谷山です。
このブログではよく
「精をつけよう」
とか
「精を漏らさないようにしよう」
というような事を書いています。
「氣」ってのは人間の「生命エネルギー」みたいなモンです。
言い換えると「生命力」とも言えます。
そして「生命力」の元となるのが「精」(と言われるエネルギー)だったりする訳です。
なので「生命力の源」である「精」というのはとても重要だったりするんですね~
精をつけるという事
「精」は基本的に食事から摂取します。
文字通り「精がつく食材」でよく言われている所では
・ニラ
・ニンニク
・山芋
・ウナギ
・牡蠣
なんてのが代表的ではないでしょうか?
「精がつく食材」の栄養素として
・亜鉛
・アルギニン
・セレン
・ビタミンB群
などが多く含まれる事が共通しています。
これらの栄養をバランス良く摂取する事で「生命力」が少しづつ蓄えられる訳ですね~
余談ですが、セクシー男優で一世を風靡した「チョコボール向井氏」が現役の頃に
「精をつけよう」
と毎日焼肉を食べてたら監督に
「肉を少なくしてネバネバしたモノを食べろ」
と怒られた、という話があります。
一般的に「精をつける」というとチョコボール氏の様に「肉を食べる」というイメージがあります。
ただ実際のところ「肉」はタンパク質や亜鉛、鉄なども含まれる優秀な食材ではありますが、腸で腐敗しやすい為に食べ過ぎは逆効果なんですよね。
肉はほどほどにして「ネバネバ」した食材は胃腸にも優しいのでお勧めです^^(肉なら赤身が良いです)
精を漏らすという事
そうやって食事などでせっかく「精」(エネルギー)をつけてもそれを漏らしてたらあんまり意味はない訳です。
ではどんな行動が「精を漏らす行動」につながるのでしょうか?
細かく分類すると途方もない数になってしまいますが、大雑把に分類した行動は↑の記事に書いてあります。
記事にも書いてますが、日常の中で普通に行ってる事が実はけっこう「精」を消費してたりするんですよね。
でも、実はリンク先の記事では書かなかった一番の「精を漏らす」行動があります。
それは
「性交渉」
です(房中術などのタントラ的セックスを除く)
人間の根源的な欲求の一つに
「子孫を残す」
という欲求があります。
ロマンもへったくれも無い言い方をしてしまうと、人間の異性を求める欲求や性衝動などの根本はやっぱり「子孫を残す」という本能によるものです。
性交渉において「射精」を伴う男性の消費は特に激しいと言われています。
人間の生命力を高める為に書かれた「養生訓」にも
「40を過ぎたら射精回数を少なくして60を過ぎたら射精禁止」
という記述があるぐらい男性の「射精」はエネルギーを消費してしまうんです。
っていうか60過ぎてもそういう衝動って湧いてくるもんなんすね(汗
精をつけると性欲が増す
これはまぁ、当たり前の事なんですが
「氣エネルギーを養う為に精がつくモノをたくさん食べるぞ!」
なんて息巻いて精力がつく食べ物をたくさん食べていると文字通り「精」がつきます。
そこまでだったら問題は無いのですが「精」がつけばつくほど「性的欲求」も強くなります。
仙道では流派によって「射精禁止」を義務付ける流派もあるぐらいけっこう大事な事だったりしますし、トレーニングを行う一つの目標である「クンダリーニ覚醒」に至る為にも「射精」は抑える必要があります。
僕は以前、精をつける為に食材だけでなく「スッポン」「マムシ」「高麗人参」などを粉末状にしたサプリを飲んでいた事もあります。
そうすると身体中にエネルギーが溢れるのは良いのですが、身体も火照りやすくなり、性的な欲求が湧きやすくなってしまいます。
要は
「何もないのに急にモジモジしはじめる」
という事が増えた訳です。
せっかく「精」がついたのに漏らしてしまっては意味がありません。
でもこの「欲求」にはけっこう参ってしまった記憶があります。
モジモジしてしまった時の対処法
おっさんが「モジモジした時の話」なんて書いても単に氣持ちの悪い記事になってしまいますし、書いてる方も
「俺は何書いてんだ!?」
と思いますが、そういった経験があったからこそ
「性的な衝動を活動エネルギーに変える」
という事が出来るようになった、という事でご勘弁ください><
さて、話を本筋に戻して
「精をつける為に飲食を意識するのはいいけど、「精」がついてくると性的な欲求も強くなってしまって困る」
「無駄なエネルギーを消費したくない」
そんな時にちょっと試してみて貰いたい事があります。
まず
・目を閉じてゆっくり深呼吸をします。
・そしたら息を吸う時に「肛門」を締めます。
・そして息を吐く時に肛門を緩めます。
・肛門を締めたり緩めたりする事を数回繰り返したら、今度は息を吸う時、肛門を締めると同時に下腹部のエネルギーが頭部まで昇ってくるイメージをします(吐く時は特にイメージはせずに肛門を緩めるだけ)
それを繰り返していると驚く事にさっきまでムラムラしてた衝動が収まっている事に氣付くと思います。
更に頭も冴えて清々しい氣分にもなってるかと思います。
これは下腹部に貯まった「性的エネルギー」を肛門の動きとイメージによって頭部に移動させるトレーニングです。
このブログでもよく書いてますが「氣は下げる」のが基本です。
ですが、モジモジした状態のままで精を漏らしてしまうぐらいならばそのエネルギーを違う部位に流した方がずっと良いです。
また、「性的エネルギー」というのはとても強力なエネルギーなので、それを頭部に流す事で脳が活性化して視界も思考もクリアになります。
これを「環精補脳」と言います。
自分の脳が活性化するのが分かると思うし、男女問わず効果が期待できる事ですしムラムラしてない時でも効果はあるのでぜひ試してみて下さい。
人間は「エネルギー」が漲っていれば少々のネガティブなモノには負けません。
なので
「精をつける事、漏らさない事」
を意識するのはとても大切な事です。
でも、そういった事を考えすぎても生きる上での楽しみが減ってしまうのもつまらないな~、とも思います。
なので普段から
「精をつける」
「精を漏らさない」
という事を意識しつつ、たまにはゆる~く漏らしていくのもたまにはアリなんじゃないかな~、と思う訳です。
「精」はお金と一緒で貯めるのも大事だけど使うのも大事、って事ですかね~ 持論ですが(笑)
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
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