現状を変えたいなら自分の器を広げよう

谷山です。

ここんとこ、ブログに手が回らなくて更新が全然できてないんですが、何故かブログのPVが以前の1.5~2倍ぐらいになってます。

いや~、こんなニッチなブログですが見てくれてる人たくさんいるんですね~

ほんとありがたい事です。

今は更新が少ないですが、これからも一つよろしくお願いいたしますm_ _m

さて、今日は僕が色々な人と話をしている中で日ごろ感じている

「人間は今いる場所が一番お似合い」

というような話をしたいと思います。

蟹は甲羅に似せて穴を掘る

ウチに来られる方(というか行法をやる人全般)ってのは基本的に

「現状に不満がある人」

が多いです。

もともと「行」に入る人というのは

「今の自分、現状では満足できない」

という、ある意味で「我」の強い人が多くいるので

「自分(現状)を変えたい!」

という思考になるのは理にかなってると言えるんですね(まぁ、そう考えてんのは「行」に入る人だけって訳じゃないですけど)

僕も生徒さん達が自身の現状を変える為に一生懸命にやられている話などよく聞かせて貰いますし、僕が出来る事であれば協力は惜しみません。

ただ、どれだけ現状に不満があろうとも覚えておいて欲しい事があるんです。

それは

「今の現状がどうであれ、その現状は今の自分の器にピッタリと収まってる」

という事です。

これを慣用句では

「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」

と表現したりします。

蟹は砂浜に穴を掘る時は自分の甲羅の大きさ分しか掘りません。

甲羅より大きい穴や甲羅が入らないような小さな穴は掘りません。

ちょうどぴったり自分の甲羅の大きさにハマるように穴を掘ります。

蟹が穴を掘る様を人間に当てはめた言葉ですが、この言葉は上手い事できてんな~、と感心します。

それは自分自身も含めて、色々な人の相談や愚痴を聞いてきましたが、結局のところ

「自分の力量(器)がその現状を創り出してる」

と思うからです。

「環境のせいで本当の力が発揮できない」

「あの人がいるから私らしく生きられない」

そんな言葉は何度も聞いた事がありますが、その度に

(蟹は甲羅に似せて穴を掘るんだよな~)

と心の中で思う訳です。

現状を変えたいなら自分の器を広げよう

そんな感じで現状に不満を持ってる方々と色々な話をする訳ですが、結局のところ

「現状を変えたいなら自分の考え方や行動を変えた方が早い」

といつも思います。

「蟹は~」という言葉にもある通り、自分の環境って自分で作ってるし力量的に言えば「ピッタリ収まってる」という事になります。

ただね~、もう皆さん「大人」ですから自分の信念が固まっちゃってる事が多いんですよね。

「私は悪くない、悪いのは周りだ」

みたいな考えに固執しちゃってるとどんどん状況って悪化するんですよ。

そうやって周りのせいにし続けてにっちもさっちもいかなくなった例も見てきました。

本当に現状を打破したいなら、さっきも書いた通り「自分の器」を広げる努力をして欲しいと思います。

自分の器を広げる為に覚えておいて欲しい事

「器を広げる」っていうと何かとんでもない事をやらなくてはいけないような氣がしてこなくもないですが、実はとってもシンプルです。

器を大きくする為に心掛けた方が良い事とは・・・・・・

・何でもいいからチャレンジをする
・人のせいにしない(自己責任論)

という二つだけです。

「チャレンジ」って何でもいいんです。

「新しく何かを学ぶ」とかでもいいですし「ジョギングを始める」とかのちょっとしたことでももちろんOKです。

要は何でもいいので新しい自分の為に「今やっていない何か」を始めてみて下さい。

そうすると

(新しく学んでも身に入ってこない・・・)

とか

(ジョギングが続かない・・・・)

と大なり小なり色々な困難にぶち当たります。

その「困難」は「課題」です。

勉強と一緒で「課題」はクリアすればするほど「実力」がつきます。

その「実力」が自分の器を広げてくれる手助けをしてくれる訳です。

「課題」と聞くと難しく聞こえますが、「新たな自分になる」という目的を持って取り組んで下さい。

失敗してもいいんです、失敗も大事な学びです。

何より大事なのは「やりきる事」です。

また、二つ目の「自己責任論」ですが、勘違いしないで欲しいのはあくまで「自己責任」は「自分の責任」であって「自分が悪い」という「責め」ではない、という事です。

「責任」は自分が背負う必要がある「任務」です。

「こういう状況になったのも自分の力量だから仕方ない。これからどうやって変えていくか」

というように先に目が向きます。

逆に「責め」は罪悪感や無力感を生み出します。

「こうなってしまったのは私が出来ないからだ。私は無力なんだ」

みたいな感じで「出来ない事」にフォーカスをして現状を嘆きます。

ちょっと極端な例ですが、「自分を責める人」ってのはそこで思考が止まってしまう傾向が多いような氣がします。

現状を変えたいのにその変えたい現状を嘆いてるだけでは何にも変わらないですよね~

自分の人生なんですから、しっかりと人生に「責任」を取って貰いたいと思います。

現状に不満を持って変えていきたいと考えるのはある意味で自然で普通な事です。

その現状に愚痴を言うのもいいでしょう。

でも、結局は不満を持ってる現状自体が自分の器の表れだと自覚して、環境や誰かのせいにするエネルギーを自己責任の名の元に自分の「器」を広げる努力をした方が何倍も大きな変化をもたらせます。

良い人生を送るためにも自分の「器」は大きく構えたいもんですね~

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