人をリーディングする時に知っとかなきゃヤバい事

谷山です。

よく

「なんでそんなに相手の事が分かるんですか?」

という質問を貰います。

答えはシンプルで

「同調して相手と同じ状態になってるからですよ」

と答えます。

すると多くの場合

「自分もそれぐらい相手の事が分かりたいです」

という感じになるのですが、なり方なんて簡単です。

なり方は

「氣脈(経絡)の開発をするだけ」

です。

氣脈が開く事で体内外に流れる氣の総量が増えます。

氣の流れる所に「意識」も流れるので氣の総量が増えれば増えるほど流れる氣も増えるので細かな所まで氣の流れが分かるようになるからです。

これが「同調」です。

氣脈が閉じてると氣(意識)の流れが認知しずらいので相手の事が分かりづらいんですよね。

また、特に氣脈の開発をしていなかったとしても、敏感な体質を持ってる人なんかは相手の氣の流れを感じ取って無意識的に同調をしてたりします。

これだとコントロールが効きづらいので無作為に相手からの影響を受けてしまう事も多いです。

そういう意味でも「同調」はちょっと厄介な側面も持ってたりします。

今日はそこら辺について書いてみたいと思います。

では行ってみよう!

同調と共感

さっきも書いた通り、僕はセッションをしている時は氣を出して相手と同調を深めます。

同調を深めると相手の事がまるで自分の事の様に分かってきます。

そうする事で生徒さんが抱えてる問題の解決の糸口を見つけたり、ヒーリングの効果を上げたりする事が可能です。

これはまごうことなき「同調」と言えるのですが、同調は相手の状態を把握するに留める事がとても重要です。

「同調」と「共感」は違います。

相手とエネルギー的に同調した状態で、そのエネルギーに飲み込まれる事が「共感」です。

人間には「自我」が存在し、どんな人でも相手と「共感」する能力を持っています。

辛く悲しい生き方をしてきた人の話を聞いた時、多くの人は

「なんてかわいそうな人なんだ・・・・」

みたいな感じで共感する事が多いです。

そこまでいかなくても日常のちょっとした出来事なんかの話でも自分にも同じような経験がある場合は

「分かるわ~ すごくよく分かる」

みたいな感じで共感するじゃないですか。

「共感能力」っつーのは人間が社会性を保つ為に必要なモノではあるのですが、いざエネルギーワークをやろう、となった時にはとても邪魔になりやすいです。

相手と共感してしまうと、相手のエネルギーを自分のモノとして捉えてしまい強烈な影響を残す場合が多いですし、相手の立場に立ってしまう事で問題解決の糸口を見つける作業も相手の目線になってしまいます。

相手は自分で解決が出来ない問題を抱えているのにその相手と同じ立場になってしまったら問題解決は難しいですよね。

要約すると、同調は

「相手の状態と同じになっている事を認知している」

と言えて、共感は

「相手の状態と同じになっている事を認知していない」

と言えます。

エネルギーワークをやった事がない人はこの微妙な違いがいまいち分からないかもしれませんが、この違いはとても大きな違いがあるんです。

共感せずに同調する方法

僕はエンパシー(共感能力)がとても強く、この世界の事を何にも知らなかった頃は相手や場所からの影響を無作為に受け続けて死ぬ思いをしていました。

この仕事を始めたばかりの頃も死ぬほど共感しまくってボロボロになりながら仕事をしていた記憶があります。

それだと身体が持たないんですよね~

そんな経験から「相手と共感せずに同調する方法」を生み出さずには仕事が続けられなかったんです。

その方法はとてもシンプルです。

「人は人、自分は自分」

という境界線をキッチリ引く事です。

セッションをしていて悩み相談なんかを聞いてる時は相手から負のエネルギーがどんどん出てきます。

まずはそのエネルギーを認知する事です。

そこで相手のエネルギーに飲まれてしまうと「共感」になってしまいます。

特に負のエネルギーは

「自分と共感して~」

とあなたをグイグイ引っ張ってきます。

人の話を聞いていて「まるで自分事のように聞いていた」みたいな経験はあると思いますが、それはまさに「共感」です。

相手からのエネルギーを認知するのは少し経験も必要になってはきますが、相手の話を聞いていて自分の氣分や思考の変化をよく観察してみれば相手のエネルギーが分かってきます。

そのエネルギーに飲まれないように「自分は自分」という認識を持っていれば「共感」ではなく「同調」が出来るようになっていきます。

「共感」も「同調」も一般的には似たような意味合いで使われる事が多いですが、この方法で相手と同調した場合は「認知的同調」と言えると思います。

「相手と同調している事を認知している」

そんな感覚です。

優しい人なんかはこれが苦手だったりするんですよね。

特に日本人は「相手と共感するという事は美徳である」なんて風潮もありますしね。

まとめ

ってな感じで「同調と共感」について書いてみましたが、こういった事は感覚的な部分が多いので文章にするの難しいね~

ただ、プロを目指してる人や現在プロとして活動してるけど心身が思わしくない、セッションがなかなか上達しない、という人はこの部分を抑えておくのはかなり重要です。

むやみやたらにクライアントと共感しまくってると相手にとっても自分にとっても良い事はありませんからね。

今日の記事では「自分と人の境界線を引く」という思考法を書きましたが、普段から瞑想などを行う事も認知的同調のレベル上げにとても役立ちます。

数ある瞑想法の中で僕が同調の練習としてよく勧める瞑想法は「実況中継瞑想」です。

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やり方などはリンク先の記事を読んで貰えればと思いますが、日頃から自分の思考、感情、身体の感覚、氣の流れなどを俯瞰的に見る癖がつけばセッションの最中に色々と氣付きが生まれやすくなります。

認知的同調はなにもセッションをする時に限らず、色々な場面で役に立ちますのでスキルを磨いておいて損はないと思います。

敏感体質、エンパス体質などで外部から影響を受けまくりな人もぜひ実践してみて下さいね。

超楽になっていきますから^^

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