「任脈」と呼ばれる氣脈上にお母さんのエネルギーがこびりついていた為と思われます。

任脈                                             流派によって多少位置や長さの解釈が違いますが、基本的には体の真ん中を通る氣脈を指します

もちろんお母さんは「良かれ」と思ってその生徒さんに教育をしていた訳です。

そのエネルギーのこびりつき方からして相当な「愛情」を感じます。

「よっしゃー 抜けたぞーーー!」

なんて二人で喜んびました(ワーク中は瞑想状態なので「よっしゃー!」なんて声は出してないけど、一応雰囲氣でね・・・・)

これにはけっこう手こずった記憶がありますが、それだけ「母の愛」というのは強いんだな~、と思うと同時に

「幼少期より刷り込まれたエネルギーの根深さ」

に驚いたものです。

生徒さんもかなりスッキリしたようで、僕も

「いい仕事したな~」

と自画自賛して嬉しくなったもんです(笑)

幼少期の影響は潜在意識に蓄積される

とまぁ、ここまで

「幼少期に親から受けた影響」

の強さについて書いてきましたが、実際にはここで挙げた生徒さんの例以外にもこういった事は多々ありました。

もちろん「ポジティブ」な影響を受けている人もいましたが、やっぱり多くは「ネガティブ」な影響である事が多かったです(ポジティブなら抜く必要もないしね)

この記事を読んでくれている人の中で

「自分は親からの悪影響を強く受けている」

という自覚がある人は専門家に相談してみるのも良いかもしれません。

中には

「自分で解決しよう」

と考える方も少なからずいるかもしれませんが、自分の中の精神的な部分をフラットに客観視するのはけっこう難しかったりしますしリスクも生まれますのであんまりおススメしません。

まぁ、ここまでツラツラと

「幼少期の親からの影響」

という事について書いてきましたが、結局何が言いたかったかと言うと

「幼少期に受けた影響は潜在意識下に蓄積されて今の現実に大きな影響を与えている」

という事が言いたかった訳です。

良い悪い、大小は別にしてそれは間違いない事だと思います。

そして潜在意識は常にあなたに対して「声」を発しています。

「認知が歪んでいると言われた」

「生きていて何だか違和感を感じる」

「自分らしく生きれていない感じがある」

これらが自分に当てはまるのなら、静かに目を瞑って自分の心の中の声に耳を傾けてみるのもたまには良いかもしれませんね~

もしあまりにも強烈に感じるようなら専門家に相談してみて下さいね!

何にせよ、潜在意識とツーカーになって本当の意味で自分らしく生きていきたいもんです。

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