嫌いな人の事を考えるとなぜ疲れるのか?

谷山です。

だいぶ前の話になりますが、僕がこの「視えない世界」に入門して1~2年ぐらい経った頃だと思います。

当時、小さかった子供たちを連れ今は無き「としまえん」(遊園地)に行った事がありました。

としまえんに着くと子供たちが

「お父さん!僕らあっちで遊んでくるからジェットコースターに一人で並んでて!!」

と言い放ち、どこかにピューと走って行ってしまいました。

「やれやれ、お父さんは並び係りかよ・・・・・」

なんて言ったものの、実は列に並ぶには僕一人の方が都合良かったんです。

何故なら、並びながら一人で

「呼吸法を使った瞑想」

が出来るからです。

大勢でワイワイ並んでたら瞑想なんかできません。

若いカップル達が並んでいる列におっさん一人が並び始めて静かに呼吸法を始めます。

丹田が開き氣が立ち上る

ゆっくりと丹田に呼吸を吹きおろし、変性意識が深まるのを感じます。

そうすると丹田に氣が貯まり丹田が開きます。

知ってる人も多いかと思いますが、丹田が開くと手のひらの一番大きなツボである「労宮」も開きます。

丹田(氣海)、労宮という「氣」を出すツボが開くと全身から氣が湯氣の如くボンワ~と立ち上っていくのを感じます。

こんなイメージ

「全身から氣が出はじめたな~」

なんて思って湯氣のように立ち上る氣を意識してみると、立ち上る氣が周りの人に吸われていくが分かります。

もう少し状況を説明すると、周りの人達からも氣が湯氣のように立ち上ってるんですが、その湯氣同士が交じり合う感じになってるんです。

ただ、自分と比べると立ち上り方が全然弱いです。

ジェットコースターに並んでる人達で丹田が開いてるのは僕だけでしょうから、それはそれで当たり前の話です。

その場で一番「氣」が出てる僕の湯氣がより多くの量、多くの人と交じり合ってるのが分かるんです。

「氣は強い(多い)方から弱い(少ない)方へ流れる」

この事は言葉としては知っていたのですが、実際に自分が体感的に理解したのはこの時が初めてでした。

知ってた言葉を体感的に腑に落とす事ができ妙に感動したのを今でも覚えてます。

氣は常に交わっている

なぜ僕が突然、自分の氣が湯氣のように立ち上っているのを感じたのか?

と言いますと、これはシンプルに

「丹田が開いて氣が出てきたから」

と言えます。

氣が大量に出てくると、その人特有の能力みたいなモノが発動します。

厳密に言えば氣が出てくるだけではダメなんですが、氣が大量に出てないと発動自体しません。

僕の場合、その発動する能力の一つが

「氣を触覚、視覚で体感的に強く感じる事」

なんですね。

まぁ、これは今回の話の本筋ではないのでここらでやめておきますが、何が言いたかったか?というと

「人は氣づかないだけで常に氣の交流をしている」

という事が言いたかった訳です。

別の言い方をすると

「人は常に影響を与え合っている」

とも言えます。

好き嫌いに関係なく、自分の「意識に上がってる人」全てと影響を与え合ってる訳です。

人から受ける影響

「人は常に影響を与え合っている」

あなたが信じるも信じないも事実は一つです。

もし本当に人は常に影響を与え合っているとしたら、この瞬間もあなたは何かしらの影響を受けている事になります。

まぁ、このブログを読んでくれてる訳ですから、この瞬間においては「僕の影響を受けてる」とも言えるんですけどね。

人から無意識的に受ける影響ははっきり言ってとても地味です。

「いま、この人から影響を受けてるわ~」

なんて氣づかないのが普通です。

でも、それだけ人からの影響はあなたの深層にジワジワと入り込んでいきます。

一回会ったぐらいの人だったらほぼ問題はないです。

でもあなたの家族、パートナー、会社の同僚、近所の人などあなたの周りに常にいる人達から無意識的に受ける影響は計り知れません。

しかもあなたはそれに氣付く事は出来ないんです。

もしかしたらあなたが普段から考えてる事は知らないうちにあなたに影響を与えた誰かのエネルギーである可能性もぜんぜんある訳なんですね。

あなたは何の影響を受けたいですか?

という訳で

「人は常に影響を受けている」

という事を僕の体験談を踏まえてお話させて貰った訳ですが、今回の記事で一番言いたかった事は

「あなたは何の影響を受けたいですか?」

という事だったりします。

 

「あいつにあんなこと言われて腹立つよな~」

「あの人はいつも不機嫌そうで嫌になっちゃうわ」

なんて考える事はいたって普通の事です。

でも、その時点であなたが思い描いている人からあなたは影響を受けてる訳です。

あなたが嫌がってる人を「自分で」思い出して、その人からあなたは影響を受けていてる。

その影響で更に嫌な人や嫌な事ばかり思い描く癖が知らずについてしまっている・・・・・・

そんな人をめちゃくちゃ多く見ます。

それは本当にあなたが望んでいる事なのでしょうか?

本当はもっと別のあなたが憧れている人や尊敬する人、本来ありたい未来の自分の姿から影響を受けるのが理想なんじゃないかな~、なんて思う訳です。

今回の記事はあくまで僕の経験則に沿ってお伝えした内容ではありますが

「人は常に影響を与え合っている」

という事は理論上、間違いのない事でもあったりします。

どうせ影響を受けているなら自分の望ましい影響を選んで受けたいモノですよね。

あんたは本当はどんな「人」からどんな「影響」を受けたいですか?

本氣でそれを考えたら嫌な人の事なんか思い描く時間がもったいなくなってくると思いますよ!

ぜひご自分で選択した「思考」を心がけてみて下さいね^^

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