谷山です。
皆さん、「共感覚」って聞いた事ありますか?
ご存じない方の為に一応説明させてもらうと、共感覚(シナスタジア)とは
共感覚とは、ある情報 (文字、音、月日の概念など) を頭の中で処理しているときに、その情報が一般的な形で処理される (例:文字が文字として認識される) ことに加えて、一般的にはそれと無関係と考えられるような種類の感覚や認知処理まで引き起こされる (例:文字を見た時に色の印象を覚える) というもので、人口の数%程度の人しか持たないと考えられている認知特性
と言われます(いきなり引用でごめんよ)
簡単に言うと
「色を見ると通常の色という判断とは別に音として認知する」
「特定の数字を見ると男性として認知する」
みたいな感じで受け取った情報を違う五感で感知する能力の事を指します。
↑の引用分だと「人口の数%程度の人しか持たない」と書いてありますが、僕の感覚では全然そんな事はなくて全ての人が持っている能力だと思っています。
「特定の人を見ると暖かさを感じる」
「あの人の後ろには優しそうなお婆さんが見守ってる」(守護霊的な意味で)
「カレーの臭いを感じると実家の母親を思い出す」
みたいな事もすべては「共感覚」と言えます。
もちろん、エネルギーワークをやってる人なんかは
「あの人の氣はパワフルだね」
「優しいエネルギーを発してるね」
みたいな事は普通に感じて言葉で表したりしますが、それこそが共感覚だったりする訳です。
エネルギーワークにおいては「共感覚」を使って認知するのは基本的な事でもあります。
そして誰でも持ってるこの「共感覚」を上手く使う事で自分の能力を加速度的に向上させる事も可能です。
今日は僕自身の事例も含めてそこら辺について書いてみたいと思います。
では行ってみよう!
相性の良い音楽を聴くと共感覚が発生してた若い頃
僕は昔、ダンスミュージックのDJをやっていてクラブや野外でブイブイいわせてた時期があります。
自分がDJをするのも好きでしたが、外タレなんかが来るイベントも好きでよく足を運んでました。
普段はフロアで流れてる曲でガンガン踊りまくってる感じですが、とある特定のアーティストのライブなんかを見てると何とも言えない感覚をおぼえる事がままありました。
言葉では表現しずらいんですが、いきなり感覚的に奥行きを感じたり、立体的な感じで音が聞こえたりするんです。
音楽を聴いてて「感覚的に奥行きを感じる」とかって自分で書いてて意味が分からないんですが、言葉ではそう表すしかない感覚です。
でも、そういう時は既に知っている曲なんかでもいつも以上にカッコよく聞こえます。
当時は「共感覚」なんて知らなかったから
「ああ!また何か変な感覚になった!いつも聞くよりかっけぇ!!」
みたいな感じで自分の中で盛り上がってただけだったんですが、今から考えるとあの感覚は立派な「共感覚」です。
自分なりにどういった時にその様な感覚になるかと分析してみたところ
・自分の好きなアーティストが最高のパフォーマンスを発揮してる時
・サウンドシステムが一定以上のレベルの時
・自分の体調が良い時
というのが共感覚が出てくる時に共通していました。
なので、イベント情報なんかを見て、自分の好きなアーティストが来日する情報を知った時なんか
「またあの感覚になれるかなw」
なんて胸を躍らせたもんです。
一度覚えた感覚はなかなか忘れない
それ以前にも自分が共感覚で情報をキャッチしていた事はあったと思うのですが、自覚できるぐらい強い感覚を覚えたのはその時期です。
改めて考えるともう20年以上前なのか・・・・・・
年取ったなぁ・・・・・
でも20年以上経った今でもその時の感覚は鮮明に覚えてます。
特別な感覚って一度感じるとなかなか忘れないんですよね。
この記事を読んでくれてる皆さんも昔の感覚なんかに意識を向けて思い出してみて欲しいです。
ネガティブな記憶や感覚は思い出さない方が良いかもしれませんが、初恋の感覚、受験に合格した時の感覚、結婚や出産した時の感覚・・・・・
じっくり思い出してみるとその時の記憶と感覚が蘇ってきて、まるでその時の事を追体験しているような感じになると思います。
その時に感じた自分だけであろう特別な感覚って色あせる事なく今でも覚えてるもんですよね。
共感覚を使って加速度的に成長する
自分では氣付かなくても目の前の情報を「共感覚」を使ってキャッチしてる事は多いです。
他の人の話を聞くと
「子供の頃はそういった特殊な感覚があった」
という人がけっこういます。
しかし年を重ねるにつれてそういった「共感覚」が薄れてくる事が多いようです。
子供って理屈や理論を知らないから目の前の情報を自分独自の共感覚で感じ取る事は決して不思議ではないんですよね。
まずは自分が子供の頃に感じたちょっと変な感覚を思い出してみて下さい。
自分が子供の頃に戻ったようなイメージをありありと思い出せばその時の感覚も甦ってくると思います。
もしそういった感覚を覚えた記憶がないならば今から鍛えましょう。
「共感覚 鍛え方」とかで検索すればたくさんサイトが出てきますから今から共感覚を鍛えたい人はぜひ検索してみて下さい。
情報を共感覚で感じ取るイメージが出来たら次に
・自分がいま学んでいる事
・自分が成功するイメージ
と共感覚のイメージを結び付けます。
学んでいる事に共感覚を使う場合は、いま自分が学んでいる事を頭の中で思い出しながら共感覚が発動している時の感覚を思い出します。
僕の場合で言うと、読んでる本の内容や組み立てていく理論を頭の中で反芻しながら音楽を聴いていて奥行を感じていた時の感覚に包まれる(思い出す)ようなイメージを行います。
僕はこういった事を「感覚に寄せる」と言ったりします。
上手く感覚に寄せる事が出来てくると数字や言語でごっちゃごっちゃに取っ散らかっていた頭の中が立体になっていき、ごっちゃのままではありますが形を成していく感覚を覚えます。
そうすると理論的に理解しがたかったモノが感覚的に理解できるようになっていくんです。
また、自分の成功するイメージをしっかりと強く作り、上記と同じように共感覚を伴った感覚で自分が成功した姿や雰囲氣、感情をリアルにイメージしていく事で自分が思い描いた未来像にどんどん近づいていきます。
「なぜ共感覚と成功したイメージを結び付けると思い描いた未来像に近づくのか?」
という部分に関しては細かい説明を書いてると記事がダラダラと長くなってしまうので、とりあえずは「そういうもんなんだ」と納得しといてください(我ながら強引だな)
何にせよ、人間の「感覚」ってのは非常に大きな可能性があります。
現代では感覚を使う事を疎かにする事がほとんどなので多くの人の感覚は眠ったような状態になっています。
でも、その眠った感覚を起こす事で自分の生き方に大きな変化が起きるのは間違いないと思っています。
そもそも僕がそうですし。
「今が何だかつまらない」
「もっと人生を楽しみたい」
と考えてる人は無限の可能性を秘めている自分の「感覚」に目を向けてみるのも面白いと思いますよ^^
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
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