谷山です。
突然ですが皆さん「ゴール」はきちんと見続けていますか?
コーチング(に限らずですが)において「ゴール」はとても重要です。
「ゴール」を日本語で言うと「目標」とか「夢」という風に翻訳しそうですが、実際のニュアンスは少し違っています。
「ゴールを達成していない自分」と「ゴールを達成している自分」というモノは同じ「自分」と思いがちですが、実は全く違う「自分」であると言えます。
ここに連続性は存在しません。
でも「目標」とか「夢」という言葉だと今の自分のまま達成するようなイメージを抱いてしまうんじゃないかな~、と思う訳です。
これだと「今」の自分がそのままでゴールを達成できると言えてしまい「今」が連続しているような感じなんですよね。
ちょっと意味が分かりづらいかもしれませんが、今日はこんな感じで記事を書きたいと思います。
「ゴール」はめちゃくちゃな内容の方がいい
一言で「ゴール」と言っても
「今の月収からプラス10万がゴール(目標)です」
というような人もいたりますが、厳密に言えばそれは「ゴール」とは言い難いんです。
月収プラス10万とかだと「今の自分」でも達成できる範囲になってしまい「今」の連続性から離れられず、「過去、現在、未来」の時間の連続性からも離れる事は出来ません。
「ゴール」はもっとめちゃくちゃな方がきちんと動き出します。
現在、会社員の人とかであれば
「起業して年収を億にして美女に囲まれながら海外でウハウハな生活を送ってる」
とかの方が「ゴール」の機能性は高いんです。
「今の自分」では絶対に叶えられないゴールを設定して、そのゴールを見続けているとゴールに関連した「でかい氣付き」を得たり、普通だったらあり得ない様な「奇跡」が起きたりします。
宇宙はあなたが可能性を広げる事を望んでいてそれは宇宙自身の為でもあったりします。
その為にあなたに色々と手を貸してくれる、という感じです。
これを「奇跡」と言ったりします。
逆に「今の自分」でも達成できるようなゴールだとしたら動くエネルギーも小さくて大きな変化に結びつきづらくなります。
ここら辺は「その人の抽象度」がとても関係してるのですがそれはまた別の機会にお話しさせて頂きます。
何にせよ「ゴール」は「今の自分」では絶対に達成できないモノの方が結果に結びつきやすい、ちゅう事ですな。
いきなり「宇宙」なんて言葉が出てきて自分でもビックリ・・・・・
めちゃくちゃな「ゴール」を達成する為に
そんな感じでゴールはめちゃくちゃで荒唐無稽な方が機能しやすい訳なんですが、それには「今の自分」から離れる必要があります。
今の自分は「達成できない自分」です。
でもゴールを達成するには「達成できる自分」に変化する必要があります。
「達成できる自分」に変化する為には「達成できない自分」を形成している現状を捨てる必要があります。
現状とは環境や状況、過去や癖なども含めた自分に関係するモノ全てを含みます。
お釈迦さんが地位と女房と子供を捨てて悟りを開いた話なんかもそうですよね。
お釈迦さんも捨てたくて捨てた訳じゃなくて単に「現状」よりも「ゴール」を見続けた結果なんだと思います。
まぁ、直接聞いた訳じゃないから心情までは知らんけど理論的には全く一緒です。
でも人は変化を嫌う生き物です。
これらを捨てるのには本当に勇氣が必要です。
「いや、自分は変化を望んでいる!」
という人もいたりしますが、今の自分が好きなモノなども含めて捨てる覚悟があるかどうか?という事です。
無理に捨てる必要は全くありませんが、ゴールを見続けていると何かを捨てる時期は必ずやってきます。
その時期に来た時に
「これは捨てたくない!」
と執着をしていると「今の自分」から離れられなくなり、結果として「達成している自分」に移動が出来なくなってしまう訳ですね。
こう書くと
「ゴールを達成するのは大変そうだ」
と感じる人もいるかと思いますが、子供の頃を思い出してみて下さい。
子供の頃に好きだったおもちゃやアニメ、好きな人だったりって絶対手放したくなかったと思います。
でも今は「いい思い出だな~」みたいな感じで執着してないでしょ?
捨てる時は勇氣も必要ですが、自分が変化していくうちに段々と「過去の記憶」になっていきます。
現状を捨てるという事は未来の自分からしたらそんなもんだったりするんです。
今を楽しみ今を捨てる
とは言っても人間は感情の生き物ですから何かを捨てたり離れたりする時ってのは悲しい感情や辛い氣持ちになったりするのは普通の事です。
でもそれはゴールを達成する為に必要な事なんです。
「今」とは単に「今」です。
そこに過去も未来もありません。
でも人は過去の産物の上に今があると思ってますから、現状を捨てる時とかに自分が自分でなくなってしまう氣持ちが出てきて恐怖を覚えたりもします。
それが「ホメオスタシスの働き」であり「執着」というモノです。
これを手放せないと次の自分に移動が出来なくなります。
なのでホメオスタシスや執着から離れる為に知識を得て氣力を養います。
抽象度の高い知識を腑に落として強力な氣力を纏う事が出来ればシンプルに「今」がとても幸せに感じるようになります。
「今」にいる事で多幸感を感じるようになるんですね。
そこには過去も未来もありません。
その状態で設定したゴールを見続けていると「何か」を捨てる時が来たとしても
「ゴールに近づいたな」
という解釈ができるようになります。
そして現実がその解釈通りに動いていってくれる訳です。
なので「今を楽しみ今を捨てる」という事が自分が設定したゴールに近づいていく大切なステップなんじゃないかな~、と思う訳です。
「現状を捨てる事に恐怖を感じてる自分」を捨てて「現状を捨てる事が楽しくて仕方ない自分」に移動する事が大切ですよね。
それにはしっかりと「ゴール」を見続ける事がポイントです。
「今を楽しみ今を捨てる」
こんな軽やかな生き方が出来たらいいと思いませんか?
追伸
今日の記事は「氣功」というより「コーチング」的な要素が強い記事ではあります。
けどこれも視点を変えればこの内容も「氣功」と言えるんですよね。
ウチの生徒さん達だったら言うまでもなく分かってくれる事ではあると思いますが(そう願ってる)このブログを読んでくれてる方々に少しでも高い視点を持っていただきたいと思いあえてこういった内容の記事を書いてみました。
皆さんがより軽やかに生きられる事を願っております。
合掌
谷山 慶裕と言います。
自分が経験した事や学んだ事を元に「氣エネルギー」の重要性と楽しさを面白可笑しく伝えたいです。
プロフィールの詳細はコチラ
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