ブログ更新と願望実現

谷山です。

先月の20日から何回かお休みはしましたがほぼ毎日ブログを更新しています。

というのもウチの生徒さんでブログを書かれてる方と

「1か月間ブログ毎日更新するチャレンジをしてみよう」

という話になり、1か月の間ブログを更新を試みて一番多く記事を落とした(更新しなかった)人が他の人にご飯を奢る、というちょっと遊び心もいれた試みを行っています。

毎日ブログを書くと何か良い事はあるのでしょうか?

今日はそこら辺についてちょこっと書いてみたいと思います。

では行ってみよう!

1000日ブログチャレンジ

以前、よくお会いしていた人は「望む未来」をどうしても手に入れたいタイプの人でした。

そして望む未来を手に入れる為に勉強会などに参加してはそこで言われた事を実直にやっていく素直な人でもあります。

でもなかなか自分の望む未来を手に入れる事が出来ず、色々なセミナーなどに足しげく通っておりました。

いわゆる「引き寄せ難民」(セミナージプシー)と言われる人ですね。

その人がとあるセミナーに参加した際、講師の人が

「夢を叶えたければ1000日間、願望をたっぷり書いた記事のブログを毎日更新しろ!」

と言っていたそうです。

その様に言われたその人は

「よし!じゃあ毎日ブログを更新しよう!」

と思い立ち、本当に1000日の間ブログの更新を毎日行いました。

ほんと実直な人です。

そして1000日間ブログ更新を頑張った結果は

「全く効果なし」

という残念な結果に終わってしまいました。

あげくにその人はセミナー講師に対して

「あの人は嘘つきだ」

というレッテルを貼るに至ってしまったのです。

行う事で何がどう変わるのか?を押さえるべき

という訳でその人は1000日ブログチャレンジを達成したにも関わらず、願望の「が」の字も叶わなかった訳ですが、それはどこに問題があったのでしょうか?

ブログの書き方が悪かったのか?

1000日では足りなかったのか?

そもそもブログ更新自体が意味がなかったのではないか?

色々な要因が挙げられます。

僕的に考える要因としてはそれらはあまり関係なくて

「なぜそれを行うのか?」

という一番大事な部分が抜けていたからではないかと思うのです。

そもそもブログを1000日更新する、という事自体の目的は何だったのでしょう?

恐らくは

「願望を書いた記事を毎日書くことで自己イメージが書き換わり願望が現実化する」

みたいな狙いがあったのではないかと予測されます。

「引き寄せ」系で言うと、ブログじゃなくてもノート一杯に自分の願望を書く、とかもありましたがそれも同じような目的じゃないかと思います。

「願望を書いた記事を毎日書くことで自己イメージが書き換わり願望が現実化する」

これ自体、何ら問題はないと思います。

自己イメージを書き換える為の「手段」としてブログ更新を選んだのはそれはその講師のセンスでしょう(時代背景もあると思いますが)

でも「目的」ではなく「手段」に重きを置いてしまったが故に自己イメージを書き換えるのが目的ではなくなり、記事の更新が目的にすり替わってしまったのが問題だと思われます。

そりゃブログ更新を頑張ってるだけで願望が叶うなら今ごろ俺は総理大臣になってるはずですからね(笑)

