違う世界に飛び込む時に起こる事

谷山です。

慶氣・エナジーラボではそれぞれの生徒さん各々の目的に沿ったグループを作り、そこで情報交換や氣功の練習を行ったりしています。

その中で

「プロを目指すグループ」

というグループが存在します。

簡単に言うとエネルギーワークに限らず何かしらの専門的なモノを生業にしたい人達のグループですね。

こちらでは主に情報交換などを行うのですが、こちらのグループはまだ「プロ」としての経験が無い人達な訳です(半分プロの人や過去にプロとして活動していた人もいますが)

そのグループに所属している人達は扱える技術も氣脈の開発程度もバラバラです。

そういった人達が同じ志を持って集まるとそれ様のエネルギーが発生して、なかなか面白い感じになっています。

ただ、「プロを目指す人達」を見ていて感づる部分もあったりするので今日はそこら辺について書いてみたいと思います。

では行ってみよう!

未経験の世界に飛び込む勇氣

このグループに所属している人達は現在は「プロ」としての経験が無い、もしくは「生業にしてる」とまでは言えない人達です。

要はこれから未経験の世界に突っ込む訳です。

多くの人が経験あると思いますが、自分が今まで経験した事の無い世界(業界)に飛び込むのって勇氣が必要です。

なので

「自分が納得できるスキルを手に入れたらやる」

というような思考のパターンにハマる人が多いです。

言い方に語弊が出るかもしれませんが、このパターンは「新しい世界」に恐怖しているが故に理由を見つけて動けないケースだったりします。

このブログでも何度か書いてますが、プロになった事がない人がプロに必要なスキルが分かる訳ないんです。

言葉が良くないかもしれませんが、「プロ」として生計を立ててない以上、その人は「素人」なんですよね。

「素人」(こう書くとなんか偉そうだけどさ)の人がいくら考えても納得するスキルなんて分からないんです。

でもさっき書いた通り、人間は自分の知らない世界に飛び込むのはとても怖いモノなので何かしらの理由を立てて「今の場所」から動かないように思考が働いてしまうんですよね。

谷山が初めてプロとして活動した時

僕はこの世界に入った理由は

「この世界で喰っていく為」

でした。

最初からこういった事を目的としているのはあんまりいないタイプかもしんないですね。

でも、この業界に入ってきた理由自体が「この世界で喰ってく為」でしたから何を学んでも

「これをどうしたら喰ってく事に繋がるか?」

という事ばかり考えてました。

そしてこの業界に入って2年ちょいぐらいで当時の先生の許しを得て「プロ」として活動する事にしました。

まぁ、言ってしまえばこの世界に入って2年ちょいぐらいの若造な訳です。

そんな奴がいきなり凄い事なんかできる訳ありません。

今から考えると

「よくあんなレベルでプロとして活動しようと思ったな」

という感じです。

そこからは自分の修行はほどほどにして「喰ってく為」に集客をする事ばかり勉強していました。

そうこうしているウチに一人、二人と僕を頼ってきてくれる人が増えてきます。

自分の実力はさておき、自分を頼ってきてくれる人を目の前にして

「俺にはできね~」

なんて甘えは出てこない訳です。

当時の自分なりではありましたが、出来る事を本氣で取り組んでました。

ほんと色々ありました。

自分の力不足を実感して打ちひしがれたり、当時の自分の能力では解決できないような「邪氣」を被って寝込んだりと普通に生きてたら経験しないような出来事がたくさん起こりました。

