谷山です。
実は今の中野の教室を引っ越さなければいけなくなりました。
契約上、仕方のない事なんですが5年ほどここで仕事をしていたので寂しい限りです・・・・
と、いう訳で先日は今の教室で開催する最後の練習会を行いました。
今回は初めて練習会に参加される生徒さんもチラホラいらっしゃいましたので氣に関する基礎的な事から氣の感じ方や意識の向け方などをじっくりやってみました。
今日は練習会で話した内容などをベースに記事を書いてみたいと思います。
氣は自分の思った通りには動かない
今回のタイトルになってる
「氣は自分の思った通りではなく感じた通りに動く」
という事ですが、これはどういった意味でしょうか?
僕が以前に会ったヒーラーさんなどで
「エネルギーってのは自分の思った通りに動くんだよ」
と言っている人を何人か見た事があります。
実際にそう教えてる先生もいたりするし、このブログを読んでくれてる人の中にもそう教わったりしてその様に捉えてる人もいるかと思います。
でも、それは僕から言わせてもらうと半分正解で半分間違ってると言えます。
エネルギーってのは確かに自分の思った通りに動いてくれるんですが、厳密に表現すると「思った通り」というか「感じた通り」に動く、という方がしっくりきます。
「エネルギーは思った通りに動く」とか言う人達はスピリチュアル好きのヒーラーさんに多いイメージですが、この手の人達が感じてるエネルギーの感覚(氣感)は薄い事が多いです。
氣感が薄い、という事は「臨場感」が低いという事です(同調をかければ相手が感じてる臨場感の高低も分かるんです)
臨場感が低い状態で自分では「このように動いている」と思ってイメージしていたとしても実際に動く氣の総量としては相当少なく、実感として感じられないような事も多くあります。
また、僕が以前に出会ったプロのヒーラーさんでさえ、「エネルギーは思ったように動くんだよ」と言っていていました。
そしてその人がヒーリングをしている場面を見た事がありますが、その人は氣が上部に集中していて、決してバランスが取れている状態ではありません。
なんか「〇〇如来のエネルギー」とか言ってたから、そんな事ばっかり意識して上のチャクラだけ稼働してる感じでしたね。
もしその人の氣感が高く、氣の感じ方にもっとリアリティを感じられてれば自分の状態を察知できて自分自身の氣のコントロールもできたはずです。
なので、エネルギーをコントロールするのに大事なのはやっぱり氣に対する「リアリティ」(臨場感)です。
リアリティは頭の中だけで感じるモノではなく、実際に身体の中や体外に流れる氣の流れを正確に感じられれば感じられるほど流れるエネルギーの総量が増して効果が上がっていきます。
そして、エネルギーを自分の感じたいように操り、感じたくない部位や流したくない部位へのエネルギーの感覚を意図的にシャットアウトする事で自分の思い通りにエネルギーを操る事が出来る訳です。
なので
「氣は自分の思った通りではなく感じた通りに動く」
という風に言えるんですよね。
あなたの感じやすいところはどこですか?
とまぁ、そんな話をさせて貰った後に
「あなたはいま自分の体のどこに意識があるか?(感じやすいか?)」
というチェックを行いました。
基本的に意識が集まるところに「氣」が集まります。
例えばケガとかしてて、痛みがあると自然とそこが氣になって意識が集まります。
そして無意識的にそこを庇うような動きをしたりする訳です。
でも、もしケガなどをしていなかった場合でも人は無意識に自分の身体のどこかに意識を集めています。
そんな事は言われなければ氣付く人もほとんどいないでしょう。
なので
「あなたはいま身体のどこが一番感じやすいですか?」
と少し下ネタっぽくはなりますが、そんな質問をしてみると多くの人がそこで初めて無意識的に身体の特定の部位に意識が集まってる事に氣付きます。
そして多くの人が「頭」や「胸」と答えます。
「頭」は五感の多くが集まる場所ですし思考もします、「胸」はストレスが貯まっていたり思い悩む事、将来に対する不安など情緒的な部位なので氣が集中する事が多いです。
ホントは「お腹」とか「会陰部」に意識が集まるのが理想かもしれませんが、現実はやっぱり「頭」や「胸」に集まってる人が多いんですよね。
頭や胸に集まるのが一概に悪い事だとは言いませんが、頭部や胸に集まってる氣を感じてみると「邪氣」である事がほとんどです。
そこで、頭や胸に無意識的に集まってる氣を呼吸法を使い、お腹や足の裏などの重心がかかる所に移動させてみます。
「意識が集まる場所が変わると自分がどのように変化するか」
という事を実験的にやってみたんですね。
そうやって自分の身体の「意識する部位」が変わるだけで精神がリラックスして肉体的にも精神的にも楽になるし頭の中もスッキリするんです。
でも、普段は無意識的に自分が苦しい部位に氣が集まってる・・・・・・
意識的に移動させたとしてもすぐにまた苦しい部位に集まってきて精神も思考もネガティブになっていく・・・・・
とりまここに氣付けるだけでOKで、そこにさえ氣付ければ
「いま、自分はネガティブな感情を抱いているからきっと胸に氣が集まってるな」
とか
「頭の中で考えがグルグルしてるから頭に氣が集まってるな」
みたいな感じで例え氣感がなくとも「いまの状態」から「氣がどこに集まってるか?」という事も分かってきます。
それさえ分かってれば後は呼吸法などで自分の氣を下腹部など安定感が増す部位に移動させてあげればそれこそすなわち「自分自身のコントロール」に繋がっていく訳です。
もちろん一時的に氣をコントロールしてもホメオスタシスが働いて元に戻っていきますが、こういった事を繰り返し行っていく事で自分の手綱を自分で握る事が出来るようになっていきます。
その為にもまずは
「自分の身体のどこに意識が集まっているか?」
というチェックをする事は大事なんですね~
練習会で他にやった事とか肉の写真
最初に書いた通り、今回は新しく参加される方がいたので「氣」に対する基礎的な部分を中心に練習会を行いました。
でも、練習会の内容を記事にしたら、たった二つの事でこれだけ長い記事になってしまったので今日はここら辺にしとこうかと思います。
今回の練習会で他にやった事として
・物質を使って氣感のリアリティを上げる
・相手の感情をリーディング
・「場」の氣の流れの変化を感じる・・・・などなど
という事をやりました。
とまぁ、そんな感じでこの場所で行う最後の練習会はみっちりと濃い時間を過ごした訳です。
皆さん、かなり集中していたので最後はボッ~として良い感じで疲労感を醸し出してましたね~
練習会が終わってから、近所の熟成肉のお店で打ち上げをしてこの日は終わりました。
次の引っ越し先は決まってないので、新しい場所で皆が集まるような練習会が出来るか分かりませんが、やっぱり人対人で行う練習は氣のコントロールにおいて重要なポイントなのでこれからも続けていきたいですね~
・・・・・・・・・・・・・・でもその前に新しい引っ越し先を決めなきゃね(汗
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
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