谷山です。
僕は氣功歴が12年ぐらいなのですが、氣功をやっていて「本当に良かった」と思う事は数知れないぐらいあります。
一番は
「人生が大きく好転した」
という事になるのですが、これは少し抽象的な感じが過ぎますよね。
他にも抽象的で良ければ
「人生観が変わった」
「生活が変わった」
など数えきれないぐらい「良かった」と思う事がありますが、これらはぜんぶ抽象的な表現になってしまいます。
具体的な変化もたくさんあるのですが、一つ具体例を挙げるとすれば「鍼灸が異常に効くようになった」というのも氣功をやっての変化の一つです。
経絡の開発が進むと「鍼」(以下「針」)が異様に効くんですよ。
これは「氣功家」にとってこれはめちゃくちゃ大きな特権の一つだと思います。
氣功をやる前の鍼灸
僕が氣功をやる前、まだ会社員だった頃は疲労が貯まるとマッサージによく行っていました。
そこの店員さんが
「谷山さん、いつもマッサージばかりですがたまには針なんか如何ですか?」
と勧めてきて、勧められるがままに針を打ったのが僕の鍼灸人生において初めての針です。
その時は
「針なんか刺されたら痛てーだろーな」
という先入観があったので、その時は鍼灸師の人が針を打ってくれてもガチガチに緊張してしまい鍼灸の恩恵を全く受ける事はできませんでした。
やっぱ身体に力が入ってると針が筋肉で止まって経絡に刺さりづらいのよね~
その時は
「針なんて効かねーじゃん」
と「針は自分には合わない」と決めつけてその後はしばらく鍼灸治療を受ける事はありませんでした。
その後、氣功を始めるようになり、鍼灸が効く要因などを知り、経絡の開発が進む事で針の恩恵を最大限受ける事が出来るようになっていく訳です。
針を打たれると氣の流れが分かる
それからしばらくが経ち、何かのきっかけで再度「鍼灸」を受ける機会がありました。
以前は緊張してしまい「針は痛い」というイメージがこびりついていたのですが
「針はツボと経絡を刺激して氣の流れを高める」
という知識を得て、鍼灸を受ける際も脱力&脱力で針の恩恵を最大限受けるように意識してみました。
そうしてみると、針が刺さった瞬間は確かに「ピリッ」としますが、その後は静かに筋肉と筋肉の間に針が沈む感覚を感じる事が出来ます。
そして、針が筋肉のスキマを通って経絡に達すると「ズーン」と響く感じがあり、刺したツボとその部位の「反射区」に対して氣が「ジーン」と響くのを感じる事が出来ました。
「これが針かーーーー」
と改めて鍼灸の感覚を知る事ができ、その感覚に身を委ねる事により全身が緩む感覚を覚える事ができました。
それまでは
「針なんて痛いだけじゃん」
だったのが
「針は筋肉を始め全身を緩めてくれる」
という事が身を持って分かった訳です。
感覚を再現すると自分で針が打てる
そんなこんなで「鍼灸」の恩恵を自分なりに享受する事ができたのですが、それはあくまで「鍼灸院」に行った時だけの治療です。
僕は感銘を受けると自分でも同じ事が出来るようになりたいタイプなので、家で自分一人で「鍼灸」がしたいと考えました。
でも流石に免許も持っていない僕が自分に本当の針を刺すのははばかれます。
そういう時は「氣」の針を作ってツボに刺し、感覚を再現する事で同じような効能を得る事が出来るようになるんです。
鍼灸の効果を実感する前からイメージで行う「氣の針」をツボに刺して、身体を緩ませる事をやってはいたのですが、それはあくまで単なる「イメージ」での事です。
氣功家のイメージはそんじょそこらの人のイメージとはパワーが違うので、単なるイメージだけでもツボを開く事は出来ていたんです。
でも、実際に鍼灸を受けて
「針が刺さる感覚」
「経絡に針が刺さって響く感覚」
「針を抜く感覚」
などの感覚が非常に臨場感高く感じる事が出来てからは、それらの感覚をしっかりと再現しながら「氣の針」を自分に打つ事で今までとは次元の違う「氣の治療」が出来るようになりました。
実際に本物の針を刺すのと同じようなリアリティで「氣の針」を刺す事が出来るようになった、という事ですね。
依然と同じイメージでの「針治療」だったとしても自分が経験した感覚を再現するのとしないのでは効果は大きく変わってくる、とも言えるんです。
イメージの再現力は侮れません。
こういった事は「氣功」をやる前は
「そんなん単なる思い込みじゃん」
と思っていた事ですが、今は
「経験を経て得た感覚を再現する事で同じ効果が得られる」
という実感に変わり、それが大きく人生の変化に関わっていたりします。
氣功をやっていて大きく変わった事は数あれど
「イメージが感覚を大きく変える」
という実感を得れたのは大きな収穫の一つだと思っています。
何故なら、自分が感じるモノが自分の「人生」を作っていく訳ですからね。
今回、「鍼灸」という自分の体験を元に記事を書かせて貰いましたが、これを違う角度から見てみると
「イメージの再現力が体感を変えた」
とも言える訳です。
この話は単なる「鍼灸」で終わらせるのではなくて、このブログを読んでくれてる人のこれからの人生に当てはめつつ読んで頂くと何となく意味が分かってくるかと思います。
氣功をやっていて本当に良かった、と思える事はたくさんありますが「人生はイメージで変わる」これを実感できたのは良かった事の一つだと思うし、これに氣付いていない方々にも氣付いて欲しいな~、と思って僕は日々、仕事に励んでいます。
イメージ力を育んで人生を豊にしていこーぜ!
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
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