でも、その経験が自分のスキルを上げてくれた、という事はメチャクチャ実感しています。

はっきり言ってしまうと当時の自分の能力は今のウチの生徒さん達の足元にも及びません。

でも、生業としている以上、辞めたら喰っていけないし好きで始めた仕事だしで前に進むしかなかったんです。

思い返すと本当にタフになったと思います。

プロとして活動した直後は誰でも「素人」です。

そんな素人でもプロの世界を手探りで進む事で自分が今までいた世界と違う世界を学ぶ事が出来たんですね。

新しい世界に畏怖するのはホメオスタシスの働き

まぁ、結局何が言いたいかと言うと

「その世界に飛び込んでみないとその世界の事は分からないから初動は動きまくる事」

という事です。

「プロにはこういったスキルが必要」

そういった考えが間違ってる訳ではありませんが、最初の時点でごちゃごちゃ考えてしまうと動けなくなります。

もしあなたがエネルギーワークのプロを目指していなくても、何かしら新しい世界に飛び込もうと考えた時

「待てよ、〇〇って絶対必要だよな」

「××の準備が整ったらやろう」

という風に考えるかもしれません。

パッと聞くと至極まっとうな意見だし、別に間違ってる訳でもありません。

でも、それは言い換えると

「ホメオスタシスの罠」

とも言えるんです。

一応、書いておくと「ホメオスタシス」(恒常性維持機能)は「今」の状況や状態に留まろうとするこの宇宙に存在するモノ全てに備わっている能力です。

一見するとホメオスタシスは悪いモノのように聞こえますが、この能力が無いと人間は生命を維持できません。

なので必要な能力です。

でも、別の角度から見てみれば「変化を嫌う」とも言える能力なので新しい世界に飛び込もうと考えた時に

「やれ、〇〇が足りない」

「やれ、××が出来なきゃダメ」

みたいな感じで考えてしまうのは

「今の状況をキープしよう」

というホメオスタシスの働きがあるからなんですね。

もしあなたが何か新しい事を始めようとした時、何かしらその考えをストップしようとする思考が出てきたらそれは「ホメオスタシスの罠」と言ってよいと思います。

どんな正当(だと思われる)な理由が出てきたとしても、まずは

「あ、いま自分は自分をストップさせる事を考えてる」

と氣付けると良いです。

そして

「これはホメオスタシスが働いてるんだな」

と解釈してみて欲しいです。

そうすると、得も言われぬ恐怖にも似た不快な感情を覚えるかもしれません。

その感情こそが「ホメオスタシス」が引き起こしてる感情なんです。

そこに氣付ければ

「怖え~ でも怖いって事はこの先は自分が未経験の世界なんだな」

という風に思う事が出来ると思います(多分)

しかし「ホメオスタシスの罠」はとても功名です。

まっとうな理由をつけてあなたを「その場所」に留めようとします。

でも、思い出して下さい。

あなたが(今回の話で言うと)「プロ」になる為に一番必要なモノは「生計を立てれる売り上げ」ではないでしょうか?

「理想のプロ像」みたいなモノもあるかもしれませんが、理想のプロ像になっても喰えてなかったら意味が無いんです。

「プロとしてスタートしたけど喰えない」

これが一番の問題であり、それ以外の問題は大した問題ではないんです。

さっきも書きましたが、プロとして実戦を踏んでれば嫌でも理想に近づきます。

でもそれは実戦を踏みまくった上で生まれた「理想」です。

これが本当の「理想」です。

まだ活動していない人が思い描く「理想のプロ像」は素人の考える「理想」なんですよね。

まずはプロを目指すのであれば

「1に実戦、2に実戦、3,4が無くて5に訓練」

ぐらいの氣持ちで良いのかな~、と思います。

んで、実戦を踏む為に「集客」が必要になります。

あなたがプロを目指すならスキルうんぬんも大事ですが、それよりも

「どうやったら今の自分で人の役に立てるか?」

という事を考えた方が良いと思います。

その思考が集客に繋がっていきます。

色々と書いてきましたが、一番大事なのは「本氣度」です。

あなたが本氣なら確実に次の世界の扉が開きますよ^^

 

・・・・・・・・・・こういう事を書くと

「でもあなたは私の事情なんて知らないじゃない!」

とか怒りそうな人もいたりしますが、その思考はまさしく「ホメオスタシスの罠」なんですよね。

何でもそうですが、新しい世界の扉を開けるにはまずは動くしかない、ちゅう事です。

「分かっちゃいるけど動けない・・・・・・」

そんな人がいるようなら「氣」入れてあげるからいつでもいらっしゃいな

コメント

タイトルとURLをコピーしました