谷山です。
あなたは「チャネリング」という言葉を聞いた事はありますか?
チャネリングとは元々は「降霊術」の際に霊を降ろす「霊媒」を起源としたモノで、霊媒がトランス状態となって霊と交信(会話)する事から始まった技術です。
そこから「ニューエイジ」的な人たちが頻繁に霊と交信をするようになり、「降霊術」の様なおどろおどろしい雰囲氣はどんどん薄くなり、現代では特別なトレーニングをしていない人たちも氣軽に「チャネリング」をするようになっています(こういう人達をチャネラーと呼びます)
今日はそんな「チャネリング」について書いてみようと思います。
チャネリングをしている時の状態
まず、「チャネリング」をしている時ってのはどんな状態になっているのかと言うと、頭部にエネルギーが集中して「6番チャクラ」や「7番チャクラ」の稼働が上がっています。
特に7番チャクラの稼働が上がる事が多くあり、7番チャクラから更に上に向かって放射状にエネルギーが広がっている事が多いです。
ただ、これはあくまでキチンと氣をコントロールできている人で、そういった人はしっかりとトレーニングを積んでいる傾向があります。
逆に氣のコントロールが出来ていないのにチャネリングをしている人は頭部からエネルギーが下がらずに日常生活に支障をきたしている人もたくさんいます。
そんな状態になっても本人は
「私はチャネラーなの!」
と得意げに言っていたりする事が多いのはやっぱり頭部にエネルギーが集中しすぎているせいだと僕は思います。
チャネリングの危険性
けっこう前になりますが、とある人が
「グラウンディングが苦手なので教えて下さい」
といらっしゃいました。
この方を仮に「Aさん」とします。
Aさんは見た目は普通の女性でしたが、やたら頭部に氣が集中して下がりづらくなっていました。
そんでAさんの氣をじっくり読んでみると突然、僕の中に声が響きました。
その時、すぐに
「あ、チャネリングが始まった」
とピンときました。
その声は僕に
「私はAさんに自分の事を天使だと紹介しています」
「もしあなたがAさんと私が交信する事がマイナスだと思うならばその旨をAさんに伝えて頂いて構いません」
という風に言ってきました。
そして氣を読む事が終わって開口一番
「Aさん、チャネリングって知ってます?」
と聞くと
「私、実はチャネラーなんです!」
「でしょうね~ 天使だと自分で言ってましたよ」
「そうなんです、私天使に見守って貰ってるんです!」
と嬉しそうな感じでしたが、すぐに
「だからグラウンディングができないんですよ」
と結論を言いました。
ここで何が言いたいかと言うと
・チャネリングばかりしているからグラウンディングが出来ない(現実性が希薄)
・何と繋がってるかなんて分からないのに「自分は良い存在と繋がっている」と思い込む事が危ない(こういう人多いです)
・「交信を辞めるように言っても構わない」みたいに一見良い事を言ってきたりするから騙されやすい
という事です。
「チャネリング」って普通の人はやらない「高次との交信」(高次とは限らないけど!)ですからその人の「選民意識」みたいなモノを刺激しやすくなります。
それにばっかり没頭していると大事な「現実」というモノがおざなりになりがちですよ、という事ですね。
チャネリングはキチンとやれば別に悪いモノでもない
僕は元々、「チャネリング」とかはどちらかと言うと否定派ではありました。
何故なら「チャネリング」を始めとするワークってちゃんとトレーニングを積んでいない人が多くて能力に振り回されている印象があったからです。
ただ、エネルギーワークを色々と研究していくうちにキチンとやっていくうちに能力の幅を広げる為にも
「チャネリングもアリっちゃアリやな」
という風に考えもシフトしていきました。
エナジーラボには「7番チャクラ」を開いて自分とご縁のある「存在」と繋がりアドバイスを貰うトレーニングがあります。
その存在ってのは人それぞれですけどいわゆる「神仏」(宗教問わず)「ご先祖様」「守護してくれている存在」など多岐に渡ります。
そういった存在とコンタクトを取る時ってやっぱり「チャネリング」になってくるんですよね(もちろん声だけでなくビジュアルも視えます)
ですので、熟練した人の指導の下で「チャネリング」をやる事ってのは悪い事でもないのかな~、と思います。
チャネリングをする上でもエネルギーのコントロールは重要
チャネリングをする事自体は悪い事ではないのですが、やっぱり目には見えない世界ですから危険もある事は忘れないで欲しいです。
さっき書いた「Aさん」の例ぐらいでしたらまだグラウンディングが弱いぐらいなので大きな問題は起きていませんでしたが(当時は)、チャネリングを始めとするスピっぽいワークってのはエネルギーのバランスを欠いてしまう事もあります。
特に今回のテーマでもある「チャネリング」ってのはちょっと難しい所もあって、「高次と交信」とか聞くと
「高次元の存在の声が聞こえるんだろうな~」
という風にイメージする方も多いのですが、実際は「声が聞こえる」というよりもその存在の「思いのエネルギーをそのまま受け取る」と表現した方が近いのかな、と思います。
「思いのエネルギーを受け取る」という事を表現する時、「声が聞こえる」という表現より「テレパシー」と表した方が僕はしっくりきます。
ただ、「声が聞こえる」というイメージをそのままチャネリングの技術に当てはめて独自にトレーニングなどしていまうと本当に声が聞こえてくる事があります。
それを世間一般では「幻聴」と言います(「魔が入る」とかとも言います)
そうなってくるとその「声」に惑わされてエネルギーバランスもぐちゃぐちゃになり、精神や仕事、人間関係や家族なども崩壊してしまう恐れがあります。
でも、本人的には
「高次元の存在の言う事」
と信じて疑わない訳ですから、周りの人の声より幻聴を優先してしまいがちになります。
実際にこういう人を何人か知っていますが、そういう人の行きつく先は・・・・・・・・・・お察し下さいm_ _m
チャネリングに限らず「目には視えない技術」というのは現実に活かせないと意味がないと僕は思っています。
センスの良い人は自分の現実をより良くする為に目には視えないモノを取り入れようとしますが、それだけリスクもある、という事は覚えておいて下さいね。
何事もそうですが、自分のエネルギーバランスをしっかり整えつつ技術を磨いていきましょう!
まぁ、でもしっかり土台作りを忘れなければ恐れる事でもないんですけどね~
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
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