こち亀の中でも上位のグッとくるシーン

「情報空間」という概念

ここで大事になってくるのが「情報空間」という概念です。

情報空間とは簡単に説明すると「物質ではない世界」と言えます。

目に視えない世界全般を指す概念ですから「氣」も情報空間に存在する、と言えますね。

情報空間は僕らがいつも捉えてる「世界」よりも広く、自分が考えられる全てのモノがそこには存在します。

自分が考えられる全てのモノがそこにある訳ですから、願望が叶っている自分もそこに存在します。

そして、情報空間に対するリアリティがこの物理空間を作っています。

どういう事かというと、例えば

「自分はダメだ」

という思いが強い人がいたとします。

この人の情報空間には「ダメな自分」だけでなく「最高な自分」も存在します。

もちろん「願望達成してる自分」も「優しい自分」「怒りっぽい自分」なども存在しています。

無数に存在する自分の中で「ダメな自分」というモノに一番強いリアリティを感じてる為に、この物理空間に「ダメな自分」を存在させていたりする訳です。

いわばこの物理空間というのは情報空間の「写像」(写し鏡)という事なんですね。

なので情報空間に「願望が叶ってる自分」が存在するのに、なぜ物理世界では願望達成が出来ていないかというと、それは

「願望が達成できてない自分」

に対して強いリアリティを感じてるからなんです。

1000日ブログ更新の本来の目的

物理空間は情報空間の写像

自分が一番強いリアリティを感じてる情報を物理に映し出している

この点を押さえておけば、セミナー講師の人が

「1000日ブログ更新をしろ」

と言った理由も見えてきます。

要は「ブログ更新」が本来の目的ではなく、「願望達成している自分にリアリティを感じる」事が本来の目的だったはずです。

その講師の人が情報空間の知識があったかどうかは分かりませんが、少なくともそういった情報を受講者に教える事をせずに「ブログ更新すれば願望達成できる」と言い切っていたようです。

視点の高いゴールがあれば手段は何でも良かったりする

「ブログ更新」と「理想の自分に強いリアリティを持つ」という事の優先度を考えた時、圧倒的に後者の方が優先度が高い訳です。

もっと言えば「理想の自分」にリアリティを持つ事が目的であればブログ更新なぞしなくても他の方法はいくらでもあります。

そういった原理的な部分を押さえずに「手段」だけを教えてるだけじゃあ願望達成をさせるのは難しいですよね。

手段と目的を見極めよう

もしそのセミナー講師の人に

「なぜブログを1000日間更新するんですか?」

と聞いたとしたら

「願望を達成する為に決まってるだろう」

と答えると思います。

それは間違いではないのですが、それでは目的自体がはっきりしてるようではっきりしてるとは思えません。

それはそこに「理論」が無いからです。

理論が無いと

ブログ更新は何の為?→願望達成の為

で思考が終わってしまいますが、情報空間の理論が入っていると

願望達成の為には何をする?→願望達成している自分に強いリアリティを持つのが大事

という事が見えてきます。

そしてその先には

「強いリアリティを持つためにはどうする?」

という疑問が出てきて、その為の手段を選択する事が出来ます。

そこまで思考が進めば本来の目的が見えているので手段は何でも良かったりするんです。

でも理論を知らないと言われた事だけを実直にこなす事だけしか出来ないので、講師との相性次第では全く願望が叶わない事もあり得る訳ですね。

ってかほとんどがそのパターンみたいです。

何かを行うのでも「行動する本質的な目的は何か?」という事をより高い視点で意識し続けるのが最も重要な事なんですよね。

まとめ

ここまで書いた事をまとめると

・1000日ブログ更新などの願望達成する方法の目的は願望達成してる自分にリアリティを持つ為の単なる手段

・物理空間は情報空間の写像

・本質的な目的を抽象度の高い視点で理解する その為の理論を知る

ってな感じになるのかな~

ここら辺が腑に落ちてくると情報空間のコントロールが少し上達できます。

逆に抑えておかないと目的達成の為に色々な事を学ばなければいけなくなるでしょう。

それらは全部単なる手段なのにそこに氣付かないまま・・・・・・・

怖いですよね。

学ぶ為にお金も一杯使っちゃいそうですし・・・・・

情報空間をどの様にコントロールしてなりたい自分になるか?

これは永遠に続く課題でもありますし、追っていくうちにどんどん自分が変わっていくのも分かってきます。

今回は1か月ブログ更新チャレンジにちなんで知人の「1000日ブログ更新」をネタに情報空間について少し書いてみました。

僕らが行っているのは1000日にはほど遠い1か月ですが、理論と実践を繰り返してる僕らにとっては1000日更新をするよりも大きな収穫が得られると思います。

1か月更新チャレンジも残すところあと1週間

「これを行う事で情報空間をどの様にコントロールするのか?」

こういった事を意識しつつ残りの日数を頑張っていきたいと思います!

 

でもあと何回か記事を落としそう・・・・・・・

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