谷山です。
先日、既婚女性の生徒さんとレッスンをしている時に、生徒さんから
「旦那と夜の一戦を終えた後に氣を巡らせるといつもと全然違った。どうしてですか?」
というような質問を貰いました。
・・・・・・・・・う~ん この質問の答えとしては
「そりゃそうだよ」
という事なんですが、いきなりこの手の質問をしてこられてちょっとビックリしましたね(笑)
性的交わりを経て氣を練る「房中術」
話を聞いてみると、夜となりで寝ていた旦那さんから何か「熱感」のようなモノを感じたその人は
「ん?ムラムラしてるのか?」
と思い、旦那さんが更に「その氣」になるように氣を下半身に送っていたそうです。
すると旦那さんと生徒さんの身体が共に熱くなり、旦那さんの氣がみるみる充実していくのが分かったそうです。
・・・・・・・・・・・そこからは、まぁ、ご夫婦のお話なので割愛しますが何にせよ二人で愛を深めあった訳です。
事後も生徒さんの身体は熱いままだったのでその熱感を増幅させて全身に氣を巡らせるといつもよりもネバっとした熱い氣が全身に流れかなり元氣が溢れてきたとの事でした。
これはある意味で「房中術」と言われるモノに近くて、「房中術」は男女の交わりを経て互いに氣を交流させて練っていく内丹の一つであり、実際に身体を交わらせて行うモノを「体交法」と言い、意識だけを交わらせて行うモノを「神交法」と言ったりします。
房中術のリスク
生徒さん自身は「房中術」を知らなかったのですが、奇しくもやってる事は「房中術」(の一種)だったりした訳です。
「房中術」の理想としては男女双方の氣を交わらせて、互いに氣を高めあう事なのですが片方がもう片方の氣を一方的に吸う「房中術」も存在します。
その場合は吸われた方が「精氣」を吸われる訳ですのでパワーダウンは避けられませんし、それが続くようなら健康や寿命にも関わってきます。
男は「精」を放つ事で子孫を残そうとしますが、そこにはかなりのパワーが込められてます。
要は「子孫を残す」という事自体が実はかなりパワーを使う、という事なんですね。
事を普通に行うだけなら消費もそれなりですが、そこに「意念」が絡んでくると普通に行うよりもかなりの「氣」が発生します。
生徒さんは計らずとも旦那さんのムラムラを増幅させて、更にそれを「奪う」(敢えての表現)という事をしてたんですね。
僕も思わず
「それじゃサキュバスですやん」
と突っ込んでしまいました(笑)
氣功は本当に面白い
まぁ、生徒さんは「房中術」の事を知らなかった訳ですし、男女の交わりと「精氣」について説明したのでラブラブなご夫婦である以上、これからは旦那さんの精氣を無理に吸わないと思いますので問題はないかと思います。
うん、そう信じてる。
でもこういった「男女の交わり」に関しては氣功を知らない人でも普通に行っている訳ですが、目には視えない裏側でどういった事が行われているのかまでは知らない事がほとんどです。
それに今回は「房中術」をメインに話してますが、男女の交わりとか関係なく普通の日常の中でも「吸ったり吸われたり」という事は行われている訳です。
氣功はこういった普通では理解できない視点を手に入れる事が出来るので本当に面白いもんだと思います。
ここで大事なのはこの「吸ったり吸われたり」をしっかりと意識に上げる事です。
世の中は「氣付いたもん勝ち」的な部分が大きく、普通に生活しているだけでは氣付くのは難しいですが、氣付けば無駄にエネルギーを吸われるのを防げますし相手と良い関係を築きやすいです。
ただ、ここも注意が必要で、自分の嫌いな人や苦手な人を目の前にすると
「この人にエネルギーを吸われている!!」
と先入観バリバリで決めつけてしまう人もいたりしますが、それではあまりにも修行不足ですし、人間としての幅を狭めてしまいます。
エネルギーを吸う、とか吸われるとかに関してはちゃんとした導師の元で「氣感」を養った方が良いですね。
まぁ、一番は「吸った、吸われた」という視点から更に上の視点を手に入れて
「吸われようが吸われまいが構わない」
という感じになる事ではありますけどね。
今回の生徒さんから貰った質問を改めて考えてみると「氣功」って本当に面白いもんだな~、と実感した出来事でした。
今回の記事はセクシャルな部分を含んでいるので、ある意味ギリギリの内容になるかもしれませんがこの事を記事にするのを快く許可をくれた生徒さんと読んでくれた方々に感謝です!
・・・・・・今回は生徒さんとのやり取りから「房中術」について少し書きましたが、実は僕は「房中術」をそこまで実践していません。
正直、「房中術」って実戦の場だと儀式的な部分もあるのでやっていて面白くはないんですよね。
でも「房中術」は人氣のあるジャンルですのでたまに
「房中術を教えて下さい」
と言われる事もありますが、ほとんど教える事はありません。
「房中術」はとても良いモノだとは思うのですが、僕は行為に関して「氣を高める」という事よりも「ロマンティックさ」を求めるタイプなんです.。.:*・‘(*°∇°*)’・*:.。.
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
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